おもろッ！

ダラダラやらずに
まとまってるのも良い。

2006年制作のDEATH NOTE、いまさらだけど初鑑賞、堪能しました。

デスノートは、藤原竜也と松山ケンイチの実写版は観ているから、それなりにはストーリーは知っていたつもりだったけど、それでも凄く面白い。
（アニメ版を楽しむという意味では、実写版を観てしまっていたことを少し後悔）

ストーリーは一部、変なところもあるけど、夜神月vsエルの頭脳戦は史上最高級に面白かった。

終盤、夜神月vsエヌ（ニア）の戦いになってからはややトーンダウン。それでも十二分に面白かったけど、エヌ（ニア）がエルと差別化があまりできてないところだけがちょっと残念でした。

=====各話の内容・感想・点数=====

#001 新生　3.6点
天才高校生の夜神月（やがみ・らいと）がDEATH NOTEと書かれたノートを拾うことから始まる。
殺しても問題がない悪党を2人殺して確証する。
その後悪党の名前を書き綴る。すると落とし主の死神のリュークがやってくる。夜神月は新世界の神になる決意をする。

#002 対決　3.9点
ICPO（国際刑事警察機構）は裏があると疑う。世間ではキラというニックネームで世間に広まる。
ICPOは裏の世界一の探偵「L」に頼むことにする。
Lは犯人を日本人と推定する。
夜神月はデスノートを隠す。
Lはテレビを使って夜神月を炙り出す。

#003 取引　3.7.点
Lは日本人の学生の単独犯のであることを推定する。
夜神月の父はキラの捜査をしている刑事だった。
夜神月は警察を使いLを炙り出そうとする。
夜神月は何者かに尾行されている。
残りの寿命の半分を差しだすことで死神の目をもらえるルールを知る。

#004 追跡　3.8点
キラは殺す前に意味不明のダイニングメッセージを残させる。デスノートに触ったものはリュークが見えるという裏技を使って、尾行している男を突き止める。

#005 駆引　3.8点
夜神月はレイを操り、FBIの捜査官の名前を聞き、捜査官全員を殺す。FBIは手を引く。
レイの日本人のフィアンセの間木照子（偽名）はキラが殺したと考え、動き始める。
エルは警察の数人にはじめて自身の顔を見せる。

#006 綻び　3.8点
エルは自身の推理を日本の警察に話す。
夜神月は照子と偶然出会う。夜神月は照子の推理がかなりキラに近づいていることを知る。

#007 曇天　3.6点
担当警察官はエルの代理人のワタリにも会う。
照子は偽名のためキラには殺せない。
夜神月は嘘をつきまくって照子の名前を聞き出す

#008 目線　3.7点
エルはレイとキラが接触していると推測する。
レイが接触した人ということで、夜神家も捜査の対象になる。
夜神月は盗撮されていることを知る。
そのなかで夜神月は殺害を犯す。

#009 接触　3.8点
夜神月の大学受験日、エルは一緒に受験する。
そして、エルはエルだと告白する。
夜神月はエルに敗北を感じる。
一方、夜神月とエルの知恵比べが始まる。

#010 疑惑　3.8点
夜神月とエルは大学でテニスをやる。
そして、2人はその後、2人は喫茶店へ。
そのとき、夜神月の父が倒れる。

#011 突入　4.0点
キラから送られてきたメッセージを流すテレビ。
キラをスターのように扱ってきたテレビ局。
夜神月の父がテレビ局の放送を止める。
もう1冊のデスノートを拾った者がいて、その人がキラを後押ししていた。第2のキラが登場する。

#012 恋心　3.8点
夜神月が捜査に協力してもらうこと。
第2のキラがバカすぎて、夜神月はなんとかしないといけないと考える。
第2のキラは夜神月に逢いたがっている。
エルは捕まえやすそうな第2のキラから探そうとする。

#013 告白　3.7点
第2のキラからビデオと（未来）日記が贈られる。青山、渋谷というキーワードが出たため、夜神月は捜査の一環として行く。第2のキラの弥海砂は夜神月に会いに行く。弥海砂は夜神月に告白する。

#014 友達　3.7点
夜神月は、第2のキラの弥海砂という最強の武器を手に入れた、一方、見つかりやすくなってしまう。夜神月の目的は弥海砂たちを使いエルを殺すこと。
エルは夜神月を友達と言う。
弥海砂の死神・レムとエルを殺す約束をする夜神月。

#015 賭け　3.9点
夜神月は翌日にエルを殺そうとしたら、大学にキラが現れ、そして、弥海砂を第2のキラとして逮捕する。
レムは弥海砂の記憶を消すという作戦を考える。

#016 決断　3.9点
夜神月は弥海砂の記憶を消す代わりに、レムは夜神月に弥海砂を助けるという約束をする。
夜神月は「もしかしたら自身がキラかもしれない」と発言する。夜神月は監禁生活に入ることになる。
夜神月が監禁されてから殺人事件が起きてない。
夜神月も記憶を消す。

#017 執行　3.8点
夜神月が監禁されてから50日。
エルはある結論を話す。
夜神月とエルは24時間手錠を繋ぐ生活をする。
第3のキラ？はある会社に肩入れしている。

#018 仲間　3.7点
弥海砂、夜神月、捜査官たちは一つのビルで生活する。それから2ヶ月。第3のキラ？は大企業のヨツバに肩入れする。警察は第3のキラ？に屈する。

#019 松田　3.6点
捜査チームでお荷物的な松田は実績を作ろうとヨツバの東京本社のなかに単独で入ってしまうもバレてしまう。
ヨツバは（偽の）コイルと契約することにする。

#020 姑息　3.7点
夜神月はヨツバグループの1人にアタックする。
エルは夜神月に自身が死んだらエルを継いでくれと頼む。
エルはミサと夜神月にある指示を出す。

#021 活躍　3.6点
死神のレムは偽コイルにつく
弥海砂は第3のキラの名前と顔をレムから教えてもらう。
弥海砂は第3のキラに近づく。

#022 誘導　3.7点
弥海砂の手柄？で、第3のキラは火口。
あとは殺害方法を調べるだけ。
エルの計画どおりに火口は引っかかる。

#023 狂騒　3.7点
火口はレムと話してしまう。盗聴を仕掛けているため（死神）の存在もわかりかけてしまう。すべてが止まった火口は悪魔と取引してしまう。

#024 復活　3.6点
火口を逮捕、エルはノートを触ることで死神を見る。
夜神月はノートに触ることで記憶をすべて呼び戻す。
ノートはエルのもとに渡る。弥海砂も記憶が戻る。
弥海砂は寿命を1/4にして目をもらう。

#025 沈黙　3.7点
自由になった弥海砂は夜神月に言われたとおり殺人を繰り返す。
エルはワタリとデスノートの秘密を解こうとする。エルとワタリは殺される。

#026 再生　3.6点
前半は総集編。
後半、夜神月がエルを引き継ぐことになる。
夜神月は犯罪者を殺しまくる。

#027 誘拐　3.7点
エルを継ぐニアがアメリカの捜査に入る。
夜神月のエルは偽物と気付く。
そんななかメロが警察庁長官を誘拐する。
夜神月が長官を殺したら、今度は夜神月の妹が誘拐される。

#028 焦燥　3.6点
妹のいるロサンゼルスへ。デスノートを渡さないためには妹を殺すしかないけど、それはできずメロにノートが渡ってしまう。

#029 父親　3.6点
第3の死神シドウが天界から降りてくる。
夜神月は再びノートの所有権を放棄する。
夜神の父がリュークと寿命半分の取引をしてしまうも、取引に失敗し殺されてしまう。メロも逃してしまう。

#030 正義　3.6点
エヌはキラが2代目エルと推測する。
アメリカ大統領もキラを認める発言をする。
メロはエヌと接触する。エヌは夜神月を追い詰めていく。夜神月もエヌを追い詰める。

#031 移譲　3.7点
エヌの居場所がわかり、メディアなどを集めて群衆を集める。（そういう群衆はただのバカだと知ってる）エヌは紙幣をばら撒いて群衆を制圧する。エヌはキラは夜神月だと断定する。
夜神月はデスノートを検事の魅上照に託していた。

#032 選択　3.6点
魅上照の生い立ち。魅上照は夜神月の大学時代の恋人の高田清美をキラの代理人に指名する。清美の前で夜神月はキラと発言する。

#033 嘲笑　3.5点
エヌは日本に来る。夜神月は清美を使い、魅上にデスノート的な偽のノートに名前を書くように指示を出す。エヌは夜神月は弥海砂も清美も魅上も自由に動かせることを知る。

#034 虎視　3.5点
夜神月と清美は筆談していることがバレる。
魅上に死神がついていないこともバレる。
エヌは弥海砂を誘拐する。

#035 殺意　3.5点
エヌから会いたいという連絡がある。
メロが清美を誘拐する。清美は夜神月に言われたとおり、デスノートにメロの名前を書く。夜神月は清美を殺す。

#036 1.28　3.6点
1月28日午後1時にエヌと夜神月は出会う。
その場を覗いて、魅上がキラ以外全員の名前を書く。
エヌはノートを差し替えていた。
夜神月はエヌの作戦を読んで、今回だけ本物のデスノートを与えていた。

#037 新世界　3.7点
エヌは夜神月の作戦をさらに読んでノートを差し替えていた。メロは自身の命をかけてデスノートを探していた。
そして、やや想定外のエンディング

『安らかに閉じた瞳に、新世界は視えただろうか』

名前を書かれた人間が死ぬノートを巡る頭脳戦を描いたサスペンスアニメ。原作は僕に最も影響を与えた作品の一つであり、第２５話を観た時から最も敬愛する監督は荒木哲郎。神作画神演出は数あれどあったかもしれない感情を昇華させる作家は類稀である。