ローズバッドさんの映画レビュー・感想・評価

ローズバッド

ローズバッド

映画ビギナーの長文レビューです。素人解釈を見直すため投稿してますので、異論反論コメント頂けたら幸いです。

★5 今後、ものを考える指針にしたい
★4 大好き
★3 好き
★2 う〜ん
★1 思想・信条・志しに違和感

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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

5.0

大好きな作品なのに、★が低く残念なので、自分なりの解釈を書きます。
ド素人の解釈ですが、これが一番、筋が通り、テーマがはっきりします。

コメント欄に、完全ネタバレです。
観る前に読むのは厳禁です。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.0

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前作のスリルはどこへ? / 震災復興の捉え方


濱口監督の前作『ハッピーアワー』は、5時間越えながら、ずっと人間の本質的なサスペンスが続く超傑作であった。
「コミュニケーションというものは、元来、
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


大ヒット&高評価の理由を考察/ボケとツッコミ




「なぜ、これほど大ヒットし高評価を得ているのか?」から、この映画を考えてみる。

●テーマ

低予算で無名俳優のインディーズ邦画で、海外の映画祭
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

2.0

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「お話」の補完より、「デザイン」を!


ダメダメな映画でも、最後まで観るタイプなのだが、初めて、途中で席を立ちたくなった。
それぐらい、前半は、とにかく退屈。

犯罪逃避行、カーチェイス、戦争ア
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昼顔(2017年製作の映画)

3.0

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ツッコミ待ちのコメディ。めっちゃ笑える!


こんな程度のペラペラの心の動きしか表現できないで、メインターゲットの奥様方は、キュンキュンするのか?エロい気持ちになるのか?と、つまらなく思っていた。
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万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

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まずは、是枝監督の功績をまとめると…

●柳楽優弥を発掘
●広瀬すずを発掘
●福山雅治・綾瀬はるか、大根スター俳優の活用法を発明
●TV局主導の映画の中で、常に商業性と芸術性を両立
●小津安二郎から
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家族はつらいよ(2016年製作の映画)

2.0

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一歩も踏み込まない映画


夫に愛されている実感がない妻が、熟年離婚を望むが、夫が感謝の言葉を口にしたら、すべて丸く収まる。
要するに、ただこれだけの、もの凄く都合のいい話。
本作を観た奥様方は、こ
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五人の突撃隊(1961年製作の映画)

4.0

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忘れ去られ、もう誰も観なくなった作品なのだろうが、傑作と言って良いと思う、心揺さぶられる映画だった。

冒頭シーン、機銃掃射の中を決死の突撃、敵戦車隊が現れ、手榴弾で対抗。
昭和19年5月、ビルマ最前
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シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

4.0

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「車」を直す男、「心」を治すのは…?


幼い息子を誘拐され殺されたシネ【チョン・ドヨン】は、キリスト教に出会い、信仰によって心の平穏を取り戻す。
服役中の犯人に「赦し」を与えようと面会に行くと、犯
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

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ヤクザ映画の系譜に、邦画の金脈があった!


●深作欣二 → 北野武 → 白石和彌

まず何よりも、深作欣二監督『仁義なき戦い』シリーズ(’73〜)が、本作の根底にある。
警察とヤクザの癒着という点
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

93年のジュラシックパークによって激変した映画界のビジュアル表現。
95年の本作ジュマンジも、その潮流の中で企画された、ビジュアルインパクトを指向した作品であろう。
VFX 、アニマトロニクスで、危険
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

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ロマンティックコメディであり、神話である。

主人公登場から、1分後にはオナニーシーン、この物語は上辺の誤魔化しでなく、本質的なことを描くんだという意気込みが感じられる。

半魚人との出会い、惹かれて
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ポランスキーの 欲望の館(1972年製作の映画)

4.0

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意味不明だからこそ(?)美しさだけが際立つ


原題『che?』(=英題『what?』)のとおり、支離滅裂、荒唐無稽なストーリー。
「話の筋」や「意味」や「テーマ」を見いだすのは困難、というより、た
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ミックス。(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます


「その球技は、人生における幾つかの真理を教えてくれた」
最初と最後にナレーションしているが……スポーツマンシップは教えてくれなかったのだろうか?

●試合の前後には、対戦相手と握手しましょう。
●エ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


恋を、肉体を、音楽を、詩を、水を、草木を、讃えよ。



人間讃歌であり、芸術讃歌であり、自然讃歌である。
美しいものを愛したい、触れたい、知りたい。
その気持ちに満ち満ちた人々であり、物語である。
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


「それ、本心?」の堂々巡り


● 助けて!の声には、近くにいる人が素早く手を貸すべきだ。
● 子供は皆、平等に大人に庇護されるべきだ。
● 金銭に余裕のある人は、ホームレスの人々を援助すべきだ。
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ラブレス(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


「愛とセルフィーに乾杯!」な利己主義社会

カップルや夫婦で観るのは非常に危険な、最もデートに適さない映画。
「あんな親、許せないよねー」ぐらいの、上辺だけの感想を語り合うことしか出来ないだろう。
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

-

なぜ誰もこの映画の差別を指摘しないの?

「これは差別だろ!」というレビューが見当たらず、絶望的な気持ちになります。不毛なのは承知で、CM業界の“一流”クリエイターたちが作った、このゴミ映画を糾弾して
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帝一の國(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

CM感覚の一発ギャグ集。もっと深堀りを!


「若手男優の有望株を集めて、前時代的な熱いホモソーシャル空間に閉じ込め、戯画化された男子高校生の尻に萌える」という企画意図はフレッシュである。
昨今、流行
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デトロイト(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます


話せばわかるはず?人間社会の底が抜ける!


内臓からブルブル震えるような、言葉にならない感覚を久々に味わった。
僕が、映画などの芸術作品に求めるものが、鋭く描かれていたからだ。
それは、日常では気
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本能寺ホテル(2017年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます


今の日本映画の悪い例、観客をなめてる

映画製作に関わっている人達は、自分なんかより、ずっと頭の良い人達で、ずっと作品の事を熟考して作ったのだから、つまらない作品にも、それなりの考えがあるはず。
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます


ドスケベ・ディザスター・鎮魂ムービー


亡くした人を想い続ける気持ちが、すべての発端であり動機付け。
叔母さま【南田洋子】は戦争で亡くした夫を待ち続け、オシャレは亡くなった母親を想い続けている。
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


人間は「正しさ」「正しくなさ」の表裏一体


観客の予想を裏切っていく物語のひっくり返しが、すべて、3人の主要人物の「正しさ」と「正しくなさ」のひっくり返しとなっている。
つまり人間の表裏の両面を描
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


童貞よりキツい、処女のこじらせ


●松岡茉優の躍進

誰もが、彼女の圧倒的な存在に魅了されるだろう。
今年度(or 来年度)の邦画主演女優の賞レースの最有力候補になるのは間違いない。
演技の巧さに
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悩ましき男たちの肖像(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

身につまされる…セックスコメディの秀作

ハンガリー映画、74分。
邦題『悩ましき男たちの肖像』のとおり、悩ましく情けない男たちの、セックスにまつわる小咄。
相当な低予算だと思うが、かなり笑えるセック
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

エピソード9の結末を勝手に考えてみる↓

次作のep9は、物語の一応の締めになるわけだが、本作で「フォースは皆のモノ」「命を大切に」という2つのテーマが立てられた事から考えて、結末はこれしかないと思う
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

3.0

抱かれるより、殺されたい。

諸々のアイデアは確かに楽しい。しかし、画が“キマって”ない。バキバキの幻想に飛ばして、キチガイにさせてほしい。世界中のファンは、ヤバいドラッグMOVIEディーラーを、カル
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

2.0

阿久悠が観たら怒るだろうな

世評が高いので期待して観たが、ハマらなかった。なんでだろうと考えてみたら、単純に音楽の趣味が合わないからだと気付いた。劇中で作詞作曲された、心地良い軽いポップスが好みじゃ
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます


「天才子役」に置き換え可能


王道の「家族の崩壊と再生」を描くストーリー。
「数学の才能」は、それを転がすためのモチーフであり、他のものに置き換え可能。
「家業の跡を継ぐ?継がない?」でも「不良の
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

2.0

パンクが次世代を語ったらパワーダウンでしょ

理屈を通す気はないし、理屈で語る気もない、物語も演出も。要するに、「のれるか?のれないか?」だけが問われているように思う。僕は、まったくのれなかった。冒頭
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悪魔のような女(1955年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


サスペンス、ミステリー、ホラー、展開の妙


午前十時の映画祭。’55年のフランス映画。
作中で「ネタバレ厳禁」の忠告がされた最初の映画らしい。

汚れた水面のクロースアップのタイトルバック。
寄宿
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吉原炎上(1987年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます


地獄めぐりへの耽美の視線


昨今のせわしない映画にはない、豊かな映像と、人間の業の深さを堪能できる、今後も廃れる事はないであろう傑作。

見事な遊郭のセット、明治後期の和洋折衷デザインの美しさ。
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます


話はさておき、見た目が退屈じゃないかな?


あまりの世評の高さに、あわてて最終日に駆け込んだけれど、正直、そんなに面白いのかな?
脚本に面白さの比重のほとんどがあるタイプの作品は苦手かもしれない。
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ムカデ人間3(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


インディーズ作品の拡げ方と結び方


「ケツの穴に口を繋いだらメッチャおもろいやん!」という閃きから始まった『ムカデ人間』シリーズ。

『1』では、インディーズ作品らしい、まだ拙い表現ながらも、斬新
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ムカデ人間2(2011年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます


わりとマジで感動作だと思う。

チビ、デブ、ハゲ、ブサイク、メガネ、コミュ障、喘息、変態、パパから性的虐待、ママから精神虐待、裏返しのマザコン、ご近所になめられ、仕事場でなめられ、ウンコたれ、自閉症
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全員死刑(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます


「美しさ」より「楽しさ」のヤンキー気質?


本年度「町山大賞」と聞いては、観ないわけにはいかない。
最近観た映画の中では、一番笑った、全編ニコニコ。
被害者遺族も加害者も現実にいる話ではあるが、
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