機動戦士Zガンダムの5の情報・感想・評価

エピソード05
父と子と…
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あらすじ
カミーユの父、フランクリン・ビダン大尉はガンダムMk-Ⅱ開発に携わった技術士官である。アーガマに身を置いたフランクリンはリック・ディアスに強い関心を持ち、これを強奪してアレキサンドリアに戻ろうとする。エゥーゴの新型MSを持ち帰ることでバスクに恩を売り、保身を図ろうとしたのだ。カミーユは、母の死にも目を向けずにそのような行動に出た父が許せなかった。ガンダムMk-Ⅱで出撃したカミーユは父の乗ったリック・ディアスにライフルを向けるが、引き金を引くことができない。逡巡していたその時、流れ弾が父の乗ったリック・ディアスを撃ち抜いてしまう。眼前で両親をともに殺されたカミーユにとって、シャアやエマの言葉は何の慰めにもならなかった。
コメント20件
涙袋太

涙袋太

カミーユ可哀想過ぎる…。 フランクリンは何をしとるんだ! まるでやってることが子供!! 相変わらずクワトロ大尉の言葉がカッコイイぜ!!! 俗人はついついこういう人を知っていると言いたくなってしまう嫌な癖がありますよね!!
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Kento

Kento

クソ親父…… アムロの父もなかなかだったけど それ以上に酷い…… 父と対峙するカミーユ!! 愛人思い出してるのホンマに…… カミーユの台詞が切ねえな…… 常にイライラしている様に見えたのは、こういう所も要因なんだろうな…… いやあなんとも……
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ルマーヴェ

ルマーヴェ

カミーユかわいそう。
なつめ

なつめ

ドナルド・トランプ似のお父さん、実の子に銃撃しまくった挙句に宇宙の塵となる あのタイミングでいいこと言おうとしても無理なのに、そういうことがわからないシャアが本当にシャア
PANDADA

PANDADA

このコメントはネタバレを含みます

「あの赤いモビルスーツは、あれ一機で周囲のモビルスーツの動きまで支配します」 (ジャマイカン・ダニンガン) 宇宙空間に漂うジオン兵の遺体から開始。 ついでアレキサンドリアのブリーフィング・ルーム。 ジャマイカン少佐がバスク大佐に意見してます。 地球出身者だけの部隊での宇宙戦はキツいからもう少し主義主張を抑えてくれないかと。 その時の根拠の一つが上のセリフですね。 シャアの事です。この会はフランクリンとカミーユの事を主題にしながら、シャアにかなりスポットを当てている回です。 バスクはジャマイカンの話を押し止めて、アレキサンドリア、ボスニア(サラミス改級)、サチワヌ(サラミス改級)の3艦でアーガマを追って、エゥーゴの本拠地を突き止めるよう指示。自分はブルネイ(これもサラミス改級)でグリプスに戻るとのこと。 このアレキサンドリア級重巡洋艦はこの後も長い事出てきます。本話から艦長はガディ・キンゼーになってますね。歴戦の勇士です。 ちなみにアレキサンドリア級重巡洋艦はのちに宇宙世紀0153年まで使われていて、リガ・ミリティアがカイラスギリー艦隊に攻撃を仕掛ける時に仕掛けを施された「戦艦ガウンランド」もアレキサンドリア級ですね。 ジャマイカンはアーガマ追撃にあたり、エゥーゴの本拠地として疑わしい月面都市グラナダへの攻撃を匂わせています。 月の裏側にある都市で、以前はジオンが占拠していて、キシリア少将が管轄していた都市ですね。 ∀ガンダムにでてくる「ゲンガナム」はここです。 エゥーゴの方はというと直で本拠地に帰るだろうとティターンズが思っている事を読んでいる為、裏を描いて攻撃に転じるつもりのシャアです。 アーガマのMSデッキではフランクリンがメカニック達に超ダメ出し(笑)。何様なんでしょうね(笑)。その事をアストナージに嗜められますが、そんな彼を人質にしてリック・ディアス、しかもよりにもよってクワトロ機を奪取します。 フランクリンとしては、自分と妻を人質扱いしたバスクには「貸し」があるので、さらにエゥーゴの新型を持って帰れば、さらに有利になると計算してます。あのバスクがフランクリンには「借り」があるとか、絶対思いそうにありませんけどね。 シャアはアポリーとロベルトにフランクリンを追わせ、出たがるカミーユを抑えて、Mk-IIで出撃。 MS隊の発進を確認するブラックとヘンケンは次のような会話。 ブレックス「知っているかね?赤い彗星と呼ばれた男を。」 ヘンケン「自分はア・バオア・クー会戦の時、後方のサラミスにいました。しかし、あのジオングというのは見ていません。ですが、なんと言いますか、赤い彗星の力といったものは感じましたし、今も感じますね。」 ブレックス「誰にだ?」 ヘンケン「クワトロ・バジーナ大尉にです。」 ブレックス「なるほど。彼はジオン・ダイクンの意志を我々スペースノイドに伝えようとしている。」 まあ、クワトロ=シャアはバレバレだと思うのですが(笑)。 バスクがブルネイに乗り移ろうとしているアレキサンドリアではフランクリンとシャア達を察知。 ジェリドらが名誉挽回のチャンスにとハイザックで出撃。 今回は正しいです、「名誉挽回」。 ちょうどフランクリンを抑えた時にそれをNT感覚で感知するシャア。 で、ジェリドの砲撃がシャアのMk-IIの脚に着弾。 感知したのに避けきれませんでした、残念。 間一髪逃げおおせたフランクリンは敵の新鋭機に乗って、自作のMSの対戦できるのは技師冥利に尽きるとかいいながら、頭の中は愛人の事でいっぱい(笑)。 MS戦開始です。ΖのBGMってメチャクチャカッコいいんですが、ここの「モビルスーツ戦」も素晴らしい。サントラはマスト・バイです。 一番好きな曲は「艦隊戦」です。 バスクはまだ余裕あるからと、せっかちにも乗り移り開始。いや、めっさ無防備だけど大丈夫。 アーガマは砲撃開始。アレキサンドリアのそばを掠めますが、ここはさすがのガディ・キャプテン。位置を気取られるわけにはいかないので、反撃を控えます。ミノフスキー粒子のせいで、肉眼での有視界戦闘が基本ですが、反撃なんかすると火線から計算されて場所バレしますから、良い判断と思います。 アストナージがメンテ中の左腕のないMk-IIに乗り込むカミーユ。ってか、アストナージ、アンタさっきフランクリンに突き飛ばされて宇宙を漂ってたのに、もう回収されて、仕事させられてるなんて。。 アーガマはさらに砲撃の後、少し移動。 流石にやられっぱはキツいので、ジャマイカンは反撃を指示。とかしてたら、アーガマの砲撃が艦橋をかすめたりして。だからいわんこっちゃない。まあ、バスクは無事ブルネイに到着。 カミーユは父の乗るリックディアスを発見し、Mk-IIで抱きつきますが、引き剥がされます。 で、思わず銃を構えますが、それを見てフランクリン激おこ。 「撃つのか!親を!!」 とか 「親に銃を向ける。そんな風に育てた覚えはない!」 とか言いながらカミーユ機に向けて発砲。 カミーユは避けるだけで撃たないです。 逆上し、襲いかかるフランクリン機は被弾。 驚くカミーユにシャアの通信が入り、 「迷いは自分を殺すことになる!ここは戦場だぞ!!」。 フランクリンはなんとかコックピットを脱出しますが、機体の爆発に巻き込まれます。 ジェリドらは信号弾を受け、撤退。 目の前で父も亡くなりブチ切れるカミーユをなんとか抑えて戻るシャア。 船内のカフェでみんなでカミーユを慰めますが、カミーユはまだキレてます。 カミーユは父も母も不倫や仕事に逃げ込んで、「親」の役割をしてくれなかった、でもそんな両親が目の前で死んでしまったことについて、やり場のない怒りと喪失感を味わいなんともやりきれないんでしょうね。 「子供が無視されちゃ、たまんないんですよ」 が彼の本心からの言葉ですね、 シャアや周りも色々気を使うのですが、 「大尉は僕の何なんです?!目の前で二度も親を殺された僕に何かを言える権利を持つ人なんていやしませんよ。」 とまでいうカミーユに、 「シャア・アズナブルという人の事を知っているかな?」から始まり、 「その人の言う事なら聞けそうだな?」とあんまり上手とは言えない説得を始めますが、やはり突っぱねられます(笑)。 で、そのらしくない態度をレコアにまで突っ込まれて、 「俗人は、ついつい自分はこう言う人を知っていると言いたくなってしまう嫌な癖があるのさ」 と誤魔化します。 シャアとカミーユの関係は本シリーズの中でもかなり大切なラインだと思うのですが、Ζ全話を通して、シャアは(アムロもですが)、自分達が経験からゲットした大切な教訓をカミーユに伝えきれていないんです。 兄貴分というほど、近しい存在でもなくて、師匠というほどの上下関係でもない。 NTとしては明らかに先輩ではあるんですが、自分自身も様々な事に翻弄される中、カミーユを導ききれていないし、カミーユ自身も素直にシャアの言う事を聞く子じゃないし。 この辺のシャアの下手さが、また彼自身を捻じ曲げてしまった上での「逆襲のシャア」なのかなぁと思うようになりました。 アーガマはルナツーを迂回して地球を目指すコースに入るところで今回は終了です。
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そば

そば

バスク「今は正規軍の中にまで浸透しているエゥーゴの中枢神経を抜き出すことだ」 つまり、今までの話だとエゥーゴは地球連邦と敵対しているようだったが、エゥーゴ対ティターンズの構図は地球連邦内の派閥争いと言う訳か。 息子を置いてティターンズに戻ろうとするフランクリン。ちょっとクズが過ぎる。人質にされたことを「貸し」だと思えること、リック・ディアスを持ち帰れば優位に立てると思っていること、ちょっと楽観主義が過ぎる。この性格で妻と息子をこれまで傷つけてきたのだろう。 フランクリンやバスク、その他ティターンズ構成員を見てて思うが、本作は敵を嫌な役として描くことに振り切ってるように感じる。初代のころは敵にも敵の事情があり、ただの「性格が悪いキャラクター」に落とさず、魅力を持たせているように感じたが、んん。 エゥーゴカラーになったMk-II。正直ティターンズカラーの方が好き。 ブレックス「彼(クワトロ)はジオン・ダイクンの意思を我々スペースノイドに伝えようとしている」 ジェリド今回は名誉挽回って言ったな。汚名挽回も誤用では無いらしいけどどっちかに統一しなさいよ。 フランクリン、愛人がチラつきながら「技師冥利に尽きる」は最高。富野さんがコンテ切ったのかな。 「親に銃を向ける?!そんなふうに育てた覚えはない!」「私だって親の務めは果たしてきた」と言いながらカミーユに向かって射撃ボタンを押す指のアップ。最高。 バスク「地球連邦の宇宙軍の半分はエゥーゴだと思え」 連邦内のスペースノイド対アースノイドの戦いってわけか。だいぶ構図が分かってきた。
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えりこ

えりこ

ネグレクト被害の息子がこんなにも感情的に親の愛情を求めるって考えられない。監督の浪漫だろうか。
夏藤涼太

夏藤涼太

例によってどうしようもない父親だが、テム・レイより遥かにどうしようもない。ゲンドウより酷い。だが、その父親がモビルスーツに乗るというのは、ファーストにはなかった面白い展開である。 なお、親父とのシーンはとんでもなく重いシーンなのだが、『雫』のお兄ちゃんのせいで今見ると笑えてしかたのないシーンになってしまっているのがアカン
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王冠と空我

王冠と空我

このコメントはネタバレを含みます

「父と子と」 タイトルからすると、父フランクリンと子カミーユの話の筈が、シャア・アズナブルを振り返る話だった。ヘンケン艦長はアバオアクー決戦でジオングは見なかったとブレックス准将に言うが、見てたら落とされていたんだろうし。カミーユを慰めたかったのか不明だが、クワトロ大尉がシャア・アズナブル(つまり自分自身を)を振り返ると、カミーユのシャア評は、「尊敬してるけど、独りで組織に立ち向かって敗れた馬鹿な人」だって。クワトロも否定せず(笑)レコア、クワトロ大尉、エマも加わってカミーユを励ます?が俺にはあんまり響かず。恐らくカミーユにも。…アーガマは地球圏へ。アストナージが無事で良かった。
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まー

まー

分からなくもないけどカミーユガキ過ぎてイラつくわー🤷🏻‍♂️ アムロでももちっとまともだったんだがなぁ🤦🏻‍♂️ 大好きなリックディアス瞬殺( ꈨຶ ˙̫̮ ꈨຶ )
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流之助

流之助

この父にしてこの子あり
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水

いや、面白い。
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ピエール

ピエール

このコメントはネタバレを含みます

「でもね……僕は両親に"親" をやってほしかったんですよ」 すげーセリフだ。 こんな調子で毎回名台詞が出てきたら耐えられないよ。面白すぎて。 「自分の手で父親を撃てるのか?」ってクワトロ大尉に聞かれたとき、カミーユなら撃てそうと思ったけど結局撃てなかったな。 親に期待するというのを諦めきれなかったカミーユが健気でつらい。 そしてこういう自分の気持ちをきちんと言語化できているあたり、カミーユはすごく内省的な人物に見えるなぁ。
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襟

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おいおいおい2作目として最高のテーマかよ、親のテーマかなり引っ張るじゃん、ここからだよ大事なのは 諦めてるけど諦められない、ひたすらに若いカミーユド主人公ど真ん中魅力だなぁ 自分の名前を惜しみなく使うシャア、好き
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直木谷ヒトシ

直木谷ヒトシ

このコメントはネタバレを含みます

あんな親でも親である 愛人のことが頭から離れない父、そんな父と向き合えなかった母、1人残ったカミーユ 何を恨んでも無益であり、それでも戦争は続く 振り向くな、と言うには難しすぎるのだ
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三角

三角

いいですね、 腐った社会を受け入れられない。その時どういう態度を取るのか、どうせ腐敗は止められないからと、腐った社会を放置していいのか、社会を改善しようと関与していくことすら放棄する奴もいるわけだが、カミーユはそういうクズではない。 つまりカミーユの場合、尊敬できない親のもとで育って、その割にはカミーユ健気に頑張ってないか⁉︎と思うよ…何が正義かをわかっている。受け入れ難い愚行を繰り返す親を突き放しながらも真っ当に親をやってくれることを期待していた。
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おーちゃん

おーちゃん

このコメントはネタバレを含みます

クズ親子やん( ̄▽ ̄;)
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kkkのk太郎

kkkのk太郎

このコメントはネタバレを含みます

「父と子と…」 フランクリン大尉が、クワトロ専用リック・ディアスを強奪しティターンズの元へ逃走を図る。 クワトロ大尉はガンダムMk-Ⅱに乗り込みそれを追う。 カミーユも命令を無視してガンダムに乗り込み、父親の後を追いかける…。 ほんまにこの親子は…😅 親父がこんだけクズなら、そりゃ子供も歪むわな。 戦闘中に若い愛人のカットバックが入ることで、親父のエロさとクズさがより強調されている。 「君は、シャア・アズナブルという人のことを知ってるかな?」 うーん。何という白々しさ。 アーガマの乗組員には大体正体バレてますよ、クワトロ大尉。 カ「尊敬してますよ。(略)組織に一人で対抗しようとして敗れた、馬鹿な人です」 ク「正確な評論だな…(イラッ💢)」 〈この中にあった魂が、神の国にたどり着く事はないだろう。 その向こうには、知的生命体が住む惑星があり、人々はここで子を産み、育てることを当たり前の事とし過ぎていた…。〉 アバンタイトルに挿入された、このナレーションと宇宙に浮かぶジオン兵の遺体。 これこそが、本作を観賞する上で最も重要なモチーフになりそう。 ジャマイカンさんは少佐。 「地球育ちだけではダメというのか?」 これは、スペースノイドでないとニュータイプには革新出来ないから、アースノイドだけで構成されているティターンズではニュータイプであるクワトロに対抗できないと、そういうことを言ってるのね。 意外とバスク大佐はジャマイカンのいうことを聞く。 ジャマイカンはアレクサンドリア、ボスニア、サチワヌの三艦を指揮して、エゥーゴの本当の基地を見つけるべく地球へと帰るアーガマを追撃する。 バスク大佐はブルネイに乗ってグリプスへと戻る。 「グリプスのシフトを急がせる」という発言から、何かしらの作戦がグリプスで進行中らしい。 エゥーゴは地球連邦の正規軍の中にまで浸透しているらしい。 「地球連邦の宇宙軍の半分は、エゥーゴだと思え!」というバスク大佐の発言から、地球連邦政府の中でも地球派と宇宙派で対立している様子が見て取れる。 つまりこの物語は内ゲバを描いているのねー🤔
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KEiGO

KEiGO

このコメントはネタバレを含みます

クワトロ「俗人はついつい”自分はこういう人を知っている”と言いたくなってしまう嫌な癖があるのさ。」 クワトロの昔語りは痺れるものがあるぜ…。 レコアさんは清すぎてなー…笑
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り

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カミーユご乱心 おとんもおかんもいなくなってしまった....
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