KAZUKIさんの映画レビュー・感想・評価 - 49ページ目

KAZUKI

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ネスト/トガリネズミの巣穴(2014年製作の映画)

3.2

スペイン産のサイコスリラーというだけあって、なかなかの作り込みでした。

幼い頃の父親の暴力で心を閉ざした姉とそんな姉が親代わりとして養育している妹と暮らす一部屋で繰り広げられるスリラーです。
スペイ
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.8

再鑑賞。


かなり有名なスパイアクション映画なので、今更説明は不要ですね。

斬新でスタイリッシュな世界観に初見時には圧倒されました。
そして、盤石な起承転結で締めくくるバーでの名シーンは何度も再生
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フロム・ヘル(2001年製作の映画)

2.8

イギリスの有名な「切り裂きジャック」ジャック・ザ・リッパーを題材にした猟奇殺人を基にしたダークスリラー。
ジャック・ザ・リッパーを扱った映画はたくさんあるようですが、私が知ってるのは名探偵コナンの映画
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クレイジー・ハート(2009年製作の映画)

4.0

一時代を築いて名を馳せた著名人が酒に溺れドン底を味わい紆余曲折を経ながらも立ち直り再起を図るストーリーと、よくありがちな話ではあるが、ゆったりとしたカントリーミュージックを交えたロードムービー調の爽や>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.8

性同一性障害をテーマにしたラブストーリーをドラン監督独特の世界観で堪能できる骨太な内容です。

去年公開された「リリーのすべて」と同様に、支えとなる彼女の気丈さに感服してしまう。
自分がその立場だった
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.5

母子の愛憎という普遍的なテーマをカルト的な人気を博してるカナダのグザヴィエ・ドランが撮るホームドラマ。
ホームドラマとは言ってもクセが強いドラン監督なので、そこらのホームドラマをよせつけない仕上がりに
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恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.6

「ロミオとジュリエット」が架空の経緯で出来上がっていく過程と2人の恋物語がロマンチックだった。
タイタニックのオファーを蹴って今作に出演したグウィネスパルトローの美しさにこっちも落ちたわ。

獣は月夜に夢を見る(2014年製作の映画)

3.2

ホラーとしては少し物足りなかったですね。
ただ、北欧独特の情景は素晴らしい。
閉鎖感漂うコミュニティーで、抑圧されていく中で、徐々に変貌していく少女のジワジワくる感じは好きでした。
ここが本作の肝かと
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.4

再鑑賞。
毎年1回は観るくらい好きな映画です。

人間ドラマの最高峰として輝く
言わずと知れた名作ですね。

1人の天才青年と精神科医、2人の心の交流を通じて描き出す、自分自身に立ちはだかる壁を登って
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ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

3.7

一言で言うと見応えのある社会派サスペンス映画でした。
政治的陰謀と愛する妻を信じる信念を持った主人公の人間ドラマが上手く噛み合っていました。

巨大な陰謀に背を向けず向かっていく勇気ある行動には、監督
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カントリー・ストロング(2010年製作の映画)

3.5

誰もが認めるべっぴん女優さんグウィネスパルトロー演じるカントリーミュージック界のスター歌手の凋落と希望を描いたヒューマンドラマ。
アル中のせいで落ちぶれた人生から再生していくという、ありふれた定番のス
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96時間(2008年製作の映画)

4.3

再鑑賞。


好きです。
年に1回は必ず観るほどお気に入りの作品。
結末を知ってても楽しめる映画は貴重だと思います。
もはやどこのレンタル店に出向いても人気作として店頭に並ぶくらい知名度がある作品なの
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.2

可もなく不可もなしって言ったところでしょうか。

予告が面白そうだったから、レンタルを楽しみにしてたのですが、いざ本編を観てみるとそうでもないってパターンのやつでした。

まずこの映画の見所は、愛して
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

2.8

ここでの評価が高かったため期待してたが、個人的にはハマらなかったですね…

ライアンゴズリングもラッセルクロウもイメージと違ってて浮いてた感があって最後まで合わなかったです。
ユーモアのセンスと70年
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.2

スプラッター映画の原点と言われている本作。
約30年以上前の映画なのでCGはちゃっちいのは否めないですが、サム・ライミ監督の観客を楽しませようとする意図は要所に散りばめられています。
役者さんたちは頑
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.7

これは面白い!!

モンスター映画の鉄板らしく序盤は落ち着かせておいて中盤から徐々に畳み掛けてくるストーリー展開は安定感があり安心してついていけます。
人間のエゴも出てくるのもこの手の映画のお決まりで
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.2

宇宙版タイタニックというキャッチコピーは詐欺でした。
これはタイタニックでもなんでもなくただの予定調和の薄っぺらいラブストーリーでした。(好きな方には申し訳ないですが)
フィクション映画にリアリティを
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ジミー、野を駆ける伝説(2014年製作の映画)

3.7

初のケン・ローチ作品です。

アイルランドの歴史について知れる興味深い題材でした。
複雑な社会問題を予備知識なしに観たが、思ったよりもシンプルで掴み取りやすかったです。

なんだろう。
こういう類の映
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サンクタム(2010年製作の映画)

3.4

再鑑賞。

洞窟潜水を題材にしたサバイバルムービー。

公開当時、ジェームズキャメロンが製作総指揮ということで気になってはいたが、劇場鑑賞を見逃して結局レンタルしたのを覚えています。
だが、これはレン
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マジェスティック(2001年製作の映画)

4.0

再鑑賞。

同監督の他作があまりにも有名すぎて埋もれてしまってるのが残念で仕方ない。
地味ではあるが素直に感動できる映画です。
今作はやはりラストの演説に尽きます。
「こんな国のために闘ったのではない
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ブラッド・ワーク(2002年製作の映画)

3.2

イーストウッドが手掛ける作品では物足りない作品ですね。
意外な結末が待ってるサスペンスでもなく、緊迫感が詰まったサスペンスでもなく、淡々とした渋いサスペンスです。

心臓移植から繋がる謎解きは面白かっ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

好評通り面白かったです。

本来のカーチェイスアクションとは違いミュージックとコラボさせるのがなんとも斬新です!
ノリではありますが、洋楽の知識がない私ですら大丈夫でした。

公開したばかりなのでスト
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.8

再鑑賞。


ダニエルボンドの集大成。
でも、続編がまたあるらしいとか?
もう正直ここで終わった方が完結度的に丁度良い気がしますがね。


今作の売りは何と言ってもレア・セドゥでしょう。
今まで観てき
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

2.8

酷評通りの内容でした。
そもそも「ハムナプトラ」のリブートなんですよね…?
なんだか「ハムナプトラ」らしさが全く感じれずガッカリでした。
B級アドベンチャー映画の延長線のように思えましたね。
見せ所が
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.2

再鑑賞。


クライムサスペンスと言ったらこれだろう!
ってくらい私の中で根強く君臨する存在になっている作品です。


汚職と陰謀が渦巻く50年代のロサンゼルスでそれぞれの正義を貫く刑事たち(しかもハ
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フッテージ(2012年製作の映画)

2.8

予告編が気になり鑑賞。


うん、最初に面白いか面白くないかで言うと、面白くなかったです…
曰く付きの家に引っ越してきて作家として再起を図ろうとする主人公をイーサンホーク。
屋根裏で見つけた映写機と8
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.9

再鑑賞。


主観ですが、ダニエルボンドシリーズでは、最も完成度が高い作品に仕上がってるのが今作かと。
今作では、ジェームズボンドとはそもそも一体何者なのか?という根本的な疑問に迫った客観的視点で尚且
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.0

再鑑賞。


最初に言っておきますと、今作はダニエルボンドシリーズの中では駄作だと思います。(独断と偏見)
まずボンドのキャラがらしくないからです。
スマートなボンドは一体どこにいった…?
あんなにバ
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.3

再鑑賞。


たまたまモーテルに集まった11人の男女が次々と消されていく。そしてこの11人にはある秘密があります。そこから解かれていく謎には唖然!予測不能の結末には鳥肌です。


11人と登場人物は多
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.9

再鑑賞。


死ぬ瞬間それまでの人生の幸福感があったシーンが頭の中に流れるらしいです。
そしてそこが人生で一番美しい。
誰しも美を求めるのが当たり前だが、究極美しいのは死ぬ瞬間。
そんな美的感覚をある
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コンタクト(1997年製作の映画)

4.0

パッケージに「この10年間で最高の映画の1つ」と記載されていたが、まさにその通りかと。
近年だと「インターステラー」や「メッセージ」と最高峰のSF映画が存在しますが、今作は一世代前のSF映画の中では群
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