にゃん

アンラッキーガール!のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

アンラッキーガール!(2021年製作のドラマ)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

アンラッキーな3人の女子を占い好きの弁護士が喫茶店で占いつつ彼女達の不幸さを傍観するストーリー、めっちゃ面白かった!
バカリズムの単調なナレーションも面白いし、まさか幸の死んだ兄の役もしているなんて、と。

占いも色々な手法で行なっているので、こんな占いもあるのかと毎度少し知識になる。

アンラッキーな彼女たちが皆1月1日生まれで、後に出会うラッキーな彼女が12月31日生まれという、1日差で運命が変わってくる設定も面白いし、不運てこんなにも続くのかと不運続きのシーンも面白い。自然に皿が割れるのはもはや怪奇現象。笑

最終回では、3人の最も不運の強い日"大凶日"に幸が人間違えで誘拐されるという展開。
しかし、監禁された部屋を掃除して運気を上げたことで幸運が舞い込む。
部屋に戻って来た犯人が磨かれた床で滑った隙に部屋から逃げ出す幸。そして幸を探していた樹と香に外で遭遇したものの、あっさり犯人に捕まり監禁部屋に連れ戻される。
そこで樹は自分の元カレが幸の父親で当時は彼が妻子持ちだったとは知らなかったことを話し、それを信じた幸と和解。
和気藹々と3人で話していると樹の肘が棚にぶつかり上から落ちて来たタライの中に針金を発見、部屋から脱出する。
ビルの外には人だかりが。バンクシーのような絵がビルに描かれていることがSNSで話題となり人が集まり犯人たちはビルから立ち去っていたのだった。

樹は幸を探す為に作ったポスターが目に止まり、広告社の企画部に推薦され、やりたい仕事に就けることに。

最後には店の奥から出て来た宝くじが一等に当選。彼女たちは窓口が閉まるまでに無事銀行に辿り着けるのか。しかし大金を手に出来たとしても幸運とは限らない。
というエンド。3人のその先を視聴者に想像させて終わる感じも綺麗な締め方で良かった。
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