記憶喪失の主人公ジョン(ルーファス・シーウェル)の目覚め、そして奇怪な事件に始まりやがて世界の根幹に関わる謎に迫っていくと言うストーリーは『ドグラ・マグラ』や打ち切りに終わったドラマ版『ザ・ミスト』も>>続きを読む
今はなき渋谷の東急文化会館で鑑賞。
公開前にポスターが貼ってあって、最初の邦題は『クロウ・死闘伝説』でした。
恋人と共に非業の死をとげた主人公がカラスの力で蘇り不死身のヒーローとなる復讐譚。
とにかく>>続きを読む
サウンドトラックはカッコいいです。
いかにもこの時代のロックみたいな。
スポーンのマスクがカシャカシャカシャと装着される所や巨大なマントが波みたいに広がって天井から舞い降りるシーンなどひとつひとつのデ>>続きを読む
ヘルレイザーのセノバイドの様なゴス・ゾンビ・ヒロインのビジュアルだけで殆ど成功、と言いたいのですが正直話はあんまり。
この時代、配給の東宝東和によるホラー映画の誇大・話題作り宣伝は有名で劇中登場しない物・キャラクターや話をでっち上げたり、キャラクターに勝手に名前を付けたり今思えばおおらかな時代だったと思うのと同時に現>>続きを読む
両腕がガトリング砲になってるゾンビ・サイボーグはカッコいい。
デザインは最高。
あのビジュアルを写真を見た時これは期待出来ると思ったんですが、それは見事に裏切られる結果に。
ゾンビ・サイボーグあんまり>>続きを読む
この作品は映画館で見たかった。
『デモンズ』『バタリアン』『ファンタズム』は80年代スプラッターホラー映画全盛時代の三大カルト、ボンクラホラー映画ファンの聖典。
なんと言ってもこのポスターヴィジュア>>続きを読む
「空想科学、SFだ」
主人公と「ビックリおじさん(アホでイラッと来る、かついいキャラだ)」との会話の中にさりげなく出てくるこの台詞は本作の暗喩なのでは。
ゾンビ映画と言うよりもSF映画だと思います。>>続きを読む
♪♪パァ~ン・パランパァ~~ン!パ・パ・パァ~ン♪パラパ~ラッパッパァ~~パッパッ~パ~ン!!♪♪♪
(ナレーション・羽佐間道夫)
エリアXと呼ばれる謎の空間!
数多くの人々が調査に向かったが誰一人>>続きを読む
《ダークユニバース》のプロローグ特別映像でDr.フランケンシュタインが「神と怪物の新世界が始まるのだ!」と叫ぶシーン。
『フランケンシュタイン』のこの映像が本作にもジェイムズ(イアン・マッケラン)のフ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『シェイプ・オブ・ウォーター』が素晴らしかったので改めて鑑賞。
しかし初めて見た時と感想は変わらず。
「だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した」
ってこの、コピーの時点で嫌な予感嫌な終わり方しか>>続きを読む
「ガン=カタ第二弾!」
ババー('ω')ーン!!
『リベリオン』から進化した「ガン=カタVer.2.0」は銃・刀に加えてミラ・ジョヴォヴィッチの女性ならではのしなやかな動きとバレリーナが踊りながら>>続きを読む
「闘士レモに武器はいらない!」
ババー('ω')ーン!!
と「チャンベールバトル!」に匹敵するキレのあるコピー。
『レモ・第一の挑戦』ですが『第二の挑戦』はなかった( ;∀;)
ネットで評を検索す>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ギレルモ・デル・トロ監督の
《ひとりダークユニバース》
誰が何と言おうがコレは『大アマゾンの半魚人』のリメイク。
大コケしてダークユニバースそのものをポシャらせた『ザ・マミー』の溜飲が(勝手に)下がり>>続きを読む
うちの奥さんが好きだと言っていた。
見たら途中で嫌になった(笑)
これ男女逆パターンなら日本の映画・アニメ・マンガに腐る程ありますよね。
さえない中年男のことを何故か好きになる美少女。
今ちょうどやっ>>続きを読む
原作はウィリアム・ギブスンの短編『記憶屋ジョニー』でギブスンが脚本も書いている。
芸術家で写真家ロバート・ロンゴの唯一の監督作品。
やはりと言うか若気の至り(?)で新進気鋭の芸術家が映画に進出して失敗>>続きを読む
同監督によるドキュメンタリー『リンチ1』『リンチ2』は未見。
本作をもって三部作完結だそうで。
『イレイザーヘッド』へと至る道とリンチの少年から青年時代、いかにしてリンチはリンチとなったのか。
『ホ>>続きを読む
陰気で堅物な為に勤務先でバカにされていたお局様ドリーンは、ヒステリックな女社長から理不尽な残業を強いられた。残業中、嫌味な上司が偶然感電死した事をきっかけに、彼女は次々と社内で殺人を重ねる事に(あらす>>続きを読む
ダリオ・アルジェント監督の愛弟子で後継者とも言われた不遇の天才ミケーレ・ソアヴィ監督の処女作にして最高傑作。
自分が小学生~中学生時代の80年スプラッター映画ブームの最中に公開された一本。
当時はVH>>続きを読む
小栗虫太郎『人外魔境・外伝~倭淦陀(わかんだ)王國ノ黑豹國王~』
『人外魔境』は昭和初期戦時下の日本、国際スパイの主人公が活躍する秘境冒険SFファンタジー。
作者は『黒死館殺人事件』の小栗虫太郎で、>>続きを読む
ポール・シュレイダー『mishima』の非現実感やファンタジーの世界は三島由紀夫と言う人の思い描いた夢の世界の映像化で、こちらは「現実の世界」の三島由紀夫だと思いました。
東大生とのディスカッション>>続きを読む
1日に黒豹と半魚人が見れなかった為に全ての運命が狂ったみたい...............(´・ω:;.:...
本当は『シェイプ・オブ・ウォーター』を見ようと夜勤明けでイオンに行くも今日はドラえもん>>続きを読む
ウィリアム・ギブスンが『ブレードランナー2049』より素晴らしいと言ったらしいですが、だろうな、と。
『ニューロマンサー』の映画化が無理(だと思う)なのと同じで、SFでありながら侵略者やアンドロイドと>>続きを読む
『カンフーくん』と双璧を成すKING・OF・糞映画。
トム・クルーズ主演『ザ・マミー』を見た時になんか感じた既視感の正体はこの映画。
知名度のある俳優とヒットした映画や過去の名作を適当にガラガラポン>>続きを読む
『少林少女』と双璧を成すKING・OF・糞映画。
真面目な事を言えばカンフーに関してこの映画、アクション監督や殺陣師みたいなスタッフがいないんじゃないでしょうか?
カンフーくんが全くアクションらしいア>>続きを読む
Mナイト・シャマラン監督作コンプリートの為鑑賞。
カンフーくん。
ハリウッド映画でCGビシバシでMナイト・シャマラン監督が撮ってもカンフーくん。
ここまで壮絶につまらない映画はカンフーくんかこのカン>>続きを読む
Mナイト・シャマラン監督作コンプリートの為鑑賞。
「ゴールデン・ラズベリー賞最低アンサンブル賞」
とはやっぱりスミス親子に送られたんでしょうけど、このウィル・スミスの愛(まな)息子ジェイソン・スミス>>続きを読む
里見桂の漫画、至高の贋作者・神の手を持つ男『ゼロ』みたいな話し。
本当にこんな人がいる事が驚き。
ランディスが言う「この世にオリジナルなどない」と
ゼロが言う「本物は二ついらない」と言う思想は相反する>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ニューヨークのゲイストリートで発生した異常なゲイ連続猟奇殺人。
刑事バーンズ(アル・パチーノ)は上司の命令で半ば強引に二階級特進と引き換えにゲイを装い囮捜査をする任務にあたる。
知られざるゲイたちの特>>続きを読む
『岡崎京子展・戦場のガールズライフ』を世田谷文学館に見に行ったのはもう三年前。
自分は岡崎京子作品のそんな熱狂的ファンではなくて、漫画と言うより文学の文脈として語られる岡崎作品(別に漫画より文学の方が>>続きを読む
「世界一安全な戦場」なんてだっさい副題付けるのはやめよう。
《なんで今更?》
80~90年代のエロコメ・エッチ漫画と言えば巨匠みやすのんき。
少年誌連載の『やるっきゃ騎士』や青年誌の『冒険してもいい頃』等が有名ですが、ややマイナーな白泉社発行の今は無き雑誌コミ>>続きを読む
前2作の前日談で一応三部作完結編。
しかし1作目には遠く及ばず。
ヴィンチェンツォ・ナタリ監督は1作目以降一切関わってないのは、『CUBE』は1回こっきりしか使えないネタだと分かっていたから?
1作目のヒットを受けて予算が増えた第2作。
ですがCGなどが全然効果を上げておらず、明らかに失敗作。
このレビューはネタバレを含みます
低予算ソリッドシチュエーションスリラー。
強制参加型デスゲーム物の先駆的作品。
今ならジェイソン・ブラムさんが作りそう。
「軍産複合体による実験兵器」「007に出て来る悪の組織が作った」「イカれた金>>続きを読む