ブタブタさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

同じマーベルでもディズニーと違って比較的(あくまで比較的)吹き替えがちゃんとしてるのはSONYだからなのか。
「声優初挑戦!」やらくだらない芸人や素人レベルのゴリ押しタレントみたいな事はやらないし、エ
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幸福(1981年製作の映画)

3.5

権利問題で長らく未DVD化で幻と言われた作品。
原作はエド・マクベインの87分署シリーズ『クレアが死んでいる』
87分署シリーズは火曜サスペンス劇場で渡辺謙・主演で『わが町』シリーズとしてドラマ化され
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里見八犬伝(1983年製作の映画)

4.0

『キングダム』の予告見て感じるのは今の時代にはもう薬師丸ひろ子みたいな真の「アイドル」はいないんだな~ということ。
この時19歳とは驚き。
角川春樹及びKADOKAWA全盛期の映画。
深作欣二で千葉真
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男はつらいよ 寅次郎の青春(1992年製作の映画)

1.0

アポロガイスト(川原和久)「迷惑な奴なのだ」(『仮面ライダーディケイド』より)
Amazonプライムに男はつらいよシリーズがあるのでとばしとばし見てます。
何故こんなにも日本人に寅さんは愛されるのか。
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ゾンビ3(1979年製作の映画)

2.0

底抜けボンクラ映画の最高峰・頂点・極(きわみ)。ロメロの『ゾンビ』と関係ないのにフルチのサンゲリアこと『ゾンビ2(原題)』と来て更に関係ない本作『ゾンビ3』
今映画見に行くと少女漫画原作のキラキラ映画
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モレク神(1999年製作の映画)

4.0

ナチス第三帝国の崩壊が迫る中、ドイツとオーストリアの国境付近にあるヒトラーの山荘「イーグルネスト」でのヒトラーと恋人(「愛人」て表記が多いけどヒトラーは独身なので恋人でいいと思う)エヴァ、ゲッベルスや>>続きを読む

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

4.0

ヒトラー「オッパイブルンブルン!」
総統閣下は〇〇にお怒りの様です、の嘘字幕シリーズでお馴染みの本作。
ヒトラー最後の地下退避壕での重苦しい日々が約2時間半掛けて描かれる。
「世界征服」と言う今どき仮
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太陽(2005年製作の映画)

4.0

大東亜戦争末期。
アメリカによる広島、小倉、新潟、長崎への新型爆弾投下が迫る中、帝都東京上空には放射線により巨大化した魚をサイボーグ化した生物爆撃機の群れが卵を産み落とし空中で孵化するとそれは小魚型生
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

2.5

若松孝二監督が嘗てやった事、即ち「浅間山山荘事件」を極点とする一連の連合赤軍テロや更には現実のテロリストも含め虚実交えて映画で撮る。
若松孝二監督自身を役者が演じてフィクションを交えて映画にする事に意
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

2.5

ワンコ映画だった。
グリシュカとの戦いにアリータの呼びかけにただ一人応えて助けに来る犬使いジジイ戦士がカッコいい。
グリシュカに果敢に飛びかかって行くサイボーグワンコ達が可愛い。
(∪^ω^) わんわ
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天使の恍惚(1972年製作の映画)

4.0

原題『天使の爆殺』
『天使の恍惚』ってタイトルがモロにポルノみたいで損してる。
『処女ゲバゲバ』『荒野のダッチワイフ』みたいなポルノの猥褻さと前衛映画のシュールさを合わせ持ついいタイトルはなかったのか
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めぞん一刻(1986年製作の映画)

2.5

ポスターのモノクロの人物達と後ろに立つ黄色い木造の建物。
大林宣彦『HOUSE』やホラー映画『家』を思わせて不気味。
住人達は実は皆死者で完全にここに行ったら生きて帰れない雰囲気。
高橋留美子漫画のフ
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シーズ・オール・ザット(1999年製作の映画)

3.5

シャマラン作品コンプリートを目指してて意外な作品に当たった。
主題歌『KISS ME』の大ヒットで知られる本作。
ダサい女の子がイケメンに見初められてナンタラの50年くらい前の少女漫画みたいなよくある
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サスペリア PART2/紅い深淵(1975年製作の映画)

5.0

かの有名な最初の殺人現場で犯人がハッキリと写ってる。
叙述ミステリーの変型でフーダニットのサスペンス、極めて上質の探偵劇だと思います。
意味の無い首吊り人形や迫ってくるゼンマイ仕掛け?人形の不気味なシ
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飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲(2013年製作の映画)

3.5

ホラー映画のキャラクターは最初は恐怖の存在でもシリーズ化されるに連れてアイコン化やアイドル化、愛すべき存在になってくとライムスター宇多丸氏も言ってましたがレザーフェイスも例外ではなくもうすっかり皆に愛>>続きを読む

ラストラブ(2007年製作の映画)

1.0

マサカズ「恋は覚悟が必要だよ、うっふ~ん」
(注・本当にうっふ~んって言う!)
伊集院光氏の、ゲストに進められた映画をTSUTAYAで借りて感想を言い合うラジオ番組のコーナーでみうらじゅん氏が薦めた映
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レポマン(1984年製作の映画)

4.0

借金の代わりに車を差し押える代行家業「レポマン」
無職青年タッカー(エミリオ・エステベス)はベテランレポマン・バッド(ハリーディーンスタントン)に弟子入りしレポマンとなる。
タッカーは高額の賞金が掛け
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アダプテーション(2002年製作の映画)

4.0

「漫画家漫画」「映画監督映画」「小説家小説(これは私小説か)」はよくある?けど脚本家が主人公はあんまりない。
実在の脚本家、実在の原作者、実在の本を使った全て架空の映画。
中盤からの現実から殆ど幻想の
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人狼(2018年製作の映画)

3.0

押井守監督が「これは日本では作れないね!d(*゚∀゚*)イイネ!!」(イイネ!は言ってない)との言葉通りケルベロス・サーガを実写でやるならもう海外しかないですね。
『紅い眼鏡』の時に見たかった映像
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ケルベロス 地獄の番犬(1991年製作の映画)

1.0

「ケルベロス騒乱」革命の失敗から日本を脱出し台湾に潜伏する都々目紅一を追ってやって来た嘗てのケルベロス隊員。
しかし都々目紅一はすっかり「牙」を失い只の穀潰しになっていた。
と言うストーリーは最早どう
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紅い眼鏡(1987年製作の映画)

4.5

『赤い眼鏡』から始まった「ケルベロス・サーガ」
その記念すべき第一作。
本作を初めて見たのはロケ地にもなったキネカ大森。
押井守監督の『攻殻機動隊』は極めて例外的な作品で、アクション・エンターテインメ
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

『アーサー王物語』『エクスカリバー』以上!
(;-ω-)ウーン...
酷評レビュー読んで「そんな事ない!世界でこんなにヒットしてるし面白くないわけない!」と見に行った訳ですが。
僕がアーサー王物語もス
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アジアの逆襲(1983年製作の映画)

3.0

近未来?何処は分からない秘密地下実験軍事施設で「戦争エリート」達が超能力開発人体実験と戦闘訓練に明け暮れている。
核実験のイメージと覚醒する超能力。
『AKIRA』『童夢』に先んじていてヘッドギア等の
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トリガール!(2017年製作の映画)

1.0

土屋太鳳好き。鳥人間コンテストも毎回見てる。
ノリや演出が寒い、て書いてる方がいるけどその感想が全て。
理系の大学だから全員メガネ掛けてて、ひょっこりはんみたいなルックスの男だらけって面白いと思ってや
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恋人はスナイパー 《劇場版》(2004年製作の映画)

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君塚良一脚本。
テレビで見た。
拳銃一丁持ってるだけの相手に必ず警視庁の偉い人が言うあの「都民(又は国民)全員が人質に取られた様なものだ!」(6発位で何で都民全員を人質に取れるの??)
ってセリフは君
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クラッシュ(1996年製作の映画)

3.5

JGバラード『クラッシュ』は世界初のテクノロジーに基づくポルノグラフィティで、自動車事故とセックスを同一視する「性」と「死」が渾然一体となった、ストーリーと言える物はなく、ひたすら自動車事故と肉体の破>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.5

ベルベットバズソーの監督の長編デビュー作で見そびれていたので鑑賞。
『血を吸うカメラ』×『ドライブ』
又は文学で言えば『クラッシュ』×『アメリカンサイコ』
『クラッシュ』はクローネンバーグ監督により、
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ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人(2008年製作の映画)

4.0

『ベルベットバズソー』見て思い出した作品。
こちらはドキュメンタリーだけど事実は小説よりも奇なりを地で行く稀代の現代美術コレクター、ハーブ&ドロシー夫妻。
現代美術は大好きなんですが兎に角カネカネ言う
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ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​(2019年製作の映画)

3.0

謎の画家ディーズの描いた絵を使って儲けようとする人間があまねく天誅を受ける話し。
殺されるのはクズばかりなので後味は悪くない。
ディーズの経歴、父親と二人暮らし、その後養護施設へ、18歳で養護施設を脱
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映画 刀剣乱舞-継承-(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

一人では絶対見る事はない作品ですが、うちの奥さんに誘われ鑑賞。
日曜と言う事もあるのか既に朝の時点で満席。
映画館いっぱいの審神者の皆さんと一緒に楽しみました。
奥さんが弱ペダの荒北靖友のファンで舞台
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プロスペローの本(1991年製作の映画)

4.5

蒸気機関と科学の融合がスチームパンクなら『プロスペローの本』の孤島の岩山をくり抜いて作られたプロスペロー大公の居城は水力機関と魔術が融合した見た事ないSF的な建築物。

テンペストって検索すると、もう
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ZOO(1985年製作の映画)

4.0

初めて見たピーター・グリーナウェイ。
グリーナウェイで思い出すのはデレク・シャーマンと共に80~90年代のバブル期とセゾン文化ですね。
あの頃渋谷のアップリンクや六本木WAVE地下の劇場にミニシアター
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レンブラントの夜警(2007年製作の映画)

4.1

本当にタイトルそのまま〝レンブラントの『夜警』〟を映画にした物。
ブレードランナーに「エスパー」と言う写真の中をVRか仮想空間みたいに入っていく未来の機械(どういうメカニズム何だろ?)が出てきますけど
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コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

4.0

フランク・ハーバートのSF小説『DUNE』はホドロフスキー(未製作)デヴィッド・リンチ(失敗作)リドリー・スコット(企画のみ)と誰がやってもその壮大なストーリーと綿密に構築された世界感ゆえか上手く行き>>続きを読む

デモンズ2(1986年製作の映画)

3.5

ダリオ・アルジェント制作『デモンズ』の正式続編。
舞台は映画館から高層マンションへ。
アルジェント制作によるホラー映画史に残る二大傑作と言えば『ゾンビ』と『デモンズ』

この『デモンズ』の作品世界観が
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FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー(2019年製作の映画)

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20分位のところで視聴終了。
時間は貴重だし例え90分でもこんなクズの為に使うべきでないと思う。
このドキュメンタリーが例えどんなに優れた作品だったとしても。