にゃん

准教授・高槻彰良の推察 Season1のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

伊野尾くんも好きだし、神宮寺くんも呪われている孤独キャラが似合っていて良かった。
話の展開も、毎話現れる怪異を解き明かしていくストーリーで楽しかった。

あらすじ↓
8年前。
青い提灯の怪しい光に包まれたお祭りに紛れ込んだ少年=深町尚哉。
誰もがお面をつけ無言で踊っているそのお祭りは、人が立ち入ってはいけないものだった。
尚哉はそこで死んだはずの祖父に出会う。
「お前はこんなところに来てはいけなかったんだ」
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大学生になった尚哉は、孤独を抱えて生きていた。なぜなら、あの青い提灯の祭の日以来、人の嘘がわかるようになっていたから。
人が嘘をつくと、その声がゆがんで奇妙な音になって聞こえる。尚哉の能力に気づいた両親は、尚哉を遠ざけるように。そして、尚哉も親しい人間を作らずに生きてきた。
そんな中、イケメン准教授・高槻彰良(伊野尾慧)の「民俗学Ⅱ」を受講する。高槻の言葉には嘘がなく、尚哉には心地良く耳に届く。
高槻は、見たものをすべて瞬時に記憶できる完全記憶力を持ち、世の中の怪異現象にしか興味がない。そんな高槻に、尚哉はひきつけられていき、いつしかバディーを組むことに。

最終話
深町尚哉(神宮寺勇太)は、高槻彰良(伊野尾慧)とともに『青い提灯の祭』に行くことにする。人の嘘がわかるようになった、あの祭だ。
佐々倉健司(吉沢悠)の運転で、亡き祖父母が住んでいた村に向かった3人。
祖母の知人の女性(ふせえり)や謎の老人(モロ師岡)は、祭はもう行われていない、というが、それは嘘。
一方、瑠衣子(岡田結実)は佐々倉健司の実家の古書店で一冊の本を手にする。
そこには「のろいの盆踊り」「青い提灯」などが書かれてあった。
高槻の身を案じる瑠衣子は、バイト先の神主(ベンガル)を訊ねる。「のろいの言葉が死者を呼び起こす」という不吉な情報を得た瑠衣子は、高槻に連絡を取ろうとするのだが……。
その頃、高槻、尚哉、佐々倉は、尚哉の記憶にある神社に。
村人たちから、お山の神社には山神様が住むと聞く。さらに「お盆の間は行かないほうが良い」とも。
しかし、高槻は“夜の8時を過ぎてから”お祭に行くと言う。

祭りは実在した。それはマジナイを唱えると死者が帰ってくるという祭りだった。そこに死んだ爺ちゃんがいたことは事実で、お供え物を持った先生と一緒にいたことで、お供えものを渡し気を引いている間に逃げ出すのだった。深町の嘘が歪んで聴こえる能力に変化はないが、孤独になるノロイではなく自分の本当の大切な人を見つける為のマジナイをあの祭りでかけてもらったのだと前向きに捉えることにしたのだった。
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