みちろうさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

みちろう

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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

4.3

クリントイーストウッド主演、セルジオレオーネ監督作
最初にみたマカロニウエスタンはレオーネ監督の「ウエスタン」で、あっちは西部劇の集大成的で色々と詰め込まれてたけどこれはシンプルで痛快な西部劇。こっち
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声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

3.8

ソ連崩壊後にイスラエルへ移住した元吹き替え声優の老夫婦の物語。
当時の世界情勢や移民問題を背景にしつつ異国の地で力強く生きようとする2人が描かれる。

全体的にコメディタッチだけど、かつて名作映画の吹
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3-4x10月(1990年製作の映画)

4.2

草野球をしてた青年がヤクザの抗争に巻き込まれていくストーリー。なんかヤクザと野球で決着つけるようなコミカルテイストを勝手に想像してたけど全然バイオレンスな内容だった。

登場人物をチェスの駒みたいに置
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.5

バレー部キャプテンでみんなの人気者の桐島の行動をきっかけにちょっとずつ変わっていくある学校の日常

バラバラに分かれた時系列(個人的にサイレンってゲームに似てるなと思った)と多方面からストーリーを見せ
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.4

ある日突然喋らなくなった女優エリザベートの介護を任された看護師アルマ。都会から離れ、海のそばにある別荘に2人きりで療養することになるが次第に2人の関係性が変化していく。

ホラー映画顔負けの不気味なオ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.5

ゲットアウトのジョーダンピール監督。謎の飛行物体を追うパニックホラー。

殺人チンパンジー、UFO、奇妙なアジア人カウボーイなどなどmナイトシャマランばりに惹きつけられるミステリアスな要素と展開が続く
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.3

行方不明の娘を探すサスペンス映画

全編はパソコンや携帯などの端末の画面に映るソーシャルメディアやインターネットを介した映像を繋げて構成されている。誰もがネットに頼る時代となった今ではめっちゃ現代風な
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魂のジュリエッタ(1964年製作の映画)

4.2

フェリーニ監督 長編初カラー

色を得たフェリーニ監督、これまでの作品と違って色を意識した装飾にカラフルな映像がチカチカするくらい鮮明に出てくる。

物語は夫の浮気を知った主人公のジュリエッタが様々な
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.1

30年以上の時を経て復活したトップガン。続編としての新しさや変化はあまりないけど前作の雰囲気を取り入れたリメイクのような作りは懐かしさがあってパワーアップしたテクノロジーでみせるアクションはより迫力が>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

4.0

ありきたりな娯楽映画って感じだけどトムクルーズを筆頭に活躍する若くてエネルギッシュなキャストとリア充要素てんこ盛りで爽やかすぎる映像が観ててキモチイイ

劇中で繰り広げられる戦闘がわかりづらく聞き慣れ
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イヴの総て(1950年製作の映画)

4.3

ブロードウェイのファンで舞台に憧れを抱くイヴ。不幸な過去を持つ彼女を可哀想に思い手を差し伸べて面倒を見る大女優と劇作家だったがそれはイヴがスターダムへと登る計画の始まりに過ぎなかった。

演劇業界の裏
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青春群像(1953年製作の映画)

4.1

5人の青年の大人になりきれない日常

ティーンエイジャーの青春モノはよくあるけど、これはいい歳した20代の大人たちが地元を離れずに親友と相変わらずつるむ物語。

演劇作家になりたいインテリくん、どこで
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8 1/2(1963年製作の映画)

4.3

悩める映画監督の苦しみから生まれるカオスな世界。
ニーノ・ロータの軽快な音楽に合わせて踊る人々、怪しげなイリュージョン、集まる美女、どの瞬間を切り取っても絵になりそうな映像の連続。
内容は難解で特に登
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カビリアの夜(1957年製作の映画)

4.3

娼婦のカビリアは恋人だと思ってた彼に裏切られてイタリアの街を彷徨う。有名俳優と一夜を過ごし、友人と礼拝へ行き、手品のショーを観に行き、ついに運命の相手と出会うも待ち受けるのは悲しい現実。

フェリーニ
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ザ・ファーム/法律事務所(1993年製作の映画)

4.1

マフィア絡みの凶悪法律事務所にトムクルーズが立ち向かうサスペンス

ピアノの音楽に合わせた雰囲気はおしゃれでキャストも主役はもちろん脇役にジグソウ、ハンクなど存在感が強い面子が揃っていて盛り上がる。ゲ
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.2

第二次世界大戦〜内戦までのユーゴスラビアでの戦争の歴史を描いた映画

3つの時代の3つの戦争にエピソードが分かれ、それぞれ環境や立場が変わる登場人物たちの人生を見届けることになる。

主要人物は常にハ
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ウィッチ(2015年製作の映画)

4.2

信仰深い一家に降りかかる災難と謎の魔女…。監督が聞いたおとぎ話を元にされた本作、怪談みたいなストーリーに宗教を交えた内容は量産型ホラー映画では味わえない不気味で狂った恐ろしさを生み出した。

徹底した
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甘い生活(1959年製作の映画)

4.4

1950年代、イタリアのセレブ達の華やかさとはかけ離れたはちゃめちゃなプライベートを主人公マルチェロを通して描く

ストーリーは全体的にチャプターに分かれてるような形で、アメリカのスター女優と過ごす一
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.8

ディストピアな世界観と設定、緊迫感ある長回しアクションシーンのクオリティがとにかくすごいし面白い。
でも、多分脚本が悪い。演出、演技、ストーリーの流れ等がなんかこうまるで話題作しか知らない非英語圏の人
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.4

自分のセクシュアリティに対する悩み、パートナーと共に秘めた自分を解放する喜び、失恋の悲しみなど色んな心情かバチバチに伝わってくるエモーショナルな180分だった。

むちゃくちゃ激しくエッチなラブシーン
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反撥(1964年製作の映画)

3.8

女性が感じている男性への恐怖を悪夢のように表現した映画。
序盤までなんかやばい殺人鬼とかが出てくると勘違い、心理的な不安を描くサイコスリラーなジャンルのよう。
面白さとしてはちょっと退屈な場面が多いか
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

良い所
・海外から見た日本の世界観
・多様な登場人物
・新幹線の車内で起こるストーリー
・ブラピの存在感
・真田広之(ブラピよりカッコいい見せ場がある)
・いくつかのちょっとした伏線回収てきな仕掛け
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ナッシュビル(1975年製作の映画)

4.2

カントリーミュージックの聖地ナッシュビルで24人の人物に焦点を当てて彼らの過ごす5日間をにぎやかに、そしてどこか不穏に描く。

今年観た中で最もやかましくてごちゃごちゃした映画ってくらい常に誰かが喋っ
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東京物語(1953年製作の映画)

4.1

人生の終わり、家族の終わり、人間が必ず迎える運命を何気ない日常に乗せて気づかせてくれる映画。まだ全てに共感できるほど人生経験を積んでないけどなんとなく映画が示していることは伝わってくる。終盤に紀子が京>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

4.0

「晩春」と同じように結婚を急かされてる紀子さんが出てくるけど今作では登場人物が多く、様々な人たちのやり取りを通して人生の移り変わりを撮っていくような内容。

正直思ってたよりも感動・共感しなかった。「
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晩春(1949年製作の映画)

4.8

妻に先立たれた父とそれを支える一人娘との絆や親子愛、思い出が感動的に描かれた映画。

初鑑賞の小津安二郎監督作、無駄を省かれた映像が並んでいて、登場人物の表情をでかでかと見せる時もあれば人より背景が先
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

4.3

もしも子供が両親に一生家に閉じ込められてる家族がいたらどんな生活を送ってるのかをひらすら見せられる。

どう見ても狂ってるこの一家、普通の映画だったら壮大な脱出劇が繰り広げられそうな感じがするけど意外
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オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

4.2

脱走した3人の囚人が隠されたお宝を探しに旅に出るも道中で様々な出来事に遭遇していくロードムービー

憎めないアホの主人公3人組が歩き始めると必ず何かに巻き込まれて、宝探しのはずなのに銀行強盗を手伝った
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神経衰弱ぎりぎりの女たち(1987年製作の映画)

3.8

ペドロ・アルモドバル監督作、1人のダンディなおじさんに恋した女性たちが振り回されていく。
「トークトゥーハー」で監督を知ったきっかけに観たら想像以上にはちゃめちゃな内容でびっくりした。ストーリーはある
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

4.2

人間関係や社会の不満に我慢できずブチギレてしまった人たちの6つのストーリー。作風は全体的にほんのりブラックコメディを感じる。なんとなくベタな物語の割にちゃんとしたオチをそれぞれ用意してあるのが観ていて>>続きを読む

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

4.2

フランス経由でニューヨークに来た犯罪組織によるドラッグ取引を阻止すべく2人の刑事が執念で追いかけるクライムアクション。炎と水のように対照的な性格のジーンハックマンとロイシャイダーのバディ刑事がニューヨ>>続きを読む

サプライズ(2011年製作の映画)

3.9

単調な展開が続くのは飽きるけど変な結末をねじこまず映画の形を保ってただけで嬉しい。正直他の家族メンバーも参戦して欲しかったな。
あとこれは友達と観た方が色々とツッコめて笑えて楽しいと思うタイプの映画

乱暴者(あばれもの)(1953年製作の映画)

4.0

マーロンブランド主演、バイカーのファッションてんこ盛り作品。反抗心に満ち溢れた若者たちがかっこいいバイクに乗りやんちゃして美女に出会って始まるラブストーリー、50年代の娯楽映画はこんな感じだったのかな>>続きを読む

ブラッドシンプル ザ・スリラー(1999年製作の映画)

4.5

コーエン兄弟とフランシス・マクドーマンドのデビュー作、すごいおもろかった。
妻と愛人、その夫と探偵の4人で展開するミステリアスなストーリーはある程度先が読めてしまうけど、間の使い方でスクリーンから目を
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X エックス(2022年製作の映画)

3.9

70年代のカルチャーやホラー映画をリスペクトした描写はかなり再現度高かった。そこらへんのノスタルジー要素をじっくり見せるスタイルはお化け屋敷みたいなただのホラーと一味違って何か新鮮。
ただ正直悪役が動
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