勝ったのは農民だ

相棒 season 20の勝ったのは農民だのネタバレレビュー・内容・結末

相棒 season 20(2021年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

【 特に正月SP「二人」はかなり面白かったです。】🎍🌅🎍

ドラマでシーズン20ってすごいですね。😅
水谷豊さんも20年間もこの主人公:杉下右京を演じているのはすごいと思います。

ただ、「相棒」の途中に挟まれる育毛剤のCMで、
水谷豊さんが杉下右京とは全然違うキャラクターで登場するので、あれはやめてほしいです。😥

それはさておき、

この『相棒』シリーズは、
常に一定の面白さが保証されているシリーズだと思います。

このシーズン20において、
個人的に特に印象に残った話を挙げていくと、


第4話「贈る言葉」は天才ゲームクリエイター🎮が産みの苦しみから解放される話です。
陣川さんが恋に落ちないで、彼の友情を描いた話はシリーズ通して珍しいと思います。



第5話「光射す」🐢は大好きです。

シーズン10の第15話『アンテナ』もそういう話だったと思いますが、

引きこもりが社会に復帰しようとする、その一歩を踏み出すまでの話です。
ラストは感動します。😢


第9話「生まれ変わった男」も面白かったです。
どういうジャンルの話なのか分からないまま話が進んでいくんですが、とある悲しい家族の話でした。😰



正月SP「二人」は、
つまらなさそうなタイトルに反して、予想以上に面白かったです。😄
映画1本分を観た満足感があります。♨️
“子供が犯罪を目撃する話“というサスペンス映画にはよくあるジャンルの話として面白いです。

それに、「相棒」で“子供と老人が仲良くなる話“
はたいてい面白いです。

そもそも太田愛さんの脚本がいいです。
テーマは“低賃金労働と貧困層の不養護に対する批判“で、ちょっとした政権批判にも思えました。
イッセー尾形さんのコメディ的要素もよかったです。

個人的に大傑作「ピエロ」🤡に次いで、かなり好きな正月SPでした。


第16話「ある晴れた日の殺人」は、

ミステリーとしては禁じ手に近い、
かなりトリッキーな脚本の一作なんですが、
ミステリーではなくて人間ドラマとしては好きです。
ちょっと森絵都さん原作の「カラフル」🌈を思い出しました。

☕️🫖☕️🫖☕️🫖☕️🫖☕️🫖☕️🫖☕️🫖☕️🫖☕️🫖☕️🫖☕️🫖☕️🫖☕️🫖☕️🫖

【反町隆史さん、7年間お疲れ様でした。】🙇🏻‍♂️

キャラクターとしては

前シーズンに引き続き、

出雲麗音(演:篠原ゆき子さん)が捜査一課の三羽烏として、前シーズン以上に違和感なく馴染んできました。

それから内村刑事部長(演:片桐竜次さん)が、
やたらといい人で、彼が登場するたびに笑ってしまいます。🤣


あと、
青木年男(演:浅利陽介さん)が毎回毎回なんだかんだ言いつつも冠城亘(演:反町隆史さん)に協力しているので、
冠城亘が特命係を卒業する以上、青木もいなくなるのは、まぁ納得です。♨️


そして反町隆史さんと冠城亘に関して、

個人的には前任者である甲斐享(演:成宮寛貴さん)が好きだったこともあり、
冠城亘は最初の方はあんまり好きじゃなかったんです。🙇🏻‍♂️
でも、観ていくうちに回を重ねて徐々に馴染んでいった感じでした。⤴️

それに、
甲斐亨の最終回がとんでもない問題作だったことを考えたら、この最終回はあれとは比べ物にならないぐらいの有終の美だったと思います。

杉下さんの最後の花向けの言葉もよかったです。🥲

反町隆史さん、7年間お疲れ様でした。🙇🏻‍♂️