このレビューはネタバレを含みます
2012年につくられた降旗康男監督作品。そして高倉健最後の主演映画。妻の遺骨を散骨すべく自作のキャンピングカー(?)を駆って遠い海を目指す男の物語。
この2月頭から部屋に引きこもって新コロのテレビ番>>続きを読む
1969年に仏・伊でつくられたジャン=ピエール・メルヴィル監督作品。ナチス・ドイツに抵抗するフランス・レジスタンスの悲哀を描いた傑作。こないだ見た『終電車』でジェラール・ドパルデューが演じた役者がレジ>>続きを読む
1997年にアメリカでつくられたフィリップ・ノイス監督作品。泥棒サスペンス? 聖人の名を騙って盗みを働くマッチョな男が盗んだモノは……。もうこれ書いただけで結末分っちゃうんじゃん!
しかしですね、>>続きを読む
1956年にアメリカでつくられたバッド・ベティカー監督作品。制作年代から考えて『七人の侍』からタイトルとっているのかなぁ。七人の無頼漢に愛妻を殺された元保安官が連中を追い詰める西部劇。サクッと80分弱>>続きを読む
1981年にフランスでつくられたフランソワ・トリュフォー監督作品。第二次大戦時のフランスはドイツ占領下、ユダヤ人ゆえに逃亡を余儀なくされた演出家兼劇場支配人の夫にかわり、舞台をきりもりする妻の葛藤を描>>続きを読む
2016年に韓国でつくられたキム・テヨン監督作品。このタイトルで放送が深夜2時半からってことでピンキーな香り満載のお色気ムーヴィーかと(期待はしてません!)思いましたが、韓国の(ことよく知りませんが)>>続きを読む
2015年に公開されたアメリカとオーストラリアで作られたジェームズ・ヴァンダービルト監督のデビュー作品。監督さん普段はシナリオライターなんですかね? 2期目の大統領就任を目指すブッシュ大統領の軍歴を暴>>続きを読む
2016年にアメリカでつくられたラリー・チャールズ監督作品。この監督さんの映画はなんでか『ボラット』以降ぜんぶ見ちゃっているんですが、とにかく品のない映画ばかりでねぇ、ええ、悪辣な差別映像の連続で、腹>>続きを読む
1982年にイギリスで公開されたガイ・ハミルトン監督作品。アガサ・クリスティの『白昼の悪魔』を原作にしたミステリー映画。お爺さまが『水戸黄門』を楽しむように、ね。
地中海の孤島に浮かぶ瀟洒なホテルが>>続きを読む
2010年にイギリスでつくられたハッティ・ダルトン監督作品。末期ガンの若者が3人の親友とある目的をもって大好きな場所へ向かうヒューマンドラマ。
この最初の設定からしてありがち感満載でいつもならスルー>>続きを読む
1993年に公開された黒澤明監督最後の作品。内田百閒の随筆を元に構成されたものだとか。頑固者の老師と彼を慕う生徒たちとの長く暖かな交流を描いた人間ドラマ。
黒澤明監督自身が百聞に自己を投影し作り上げ>>続きを読む
1984年にイギリスでつくられたローランド・ジョフィ監督作品。カンボジア内戦を取材したニューヨーク・タイムズの記者とその通訳が遭遇した地獄の様を描いた実際のお話。なんですかこれは? 人間ってなぁ……。>>続きを読む
1997年にアメリカでつくられたカーティス・ハンソン監督作品。ジェイムズ・エルロイによる小説『L.A.4部作』の第3部をもとにしたもの。小説は最上級に面白いのだけれど第1部からじっくり読まないといけな>>続きを読む
2013年にアメリカでつくられたポール・グリーングラス監督作品。海賊に襲われた貿易船船長の救出劇。実際にあった事件らしい。ポール監督の映画は『ユナイテッド93』が好きですが同系統のお話ですかね? >>続きを読む
2004年にアメリカでつくられたクリント・イーストウッド監督作品。「ボクシングが好きだから」という理由で登り詰めた主人公に待っていたのは……。
公開当時以来ひさしぶりに見ましたがこれほど重いお話でし>>続きを読む
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2017年に公開されたスティーブン・ノムラ・シブル監督作品。坂本龍一の音楽を追ったドキュメンタリー映画。2012年から2017年の坂本龍一をメインに過去の仕事を振り返る趣向。3.11の津波でやられたピ>>続きを読む
2004年にアメリカでつくられたジョナサン・デミ監督作品。社会派作品おおい監督さんですよね。『羊たちの沈黙』は素晴らしかった。さて本作は湾岸戦争時に活躍した兵士が英雄にまつりあげられ副大統領戦に挑むサ>>続きを読む
1988年にアメリカでつくられたダニエル・ペトリー監督作品。やっぱり1と合わせた感想で良かったかな?
頑張れシルバー! なんだが、今となっちゃ「うーん」よねぇ、やっぱり検査受けて時間おかずにジム行>>続きを読む
2002年に独・仏・波・英の4カ国でつくられたロマン・ポランスキー監督作品。うーむ辛い映画でしたぁ重すぎる。せめて月光の大尉さん救えたら良かったわけだが、彼のその後の人生を知るとさらにやるせなくなるわ>>続きを読む
1985年にアメリカで公開されたロン・ハワード監督作品。アビスとごっちゃになっていて見た気になってましたが初めてでした。ちょっとET的なキャラクターが……。
荒唐無稽なお話ですが、介護施設のお爺さま>>続きを読む
1937年フランスで公開されたジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品。ずいぶん前に町山さんが紹介していたトラウマ映画シリーズのなかにブサイキーな女の人の胸がはだけている場面があって、それが映画におけるトッ>>続きを読む
2010年アメリカで公開されたクリストファー・ノーラン監督作品。公開当時に見て以来の視聴。クリスさんの映画では断然『インターステラー』と思い込んでいましたが、これだな。
語り尽くされている作品なので>>続きを読む
1997年に公開された伊藤秀裕監督のサスペンス映画、というかメロドラマ? サスペンスって「次にどうなるんだ?」が続かないとねぇ、ないなぁこの映画。
いつだったか某アニメの実写版映画を酷評してしまった>>続きを読む
2013年にデンマークでつくられたミケル・ノルガード監督作品。デンマークといったら『ハムレット』『アンデルセン』『ピーター・シュマイケル』くらいしか浮かばない私でゴメンなさい。プラス灰色の空ってのもあ>>続きを読む
1987年に伊・中・英でつくられたベルナルド・ベルトルッチ監督作品。清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の一生を追った歴史大作。
私は子供のころ坂本龍一ファンだったので、わけもわからず映画館にいった記憶あり>>続きを読む
2009年にドイツでつくられたファティ・アキン監督のコメディ映画。とても楽しく見ることができました。なんたってタイトルが素晴らしい。99分のお話をギューっとコンパクトにまとめて「はい召し上がれ」って出>>続きを読む
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2015年アメリカで公開されたアダム・マッケイ監督作品。あのリーマンショックを予期して世紀の空売りを決めた数少ない男たちの物語。MBS、CDO、CDS、とにかくわけのわからないお話……。
ざっくりと>>続きを読む
1987年にアメリカで作られたマシュー・ロビンス監督の、というかスティーヴン・スピルバーグの作品?
クリスマス映画ですね。スチーブンの大好きなUFOがファンタジックに活躍するメルヘンチックなお話。>>続きを読む
1968年に公開された舛田利雄監督作品。まいりました。トラウマになるレベルの戦争映画。このような壮絶な日本映画を知らなかっただなんて……。今なぜに吉永小百合さんが日本の女優さんのトップに君臨するのかわ>>続きを読む
1940年にアメリカでつくられたアルフレッド・ヒッチコック監督のハリウッド作品第2弾。ヨーロッパにおける第二次大戦前夜の姿を追うアメリカ人記者の奮闘を描いたもの、って1940年!? 戦争真っ只中の時じ>>続きを読む
1999年にアメリカでつくられたジョン・ブルーノ監督のSF映画。テレビでやる映画を録画しとくと自分ではあんまり選ばない系統物に出会える率高しなんで◎。この映画もそのひとつ。
ヴァイラスなんて訳の分か>>続きを読む
2019年にフランスでつくられたレジス・ロワンサル監督のスリラー映画。『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』を見に行きましたが満席でしたので20分後だったこちらに変更。
ポスターチラ見し>>続きを読む
もうね衝撃といったらリコちゃんの左手ですよ、キノコ生えますよ、ほんとに。テレビアニメシリーズでこの場面をみるや虜になりましたがね、ここで引き返すべきだったのではないかと……。
これを描いちゃう作者さ>>続きを読む
アニメシリーズを見たのはいつのことか? お子ちゃますぎるキャラクターに馴染めぬも、深い穴の謎に惹かれ毎週なにげに見ていたのですが、主人公チャンの左手がとんでもないことになって、初めて「これはヤバい物語>>続きを読む
ヒップホップアーティストSEEDAのアルバム『花と雨』を原案につくられた土屋貴史監督の初長編作品。
使い切れてないテアトルチケット消費すべく例年1月末はおおわらわで、きっとそういう人が多いのでしょう>>続きを読む
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2018年アメリカでつくられたピーター・ファレリー監督作品。グリーンブックってのは黒人がアメリカ南部を旅するとき危険な目にあわないよう配布されたガイドブックなんだとか。
ジャマイカ系アメリカ人のピア>>続きを読む