あきらむさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

あきらむ

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狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

4.1

暴走族の中でも特に馴れ合いを好まず好き放題暴れていた仁が、暴走族や右翼連中から煙たがれて酷いリンチや粛清をうけた後、世の中全ての人間を皆殺しにしようとする話。

前半は正直全く面白くなかったです。あの
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

多分10年ぶりくらいに見て、少しだけ泣いてしまいました。覚えていた場面は派手な場面ばかりで、子供の頃はそういうところばかり見るよなー…とちょっと自分が微笑ましかったりしました。(ヒルの場面とか)

1
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タイム・オブ・ザ・ウルフ(2003年製作の映画)

4.1

世界の終わりのような災害後に、母と娘と息子が生きようとし、息子が抑え込めない衝動から死のうとする話。

冒頭すぐ母と娘と息子は全てを失ってさ迷うことになる。登山中にいっきに滑落したかのような絶望感があ
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.8

キヅキの元カノが怖すぎて泣いちゃったよ。なんで大きな音だすの?キヅキの同僚もそうだけど、人を傷つけてる自覚ない人、怖いよ。
寧子が可愛そうであると同時に、羨ましい。鬱抜けした時の爽快さはあっぱれだよ、
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ソドムの市(1975年製作の映画)

4.4

昨今、無垢に伸び伸び育った人々の生活を娯楽でぶち壊す系の話は漫画でありがちですが、人間を使った映像だと迫力が違いますし、大量の男女が最悪な目に合わされるので、1人の被害者に対して感傷的になり過ぎなくて>>続きを読む

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

4.3

このカット何なんだろう…と退屈な場面もあるのですが、全て見終わるとしみじみと退屈だと思った場面を思い出したりして、とても味わい深い映画。もう1回上映期間中に観たい。もう1回観たら退屈な場面はなくなって>>続きを読む

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

4.3

予想以上の結末だった。犯人のレイモンが「ただの殺人ではつまらない」ようなことを恋人を探すレックスに語りかける場面、嫌な予感がした。そして、それを上回る嫌なことが起こった。

話の筋も結末もシンプルであ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

テルちゃんがマモちゃんを好きになるが好きになるほど愛されなくなり、執着を増していくが絶妙な距離感で関係を保つ話。
愛がなんだ!と叫ぶテルちゃんはもう狂っちゃってる。わかるけど、わかるんだけども人間愚か
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.6

ものに埋め尽くされほこりのかぶった古い民芸品や調味料で埋め尽くされた部屋、きっと古民家独特のにおいがするだろう。食器も使い古されたもの、玩具は拾い集めたもの、現代のものや流行のものは存在しない。押し入>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.8

祖母の死により元々問題や疾患を抱えていた家族が謎の現象に襲われていく話。
崩壊した家族、闇、おまじない、統合失調症患者のような幻覚、悪夢、悪魔、父性、不良、知性、ケアなどの要素が絡まりあっている。
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麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

3.9

未だ全然消化しきれてない。。
何の前情報も無しで劇場に向かった私は、「麻雀放浪記」の現代版リメイクを斎藤工がやるのだという認識でいました。しかし、待っていたのは坊や哲が2020年にタイムスリップして社
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神様メール(2015年製作の映画)

4.0

可愛くて清い話なので、喫茶店とかでこの映画を流したい。まったりしたい時に観たい。
神の子、キリストのいもうとである主人公が現代社会でもう一度奇跡を起こす話。
なんというか日本語での宣伝がダサい

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.7

メルヘンを心に生きる男の人生を回想しつつ、息子がメルヘンの意思を継ぐ話

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

売れないコメディアンがバラエティ司会を脅してテレビに出る話。
現代日本のお笑い界に置き換えて見てみるとなかなか迫真にせまる話となりそうだ。
アヒル口のヒロイン?の顔つきが気が狂った人間のそれで怖かった
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降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

4.5

役所広司が幽霊にブチ切れて燃やす場面だけでもあと20回くらい見たい。正直話自体はチープだが、幽霊の雰囲気だとか夫婦のダメっぷりとか人生のクソさとか周辺の話がいい。草彅剛のプチサイコ感も見ていて心臓に来>>続きを読む

回路(2000年製作の映画)

4.0

パソコン黎明期でわかないものに対して無限に妄想が拡がり、あの時代に見たらもっと怖かったんだろうなと思う。今でも十分怖い。画面の向こうの映像演出が絶妙に怖いし、部屋の暗さとかなんとも言えない雰囲気が素晴>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.7

話以前にアン・ハサウェイ、ケイト・ブランシェットのニヒルな表情が強烈に焼き付いてくる

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.7

何がラララだ。全くそんな要素ないじゃないか。苦しい。綺麗な絵本を見せられているようで、映画を見てる感じがしなかった。

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.0

何が美しかったのかずっと考えてる。汚い人間関係がうまくいかない話しかないのに。儚いイメージが湧いてくる。もう一度観て考えたい。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.8

あまりにも全ての人間が愚かなので爆笑できます。培養された人間が他人をナイフで刺すか?そればかり考えてる。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.9

藪の中By韓国映画な話だった。期待を裏切らない残酷さに拍手。演出がかなり過剰に思えるが、映画の世界にのめり込んでいれば寧ろ快。韓国鬱映画の主役おやじはキレて暴力するのがデフォとはいえあまりに直情的、そ>>続きを読む

レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

3.9

トム・ハーディの体格は良いけど、その他全てがクソ(人格、とりまき、世界)

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.6

コメディ&レズ映画です。イーライモス監督の鬱は気軽に摂取できるライトFAKE鬱で良い。乗馬シーン、鴨打シーンが、スレンダーで美しくお洒落で仕草も優雅で見てて楽しいです。
汚いおばさん(王)と綺麗な女の
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

途中からなにがなんなのかわからなくなりうとうとしたが、最後の方でポール・ダノが安定の気持ち悪さで安心した。何が真実なのか…?狂ってるのか?

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.5

馬鹿にされていた銃を持たない兵士が負傷兵を1人で救いまくるという誰にもできないことをやる話。
主人公の信念の強さはわかったし、人から徐々に認められていく気持ちよさはあったし、いい話だが、信念の根拠が見
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愛の渦(2013年製作の映画)

3.9

なんの前情報も無しで見たので、ほぼラブホ的な部屋でしかカメラ回ってなくてウケました。
麦ちゃんの演技好きなんですけどこの人私の知り合いに似ていていつも口の中が苦くなるんですよ演技とか不機嫌な感じとか似
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ドキュメンタリー 鏡の中の戦争/War in the Mirror(2014年製作の映画)

3.8

クローン黒沢氏のドキュメンタリー、これしか登録されてなくて残念。犬保護おじさんの回が個人的には傑作なんだが……。
このドキュメンタリーではマジの精神的に逝ってる人(個人)にひたすらインタビューするんで
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恋の渦(2013年製作の映画)

3.4

ゲスくてえろくてDQNとのキャッチコピーですがエロくないです。たまにグロです(ギャグキャラ同士のスケベ痴話喧嘩とか地獄じゃないすか?私はしにたい)。唯一イケメンの弟くんだけが若干エロいですが、女はみん>>続きを読む

ピュ〜ぴる(2010年製作の映画)

4.0

現代芸術家ぴゅーぴるが作品つくりを始め、自分自身の身体も改造し、芸術に昇華させていく話。現代芸術家の10年間のドキュメンタリーで、彼の友人である監督が撮影している。そのためぴゅーぴるの生の声、素の声を>>続きを読む

ジャンクフィルム 釣崎清隆残酷短編集(2007年製作の映画)

4.1

主に発展途上国で撮影された様々な本物の死体映像の記録です。路上で発見された事故死体とその後の死体処理の風景や土着の儀式や葬儀の手回し映像が淡々と流れていきます。
すべて作り物ではないのでドキュメンタリ
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エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.2

アニメっぽいです。どこがというと、キャラクターがわざとらしすぎる、演出が濃すぎる、メイク服装が濃すぎるなど。展開もいやまさかそんな風にはならないでしょ人間なめてるの?ってなっちゃった。駄目ですね。舞台>>続きを読む

葛城事件(2016年製作の映画)

3.9

死刑になった次男と家族の話と聞いて、次男の犯罪によってまともな家族が周囲の圧力で壊れる映画化と思ってましたが、最初から壊れた家族で犯罪はおこるべきしておこったのでした。
アンチ家族映画ですね。毒親とか
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.9

不気味だった。何が不気味なのか?バリーコーガンの顔の造形が不気味。金持ち主人公家族と並ぶと、生物学的な分類が異なるのではないか感じるほどに異様な違和感をかもしてくる。しかも服がださい。貧乏のにおいがす>>続きを読む

ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.0

博士がテレポート装置の実験に失敗し蠅と遺伝子融合してしまい肉体と精神がじわじわと崩壊していく話。かなり気持ちが悪くなる。話の内容は知っていたのにビジュアルが予想以上に強烈のため、精神的ショックが大きい>>続きを読む

砂の器(1974年製作の映画)

3.7

音楽の中でしか父親に会うことができないんだ……っ

音楽の激しさが増し美しくなるほど苦しい。

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.3

マリファナで打ち解けた感いなめない。。が、そんなものか。そういうものをいれなければ意外と人と人の壁は厚い。
酒とか食事とかは人と人とを打ち解けやすくするものだなとはっきりわかった。私自身人と飯を食うの
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