shizuqさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

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オードリーヘプバーのコロコロ変わる表情に魅せられっぱなしだった。本当にちゃめっ気たっぷりで愛らしい。

窓枠に座ってムーンリバーを歌うシーン、オマージュの方が頭に浮かんでこれか〜とニタニタしてしまっ
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

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飛行機の中で鑑賞。
半分眠りながら観たけれどだんだんと目が覚めていっての、最後。レビューや人から聞いてたけど、鳥肌が凄かった。最後の10分、繰り返して3回くらい見返した。ネタバレ厳禁なのでストーリーに
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いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

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竹内結子の透明感とかわいさと美しさが存分に引き出されてる映画。

澪がたっちゃんの同僚に会って、あとはよろしくと話す時の寂しさや悔しさ哀しさが溢れてくるところ、特に凄かった。

雨に濡れてより鮮やかに
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キリエのうた(2023年製作の映画)

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アイナジエンドの声には、罪を赦してくれるような癒してくれるような効果がある。このストーリーは、彼女の声を引き立たせるためのものなのだなと思った。

ルカ、夏彦、イッコがそれぞれ背負ってきた過去はとて
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

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二人の会話はやっぱり最高。前よりも歳を重ねて様々な経験を経て、会話の内容はもちろん変わったし、漂う哀愁や切なさがよかった。会話の内容も共感するところがあって聞いてるだけで面白い。最後の車の中で本音を
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愛なのに(2021年製作の映画)

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一花が夫への復讐のために多田と関係をもってしまうの、そんなの解決に何にもならないってわかってるけどそうしてしまうのが人間らしくていい。街の人や猫、常連のおじさんの差し込み方にに今泉監督みを感じた。

アンダーカレント(2023年製作の映画)

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ずっとレビューが書けないでいる
言葉にするのに時間がかかる。時間が経てば経つほど夢のように思えて、でもずっしりと重みを増す。

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

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確かに、超越していた。

4人の“クズ男”たちはみな絶妙に嫌だなと思うクズさ加減。一緒にみた子とどの人がましか、という話になったけど誰も選べなかった笑 でもこういう人たちにこそ沼ってしまうのは何故だろ
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

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他愛もないけれど、そういうものの中に大事なことがある。観光地を巡るわけでもない、旅からの帰路の途中で出会った二人がただただ話しまくる、それだけなのになんでこんなにどきどきするんだろう。ウィーンの街並
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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ん〜最高!
この作り込み様はもうアートです。
入れ子構造になっているので多少の複雑さはあったけれど、舞台を作り上げていく過程と舞台上の物語が同時に進んでいくという構成の面白さ。パステルカラーのポップな
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窓辺にて(2022年製作の映画)

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もう言うことなしです。今回も最高でした。
長回しのワンカットでも、会話だけでものすごく引き込まれる。今泉監督は本当に、会話がすごい。普通なのに、普通だからこそすごい。普通って人によって違うから本当に
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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難しい。

色んな人が高評価してるけど一度観ただけでは解釈が難しいと感じた。あの空飛ぶ未確認生物は怖くなかったけど、サルが暴れるシーンが怖かった。

地獄の花園(2021年製作の映画)

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喧嘩強くない(したことない)けど、
明日から始まる1週間頑張れそう。

普通のOLがいいというナオコの言葉が、スッと入ってきた。何かしなくちゃと思ってたからなんだか楽になった。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

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これまたすごい世界観…

最初のシーンからシュールなものを感じ取り、ずっと惹きつけられっぱなしだった。色遣い、絵のタッチ、展開、イマジネーションのセンス、そしてなによりサントラに感動した。

瞑想して
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(2021年製作の映画)

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不気味だけど可愛らしさが勝ってたな〜
こういうの好きです。

オオカミの家(2018年製作の映画)

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新しい映像体験すぎて、なんだこれは…と終始、頭が追いついていかなかった。

ぬるぬると3Dと2Dを彷徨いながら表現される不気味さが印象的。家に入っていく場面は若干酔った。事前にコロニア・ディグニダに
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美しい彼〜eternal〜(2023年製作の映画)

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👏👏💖💖🥺🥺🫰🫰

世界観大好き。
一瞬とも永遠とも感じられる恋の煌きって、映像にしたら多分こんな感じなんだろうなと思う。美しすぎます。エターナル!

イノセンツ(2021年製作の映画)

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子どもの無邪気な遊び、悪意がなくて怖かった。影が主体となり、人が影の様になる一場面(本当に一瞬)にゾッとした。恐怖を煽る様な重厚感のある音が不気味だったし、エンドロールがまた気持ち悪い。下手なお化け
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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解釈がとても難しかった。
これまでのジブリ映画のあらゆる要素がギュッッッッと詰まってる感じ。

眞人の言葉数が少なくて淡々と物事を受け入れていく感じは、the主人公タイプではないけれど、だからこそい
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東京物語(1953年製作の映画)

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時代はかわっても、家族との距離感みたいなものやそれぞれの立場における悩みはいつまでも変わらないのかもしれない。普遍的なテーマではあるけれど、決して飽きさせない。むしろ何十年も経った今でさえ、新しさを
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

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念願の初ヴィム・ベンダース!
(東京画を除いて)

タイトル通り、映像も台詞もとても詩的。
単なるラブストーリーではなく、ベルリンの街の記憶を描いている。姿も見られず感謝もされない、でも悩みや困難を
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

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なんだかんだやっぱり怖いかなって思って見てたけれど、最後のバトルシーンでどうしても笑ってしまった。スターウォーズとかハリーポッターとかそんな雰囲気さえして、もう全ての印象がそれになってしまった…
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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テイストが猫の恩返しと耳をすませばとハウルと千と千尋が合わさってる感じ。あとお返しします!のところがプリキュア。メッセージはわかりやすく伝わってきた。災害大国に住む私たちは考え続けないといけない重いテ>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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精霊がどうとか死神がどうとかの話ではなく、真っ向から人間の心理を描いた深いドラマ。気合いを入れないといけない出張に向かう飛行機の中で観る映画では絶対になかったけれど、他人事とは決して思えなかった。人
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でーれーガールズ(2015年製作の映画)

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大九明子節が本作でも効いてました。

タイトルの出し方とか、うぁ〜ってなった。
妄想女子を、ちょっと痛々しくも可愛く描くのがお上手で、大九監督の作品に出てくる女の子は決まって全員好きになっちゃう。
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

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すんごい。
悲劇だけど可笑しくて、笑っちゃうけど哀しかった。

結婚式のシーンはバビロンのパーティシーンだったし、マルコ・クロ・ナタリヤが3人で歌いながらくるくる回るシーンはアムステルダムだった。それ
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怪物(2023年製作の映画)

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もうとにかくすごいです。
うまく言葉にできないけど、でもどうしても語りたくなってしまう。

話が進めば進むほど自分が怖くなっていった。最初は母親に感情移入をして先生たちに苛立ちをおぼえるのだけど次は先
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

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愛し続ける
もう1週間も愛してるよ

この言葉にこの映画のすべてが詰まってます。私は過去に大事ななにかを置いてきてしまったに違いない。こんな言葉、どうしたら出てくるのだろうか。中途半端に知識も経験も
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さかなのこ(2022年製作の映画)

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眠たくて仕方なかったのにおもしろくて引き込まれて最後までちゃんと観れました。

のんちゃんやっぱり好き。
他の俳優にはない不思議な存在感がある。ついつい目で追ってしまうし、みてしまうんですよね。ミー
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自由が丘で(2014年製作の映画)

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自由が丘が舞台かな〜と思っていたら全然違った。カフェの名前が自由が丘だった。

ホンサンスちょっと苦手なんだよね…はずっと消えないまま。この映画もなんだかちょっぴり苦手だった。なんだろう、撮り方?ヌル
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

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偶然にも盛岡で鑑賞することができました。

岩手はどこへ行っても宮沢賢治だらけだったから、この映画を観た滞在4日目には近所に住んでる知り合いみたいなおかしな親近感を持つようになっていて、それで冒頭の賢
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若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

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奇跡的に観にいくことができました。

なんと言っても、ホアがとても美しい。
そして彼女を見つめるチャンの瞳・触れる手が優しく切ない。

手が覚えていますとホアに触れるシーンは格別に美しいと感じた。その
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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長くて途中で疲れちゃったけれど、カオスの中から伝わってきたものが地味に今の私に沁みました。

毎日ってとても平凡で、全く同じようにすぎていくように感じる。学生の時に淡く思い描いていた未来はこんなので
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ちひろさん(2023年製作の映画)

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今泉監督のつくる空気感やっぱり好きだと思いました。

穏やかで優しくて安心できる世界がそこにあって。でも登場人物それぞれ悩みや辛い過去、冷たい現実を抱えながら生きている。そのコントラストが大きくなりす
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