今年のジャッジからのゲーム開始の合図を、卒業生たちが今か今かと待っている。そんな中、親友同士がライバルになり緊張感が増していく。ヘザーはゲームには参加しないと断言していた。だが、衝撃的な裏切りを知ったヘザーには、参加以外の道が残されていないかもしれない。

23人がゲームに参加するが、リスクは文字通り高くなる。保安官や保安官代理が断固としてゲームを阻止しようとする中、２つめのチャレンジで参加者は高所に上がる。新入りが有望と思われたが、予想外の妨害行為がなされる。

街は独立記念日のお祭りムード。その中には参加者を３つめのチャレンジへと導くヒントがあった。夜に危険な農場へ侵入しなくてはならない中、予想外の取引が裏で交わされたことから、ヘザーは大きな危険にさらされることになる。

３つめのチャレンジに立ち向かう中、参加者たちは命の危険にさらされることになり、かろうじて危機を脱して逃げ帰る。恒例の参加者たちのためのパーティーが催されて一同はつかの間の休息を味わうが、参加者たちの間で意外な火花が散らされ、過去のトラブルが新たなトラブルにつながっていく。

参加者たちは地元のお化け屋敷に夜乗り込む。そこでは昔からのゴーストだけでなく新たなゴーストが姿を現し、謎を解く中でゲームのつらい過去が浮き彫りになっていく。ヘザーの目的は煙の中に消えそうになるが、そんな中でパニックを中傷していた人物がゲームに関係していることが分かっていく。

町で恒例のスタントレースが始まり、グレイビル・ハウスでの事故をしばし忘れる参加者たち。警察がジャッジを追い詰める中、ゲームが継続できるかは誰も分からない。ヘザーはある人物との関係を修復するが、その結果、別の人物との関係が壊れることに。ゲームが続くことが分かるが、参加できない者もいた。

５つめチャレンジの極意はトラストフォール（背後の相手を信じて背中から倒れること）。参加者は使われていない鉄橋を歩きつつライバルの秘密を暴くが、この映像は録画されている。これで秘密や嘘が明るみになることになり、予想外の結果を招く。このチャレンジでファイナル・フォーに進む４人が決まるが、真実を明かすことで参加者たちは解き放たれることはなく、苦しめられることになる。

ゲームのファイナリストを決める最初の個人チャレンジが発表されるとジャッジの個人的な感情が入ってくる。参加者の動機や敵が予想外の方法で明るみになると、過去と現在が絡み合っていく。保安官は逮捕までわずかなところに行きつく一方、ヘザーはある事実を知って傷つく。

ファイナル・フォーの参加者１人は失格となり、動揺が広がり劇的な決着の場となる。町でゲームへの緊張感が高まる中、文字通りワイルドな結果が待ち受ける。全てをゲームに賭けるためには、リスクが伴うことが分かっていく。

ある人物が最終チャレンジ、である勝者の勝利を確実にするために断固とした行動に出る。ヘザーは少なくとも１人にとって、パニックはもはやゲームではないと悟る。衝撃的な結末でゲームは永遠に終わる。いや、少なくともそう見える。今年の参加者はゲームを終えたかもしれないが、ゲームにとってはまだ終わりではないのかもしれない。