Kことチャン・チォカイは高校時代に悲惨な事故に見舞われ、日常が一変。Kの学校に転校してきたクリームことソン・ユェンユェンは、彼をいじめ始める。

父の余命を宣告されるK。それに追い打ちをかけるように、医師から耳を疑うような事実を告げられる。その一方、Kはクリームの過去について知る。

パーティーでKと心を通わせたクリームは、彼の家に住み始める。大学生になった2人は一緒に海へ行くのだが、幸せなひと時は唐突に終わりを迎える。

体調が悪化したKは、自分にはクリームを愛する資格がないと感じ、彼女の幸せを見届けたいと心から願う。クリームは、作詞家として働き始める。

Kは思い切った手段を使い、クリームと彼女にふさわしい男性との出会いを演出する。クリームはKを誘い、あの日たどり着けなかった海へ一緒に行く。

Kの願いは、ついに現実になる。Kが死んでから時が経った現在、ポーハンとイーチーは、Kとクリームが作った曲の著作権の手掛かりを追い求める。

Kが仕事を辞める一方で、クリームは結婚式の準備を進める。クリームは、Kが伝えられなかった思いに触れ、涙がとめどもなくあふれだしてゆく。

著作権問題をクリアしようとするポーハンとイーチーは、Kとクリームの互いへの思いをたどってゆく。そこには、愛し合うがゆえの秘密と葛藤があった。

イーチーは大切な存在を失ったことを受け入れられず、深い悲しみを乗り越えられずにいた。そんな中、クリームが突然、縁のある人たちの前に姿を現す。

時はさかのぼり、クリームはあの時のようにKに誕生日を祝ってもらう。クリームにとって、これがKと一緒に祝う最後の誕生日だった。