モモモ

エコーのモモモのレビュー・感想・評価

エコー(2024年製作のドラマ)
3.7
1話(1/22)
おー、めちゃくちゃ丁度良い作品だ。適度な暴力描写とミニマムな舞台設定。マイノリティを主軸に置くキャスティングと演出が意味をもたらす。手話、影。ホークアイの内容をマヤ視点でダイジェスト&新規撮影で再編成。長回しアクションでの怒涛のデアデビル戦が最高。息をつかせないとはこの事。スポットライトとしての独立性。ドラマでやるならこれくらいがいい。

2話(1/29)
先祖、ルーツ、故郷での戦い。おじいちゃんとヌルッと再会。お手製のガラクタ義足。見せ場の列車アクション。まだ物語は動き出さず。ドラマだからこその画角変換が好み。

3話(1/31)
先住民族と侵略者(白人)の戦い。マヤ達を売ろうとする3人組はみな白人。フィスクも白人。その部下達も。ちょっと性急過ぎる展開な気もするが、このくらいの速度の方が今の時代はありがたいという本音も。ちゃんとバイオレンスしてていいなぁ。このくらいの暴力をもっと早くMCUで観たかったけど…Netflixドラマ群がそれだったな。今となってはちゃんと正伝だし。

4話
アイスクリーム屋のおじちゃん、流石に可哀想だな。理不尽。前話のヌルッと誘拐と言い、なんと無く緩い脚本展開が気になるが、脚本家クレジットの多さを見ると二転三転したと言う事だろうか。手話を学んで「歩み寄る」家族と「歩み寄らせる」フィスクの違い。それでも一応愛情を抱いてる臭いのが厄介。

5話
エコーのタイトル回収、ヒーロー側への帰還でEND。やっぱり短過ぎる…と思いつつ5話だと観やすいのも事実。ちょっと諸々の唐突感は否めず。撮影が良かったので観ていて楽しいけど。1話のデアデビル戦がピークですかね。先祖、ルーツ、家族で立ち向かうラストバトル。ばあちゃんのステゴロ。フィスクとは暴力ではない決着。それでもフィスクの野望は収まらず。フィスク市長への伏線を敷いて。
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