フンボルトペンギン12号さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

フンボルトペンギン12号

フンボルトペンギン12号

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.1

終始淡々としていた印象の作品

映画内で罪を犯したらそれに相応しい罰(もしくは何らかの示唆)を劇中で受けないと納得できない人間なのでストーリーの評価はいまいち。

松倉にあまりヘイトが溜まらなかったの
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.5

前作で個性的だった使者3人に焦点を当てた作品。
使者3人の過去にあまり興味がなかったのであまり引き込まれなかった。
前作でカリスマ性抜群だった3人組のリーダー・カンニム様の小者化が著しくがっかり。
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

4.0

冥界の使者3人が亡くなった誠実な消防士を導く話
アクションあり、悲しい過去ありと良かった。

韓国はキリスト教の国と思い込んでいたが、調べてみるとキリスト教徒の人口と同じ程度に仏教徒もいるらしい

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.8

最初の一時間は退屈、後半の一時間はアドレナリン全開

高額報酬に釣られて、不安定なニトロをトラックに載せて悪路を搬送するという最高に最悪な仕事をやることになった4人の話

前半1時間はいかにして4人が
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復讐のトリック(2017年製作の映画)

3.0

うーん微妙。
恋人を殺された男が犯人に復讐しようとする話なのだが、この映画、話のメインになる「事件」に至るまでとその事件の公判を交互に切り替える構成。時系列を行ったり来たりする構成はテンポが削がれるた
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目撃者(2017年製作の映画)

3.8

他人事ではないサスペンスホラー

保身第一ことなかれ主義への風刺的な面もあるが、サイコキラーに目撃現場を目撃されてしまった目撃者という展開がたいへん恐ろしく手に汗握った。一昔前のハリウッド映画なんかで
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.0

吹替がひどい

中盤はお使いクエストばかりで脚本がとっちらかってる印象。砂漠~元カノの下りは必要だったかな?

時系列がわかりにくい。冒頭のエッフェル塔のシーンが過去だと思っていなかったので混乱した。
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.4

なんとも楽しみ方に困る作品

リーアム・ニーソン主演の骨太な復讐劇を期待したのだが…。
確かに主人公の除雪作業員側は『狼の死刑宣告』もかくやというくらいシリアスに話が展開するが、対するマフィアとインデ
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レプリカズ(2018年製作の映画)

3.1

死者蘇生に対する忌避感まったくないわ、記憶操作も勝手にするわ、倫理観はどこへ?
家族が死んでもまた蘇生させればいっかと言わんばかりのマッドサイエンティストぶりに違和感を覚える。

DNAクローンなら免
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.1

悲惨な実話を元にした、、、のに退屈になってしまった映画

テロリストがほとんど見えず、どのくらい近くにいるのかよくわからず緊張感がわかない。劇場で見たらまた違ったか?
隠れている主人公の周りを逃げてい
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

ワンルームのみの超低予算映画
脚本と芝居のみで見せる映画ではあるが
ひっくり返る瞬間がゾクッとくるよい脚本で大変楽しめた。また全編を通してカメラの前に立つ俳優の演技力が際立つ

よかれと思った事が裏目
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フラクチャード(2019年製作の映画)

3.5

嫌な後味を残すサスペンス映画。

中盤までのプロットはフライトプランとだいたい同じ。
矛盾はあるがこのジャンルを楽しめる範疇

宣伝を見たときに予想した流れでなくて良かった。
後味の悪さと最後の嫌な感
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.6

もしも致死性の高い未知の感染症が大流行を起こしたらというシミュレーションのような映画。

医療チームは解決の為奮闘し、扇動者が現れ、町は無政府状態となる。

最後にもう一捻り欲しかったかな

クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.8

ピラニアのアレクサンドル・アジャ監督の新作パニック映画
ハリケーンで家が浸水×副菅から侵入してくるクロコダイル=最高フーーー!

期待通りの面白さで、まあそれ以上言うこともあまりない。だいたい1.5時
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ピラニア 3D(2010年製作の映画)

3.8

ナイスバディなお姉ちゃん達×綺麗な湖×無数の馬鹿共×モンスター魚=最高の馬鹿映画フーーー!

名優スティーヴ・マックイーンの孫にあたるスティーヴン・R・マックイーン(ややこしい)演じる冴えない青年ジェ
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.8

背徳と暴力の極み

こんなストーリーよく考えたわ

前半の巌窟王ばりのトレーニング、脱獄はワクワクしたしヤクザとの喧嘩シーンはかっこよかった。

男の凄まじい絶望感

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.9

まるで雨音の様な万雷の拍手

最近、アニメ「ピアノの森」を見た為ピアノコンサートに興味をもち足を運ぶ。
コンサート気分で観賞した。

4人の天才ピアニストの話ではあるが松岡茉優演じる元天才ピアニスト英
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.0

楽しい映画だった。
ストーリーは正直微妙。中学生が考えた「おれの考えたさいきょー暗殺者の逃避行劇」という感じ。ただその分アクションに比重をドスンと置いた本作となっている。極端(笑)

キャラがぶれてい
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.4

芯の強い盲目の女性と相棒のイケメンスケボー青年が少ない手がかりから女性誘拐犯を追う話。

「暗くなるまで待って」や「ブラインドフィアー」のように盲目の女性×犯罪者という組み合わせだけですでにサスペンス
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.6

マクレーンのいないダイ・ハード
高級ホテルがテロリストに占拠され、地獄と化す!
観賞中は「音をたてたら即死」という某映画のキャッチコピーを思い出すほどの静寂と緊張感が素晴らしい。静寂とは逆にテロリスト
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ヘルボーイ(2019年製作の映画)

3.2

音が大きくゴアなシーン多数

設定がうまく活きていない感じがした。使い捨ての設定というか一度出たら投げっぱなしで、重要な設定が唐突に出てくる事もある。練り足りないのでは?

ヘルボーイの出生の秘密必要
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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

3.3

クソオブクソの一歩手前
原作、アニメファンなのでそちらに影響されていることは否めないが藤原書記も石上会計も違和感が強い。藤原書記は水着シーンのためだけの人選に思える。がたいがよくてカン高い声でバカキャ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

底辺に生きる男がその底すら突き抜ける話。地獄のような映画だった。

中立な時には誰からも見向きもされなかったコメディアンが、悪の側に立った瞬間喝采を受ける様はまさにアンチヒーロー。恐ろしくもあり悲しく
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.8

パラドクスが気になってしかたがない作品だった。
ラストシーンでかなりの疑問は解かれ、印象がだいぶ変わったけどそれでも残るモヤモヤ。
じゃあ、先生が100%になる条件はなんだったの?とか
一行さんが生き
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.7

以前のシリーズを見ずに観賞。
怪力(?)の怪物VS肉食系ヒロイン一家という趣。

祖母、母、娘の3世代にわたってメンタル強いし、祖母、母はもともと怪物に備え鍛えていたので普通に強い。
最近みるホラーに
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KESARI ケサリ 21人の勇者たち(2019年製作の映画)

3.3

誠実な軍人おっさん主人公が21人のぼんくら部隊が守る砦に左遷され、襲いくる1万人と戦う話。
21人vs1万人というはじめから無茶とわかる戦いにプライドをかけて挑む、滅びの美学。『300』をなんとなく思
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

4.2

WWⅡ×潜入任務×ゾンビ!!

これまた劇場で見ておけば良かった案件

期待したよりはゾンビ分は薄めでどちらかというとキャプテン・アメリカ一作目を思い出す展開だった。

独ナチス軍の占拠するフランスの
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マイル22(2018年製作の映画)

3.0

16ブロックのようなコテコテのサスペンス&ガンアクションを期待して視聴した作品。ハイテクを駆使した最初の制圧戦は面白かったが、その後のハイテク要素は移動くらいにしか使われず、もったいない。そしてそれ以>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.2

ぶっ飛んだ設定だけが売りではない!ロミジュリ的恋愛あり、陰謀あり、ライバルとの共闘ありで熱いエンターテイメントだった。ヒロインが男に見えないのが一番の問題か

迷場面満載。Gacktに格付けチェック、
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ダーティ・ガイズ パリ風俗街潜入捜査線(2018年製作の映画)

3.4

ポルノ街に潜入した二人の刑事の話。
とはいえ捜査ではなくポルノ街の住民達の日常の方がメインなので緊張感は緩め
トップレス美女多め

放り投げた部分が多く(店の襲撃はなんだったのか?髭面の家庭の不和は?
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バックドラフト2/ファイア・チェイサー(2019年製作の映画)

3.4

あの名作映画まさかの続編。
よくある、名前だけ借りた続編と違って同じ世界観の本物の続編。ただしDVDスルー。

消防士、消防活動がメインだった前作とはガラッと変わり本作主人公は放火犯を見つける事が仕事
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.0

ザ・池井戸ドラマ
前半は主役となる野村萬斎演じる謎のぐうたら社員八角さんが何者なのかをうだつの上がらない営業部の課長と寿退社の迫った女性社員が追いかける流れで、後半は八角さんが大暴れするという構成にな
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ダウンレンジ(2017年製作の映画)

3.5

6人の若い男女が人通りの無い田舎の車道で突然スナイパーから狙われるワンシチュエーションスリラー
ややグロあり
昔ながらのB級スリラー味が良い

スナイパーが位置を変える展開があった方がもっとスリルが出
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密かな企み(2019年製作の映画)

3.0

予想外の事が一切起きないサスペンス
驚きもどんでん返しもない。
ストーリーを読んで予想した通りの事がそのまま起きる
視聴者は犯人をわかってるし、ヒロインも比較的早い段階で犯人に気がつく。じゃあハラハラ
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.0

アームストロング船長たちが月へ行った話。
苦難の連続と前人未到の地を踏む醍醐味はまさに未知なる海へ乗り出すがごとく。

全体的に地味