虎に翼の125の情報・感想・評価

エピソード125
第25週「女の知恵は後へまわる?」(第125話)
拍手:43回
あらすじ
桂場(松山ケンイチ)に真っ向から意見した航一(岡田将生)だが、心ならずも寅子(伊藤沙莉)にまで心配をかける事態を引き起こしてしまう。
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タキ

タキ

●第25週「女の知恵は後へまわる?」 〈昭和45年7月、美位子の尊属殺の事件、二審の東京高裁は一審判決を破棄して実刑判決を言い渡し、山田と轟はすぐに上告した。上告を調査分析するのは航一の仕事であった。桂場の元に民政党の寒河江幹事長が現れた。司法の公正を守っていないとクレームを言いにきたのだ。若い裁判官たちが傾いた考えを持っていることなどをあげつらい、裁判所に干渉しようとする魂胆だ。寅子は笹竹で汐見家の人々と会っていた。香淑がよねの紹介で原爆被害にあった朝鮮や中国、台湾の人々の助けになる活動を始めようというのだ。汐見は裁判官をやめ、妻の手伝いをするという。薫も司法試験を目指し一家でささえあって最高の弁護士事務所を作ると張り切っている。大学を辞めた優未は笹竹で働くことになり、道男は補導委託先として大五郎という少年も雇っていた。梅子によると、桂場は長く店に来ていなかった。法制審議会、少年法部会が始まった。少年法を改正すべきかどうか議論する会であったが、改正ありきで話されており、少年法の背景から考えるべきと食い下がる家裁初期メンバー。家裁がこれまでやってきたことは間違いではないはずなのに…と悩む寅子。山田轟法律事務所には内定を取り消された青年が相談にきていた。美位子はふたりがたくさんの人を救う姿を見ていると元気がでる、ここに置いてもらってよかったと話す。よねはかつて実家から逃げてライトハウスの店長にここに置いて欲しいと懇願したあの日を思い出していた。一方、星家では優未が知り合いの雀荘で週に2日働くことになったと寅子と航一に告げる。なるほど…と、航一。「優未は大丈夫」と太鼓判を押していた寅子は気まずい顔をする。朋一は家裁に異動になった。それは左遷としかいえない内示であった。〉「良い方に流れていく」というのはいい言葉だなと思う。汐見家はもう大丈夫。しかし、寅子の悩みは尽きない。優未はバイトで生活を繋ごうとしており、親としては不安しかない状況。もうひとり、義理の息子は家裁に左遷。与えられた場所で頑張ると言うが、悔しさが滲み出る。家裁って裁判官界隈では左遷なんだな…としょんぼりもする。国民が少年法の改正を望んでいるとのセリフがあったが、以降、あまりに凄惨な事件が次々に発生し、私自身も更生は難しいのではと何度も思った。しかし、一律というのはどうか。事例による、としか言いようがないような気がする。 〈寅子は朋一らの異動は桂場の手によるものだと思っていた。寅子は桂場の元を訪れ、真偽を問う。桂場は異動させたのは自分だと認め、裁判官は孤高の存在でなければならない、団結も連帯も政治家が裁判の公正さに難癖をつけるかっこうの餌食になる、いま、寅子が取り組んでいる少年法改正の邪魔にもなっただろうと。寅子は「純度の低い正論は響きません。政治家の顔色を見て、未来ある若者を見せしめにして、石を穿つ雨垂れにもせず切り捨てたということですよね。汚い足で踏み入られないために、桂場さんは長官として巌となったのではないのですか。あの日話した穂高イズムはどこにいったんですか。」そんなものを掲げていたのではこの場所にいられないと返答する桂場になおも寅子は、何を守り、何を切り捨てるか私やライアンさんと話してみませんかと食い下がったが、2人は決裂した。桂場の前に幻の多岐川が現れる。「どうするんだお前は、少年事件だけ目の敵にされるのも家庭裁判所の地位向上を怠ったせいもあるんじゃないのか。お前の強権人事に嫌気がさした志高い裁判官はどんどん辞めていっている。人手不足が進むなぁ。おまえの掲げている司法の独立というのは、ずいぶん寂しく、お粗末だな。」月一の法制審議会少年法部会は引き続き開催されている。弁護士となった汐見も参加している。少年法の年齢を引き下げた場合18歳19歳の子たちについての調査は行われないのかという寅子の質問に家裁調査官がそれについていっているのかと反論される。調査官の職務を軽視した発言だと小橋と稲垣は強く意見する。久藤がなぜ弁護士や裁判所との意見調整もせず少年法改正を急ぐのかわからないといえば、家裁を作った時のように法改正をし、それに合わせていく強引さが必要なのではと返される。しかし、あの時は家裁の仕事が少年たちにとってベストだと心から信じていたからやれたのだと久藤は言い切ったのだった。昭和46年春、朋一は東京家庭裁判所少年部判事として着任した。非行少年たちとどう向き合っているのか、家裁がどう変わっていかねばならないのか聞きたいなどと挨拶をする朋一に無理をしているのではないかと心配になる寅子。美位子の事件はよねたちが上告してから一年がたとうとしていたがまだ最高裁で受理するかどうか決まっていなかった。その調査官として動いているのが航一なのだった。航一はよねたちの事務所を訪れ事件の詳細を聞いていた。救いようのない世の中を少しだけでもマシにしたい。だから心を痛めている暇はないとよねは話を締めくくる。〉司法の独立を目指すにはどうすればよいのか。「独立」を大切にするあまりに孤独となった桂場の判断にみなが背中を向け始める。タッキーを頭に思い浮かべる桂場とライアン。その実体はなくとも時に叱咤激励し、気持ちを奮い立たせてくれる友はいつも彼らの心のうちにいる。昔のように集まることはないが互いの魂の共鳴を感じる仕立てとなっていてこれはこれで胸アツだ。よねは美位子はもうひとりの自分だと思っているのかもしれない。ありふれた悲劇に遭遇した時に灯台のような逃げ場があったかどうかで人の運命は変わる。この場所から動かず弁護士を続ける意味はあの日マスターに救われた自分を忘れないためなのだ。 〈寅子は少年法改正に関する意見を同僚に聞くことにした。音羽は家庭裁判所が反省すべき点が多々あると言う。裁判にかける意気込みの差が裁判官によってばらつきがあるというのだ。調査官への負担が大きく、均質で迅速な事件処理を求められるが、そうもいかず、差そのものが生まれにくい改革が必要なのではと話す。朋一はそれでは改悪だと発言。少年の更生に必要なのは刑罰ではなく対話と歩み寄りとだと寅子に同意を求める。家裁の力を信じている、愛の裁判所を守りたいと言う寅子に音羽は本当に守ろうとしてきましたか、家裁は昔から人員不足、それを個人の努力だけで補ってきた歪みが今だと。その責任は佐田判事の世代の人たちに大いにあるでしょうと言い、朋一も同意した。猪爪家では直明一家が近所に引越しするのでお祝いをしていた。直明は猪爪家を離れることに不安もなくなり自分の中の戦後がやっと終わったと話す。優未は雀荘と笹竹で働きながら猪爪家にも手伝いにきている。心配だが、娘の選んだ道を見守るしかない寅子なのだった。猪爪家の家族会議ならぬ討論会が開かれた。寅子が最近の少年犯罪について世間とのズレを感じている、みんなの考えを聞きたいと言う。しかしみんな少年の凶悪犯罪にピンときてないようだった。裁判官となった直人は自分の責任が重すぎて辛くなる時がある、どの少年がこれから凶悪犯罪に手を染めるかなんて審判と面接だけではわからないと言い、麗美はそれは教員も家族も一緒、毎日顔をあわせていたって心のなかまではわからないと話す。直人は法で縛るのにも限界がある、やりすぎると人権侵害になると法改正に揺れる心情を示す。直明はBBC連盟と教育委員会から法制審に部会に参加してほしいと言われているが断るつもりだと話す。自分の生徒と全力で向き合いたいと言う直明に寅子はその考えも正しい、どの考えも正しいからよい落とし所を考えないと、と深慮するのであった。昭和46年夏、涼子は司法試験受験のため新潟から上京し、女子部のメンバーが星家に集まっていた。よねは悠長に近況報告などしている場合ではない、わたしらでコイツを絶対に合格させる!と意気込み、作ってきた練習問題をみんなで解き始める。同じ夢に向かっていたあの頃を思い出す寅子。ある日、寅子は家裁で女子高生に声をかけられた。彼女の顔は美佐江にそっくりだった。音羽に「美雪」と呼ばれた女子高生は祖母に付き添われて帰って行った。寅子は思わず音羽の腕に赤い腕輪がないかと探す。〉てんこ盛りの内容にどこから感想を書けば良いのか迷う迷う。とにかく1番の衝撃は、ふたたびの美佐江登場だ。おそらく美佐江の娘なのだろうが、早くも家裁のお世話になるような事件を起こしており、寅子はあの時美佐江に向けて出せなかった答えを出すことができるのかが注目ポイントとなる。さらに涼子様が弁護士を目指すターンになり、じゃあ梅子さんは?弁護士は諦めちゃったのかな??と思ったが、そもそも梅子は子供たちを夫の元ではなく手元に置きたいという一心で法律の勉強をしていたのだった。勝手なことばかり言う息子たちには好きにしろと言い、遺産その他すべてを放棄してあの家を出てきた彼女にはもうこれ以上法律を勉強する意義が見出せないのだ。それに、初志貫徹も立派だが、やりたいことは変わっていいとも思う。優未もまた、模索中なのかとも思うが、悩んでいる様子がないのがちょっと気になる。 〈女子高生の名は並木美雪といい、同級生の男子を駅の階段から突き落としたということで家裁送致となっていた。調査官の音羽は以前話した少年法改正のことで自分がすべて正しいとは思っていない、佐田さんが守りたいものも分かっている、出過ぎた発言だったと謝る。寅子は全て正しくなければ発言してはいけないのか、それを受けてどうするかは私の問題だ、言いたいことを発言してくれたことに感謝していると告げる。審判の日、美雪はいきなり、わざとではないと泣き出す。そして、大切にしている手帳を返してくれなくてやってしまったのだと言う。寅子は美雪を不処分とした。美位子は尊属殺の上告に時間がかかっているのは脈がないのかと心配していた。いつまでここにいられるのかと思っている、そして…としばらくいい淀み、この場所が居心地がいいってことです、と微笑む。1946年冬、涼子は司法試験に合格し、その報告をしに星家にやってきた。しかし、寅子とよねに司法修習は受けないと話す。これはすぐに不幸で可哀想な存在に落とし込もうとする世間への自分なりの「股間の蹴り上げ方」だ、弁護士になりたかったんじゃなくてならなかった。弁護士になるもならないも私の手の中にある、としたかったのだと話す。よねは美位子に、ここにいたいなら最高裁への上告が棄却されてもいればいい、でも法律事務所にくる依頼人の話を盗み聞きするためならやめろ、お前の身に起きたことはクソだ、それはお前の父親が、この世界が、法律が、どうしようもなくクソなだけだ、お前が可哀想なわけでも、不幸で弱いわけでも決してない。それだけは分かってくれ、と話す。星家に朋一がやってきた。朋一は開口一番、裁判官、辞めていいかな…と言う。妻には離婚を言い出されており、夫や父親の役目から解放してあげる、何の支えにもなっていなくて辛いと言われたと話す。さらに裁判官の仕事に誇りを持っていた。なんのためにどう頑張るのかわからなくなってしまった、ごめんなさい、と肩を落とす。航一は、何も間違ってない、謝ることなど何ひとつない、と朋一を励ます。航一は長官室を訪れる。〉美雪、これで終わりではなかろうというヤバイ雰囲気をただよわせている。また来るに違いないと確信させるラスボス感がスゴイ。世間に、あの人は可哀想な人だ、と知らない人にまで思われている辛さ歯痒さやあの人より自分の方がマシだとか不幸なのは自分だけではないと思うことが根っこでは同じ感情なのだとハッと気付かされる。しかし自分の努力ではどうにもならないことで卑下される理不尽さに怒れる人はまだ幸だ。朋一も組織という世間の中で理不尽さに潰されそうになっている。こんなことたいしたことないと思って耐え続け自分の心を殺してしまわないために逃げることができる人もまた幸いだ。美位子の心情を思うと、やりきれなさで胸が苦しくなる。 〈航一は桂場に昭和25年のあの判例を変更する時です、尊属殺の重罰規定が違憲かどうか、大法廷でもう一度、判断を迫る時ではないかと進言する。桂場は受理できない時期尚早だと突き返す。航一はなるほど、と一旦引き返そうとするが戻り、やっぱりわかりません、時期尚早とはどういうことでしょうかとさらに食い下がる。桂場は少年犯罪が急増し、道徳心の欠如や家族崩壊が問題になっている今、冷静な議論がなされると思うかと反論する。航一は、法は法、道徳は道徳ではないかと返すと、机上の理想論ではな、と返される。さらに、人は間違える、だから法がある。だから法について考える際に万全な時を選ぶ、尊属殺の規定が違憲かどうか問う裁判をするかどうか問うなら尚更だとたたみかける。航一は、反発は来るかもしれない、たとえどんな結果になろうとも判決文は残る、ただ何もせず、人権蹂躙から目を背けることのなにが司法の独立ですか!と激昂し、鼻血を出して倒れる。連絡を受け長官室にかけつけた寅子は桂場の膝枕で寝ている航一を見つける。桂場に手当てされ寝ていた航一は目を覚ました。寅子は、桂場は若き判事たちに取り返しのつかない大きな傷を残しました、きっと一生許されない、私は彼らには許さず恨む権利があると思います。私自身、桂場さんに怒り失望して傷つきもしました。私が邪魔で面倒で距離を置きたくても、司法の独立のために、共に最後まで戦い続けるしかないんですよ。桂場はポツリと何を君はガキのような青臭いことを…とつぶやく。寅子は笑って、わかります?一周回って心が折れる前の、法律を知った若い頃の本当の自分に戻ったようなんです。いや、どの私も私、つまり全部含めてずっと私なのか。兎にも角にも、さすが、桂場さんです。と話して、航一とともに退席しようとした。桂場は航一に持ってきた資料を置いていけと言う。ふたりが帰ると星家では朋一の奢りで豪勢な肉を買いすき焼きパーティの最中だった。この肉で全部乗り越える!と元気な顔を見せる朋一。航一はこの一件で心が軽くなったような気がする、あの戦争から一区切りついたような、と話す。そう思っていいのかも正直わからないと言う航一に寅子はわかる日がくるまで少しずつ少しずつ、心を軽くしていきましょうよと返す。昭和47年4月、最高裁は美位子の事件の上告を受理し、15人の裁判官の大法廷が開かれることになった。並木美雪の祖母が寅子を訪ねてやってきた。そして森口美佐江の母ですと、名乗った。ずっと謝りたいと思っていた、あの時は娘を助けてくださろうとしていたのに、と話す。寅子が美佐江の所在を聞くと、美佐江は美雪が3歳になってすぐ車に轢かれて死んだと言う。手帳に美佐江が最後に残した言葉がかかれていると寅子に差し出す。ページをくると、「美雪、愛してあげられなくてごめんね」と書かれていた。赤い腕輪をしおりのように挟んだページには「私は確かに特別だった。私が望めば全てが手に入った。全てが思い通りになった。盗みも体を売らせることもできた。けどこの東京で、私はただの女にすぎず、手のひらで転がすはずが知らぬ間に転がされていた。次々にわく予期せぬ出来事に翻弄された。身籠れば特別な何かになれるかと期待したが無駄だった。私の中にかろうじて残る、特別な私が消えないうちに、消えるしかない。あの人を拒まなければ、何か変わったの?あの人が私を、特別にしてくれたのだろうか?」あの日、あと一歩だったのだ、それなのに私は、私のせいで…と寅子は思い詰めた。〉戦争をとめられなかったという想いで心を殺して司法にたずさわっていた航一は尊属殺を上告するにあたりかつて航一が持っていた湧き上がる情熱を再認識し、寅子の前には美佐江との間に自ら作ったと思っていた溝がハッキリと形を持って現れた。「あの人」としか書かれていないが、すぐに自分のことだと思うところがいかにも寅子らしい。私のせいで…と思うのも航一同様自ら背負い混みすぎの感がある。美佐江は井の中の蛙であり、田舎の女子高生が東京という有象無象が蠢く街で翻弄されることは容易に想像できる。地元の名士であった親の庇護も東京では何の役にもたちはしない。しかも、「女」であることがどうも彼女が生きる上で障壁になっているようでもある。女性の社会進出などまだまだ先のこと。勉強ができただけではどうにもならなかったことがあったに違いない。子を産めば、という発想は、寅子に娘がひとりいたことが影響しているのかもしれない。「何者か」になった寅子のようになれないかと思ったのではないかとふと思う。生まれた時からずっと「私」、と言い切ることができればどんなにいいか。父親に溺愛されて育ち、他の女性たちが望んでも得られないような学問もさせてもらえる環境にあったのは寅子も同じだったのにどこで道が変わってしまったのか。そういえば美佐江の母親は苗字が森口ではなかった。森口家を離れ離婚したと考えるのが普通だが、家庭内のゴタゴタもなんとなく想像ができる。
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fish

fish

怒って興奮しすぎて鼻血を流す航一も、介抱して足痺れて2人に助けてもらう時の桂場さんも、可愛すぎるw
K

K

航一さんが怒ってる姿は痺れた〜 かっこいい 寅ちゃん航一さん夫婦素敵だな〜 こんな夫婦素敵〜〜
bon

bon

美佐江さんの独白もすごく強いインパクトだし、特別になれなかった自分に囚われた末路として寂しさもあるけれど。 それよりも、まさか最終週直前に膝枕するとは思いませんやん…。
R

R

2024/10/10 テレビにて鑑賞
emim

emim

はっっっっっ!!!! みさえ!!!!お前……
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ソリ

ソリ

・予告で見た膝枕、見間違いじゃなかったwwwwwww どんだけ徳を積めば桂場さんに膝枕してもらえるんだよ😔 「君は夫のことだけ心配したまえ」 「ゆっくり頼む」 「触るな!」 ↑わたしも膝痺れやすいからこの気持ちまじ分かるwww そして桂場さんに明確に妬いた航一www ・膝枕したら尊属殺人に向き合う気になって 膝枕してもらったら総力戦研究所の傷が癒えたの 意味が分からん笑笑 ・みさえパート不気味で面白かったのにかなり雑に終わったな。 田舎でイキってたがきんちょが都会に出たらイキれなくてショックだっただけの話?笑
つむ

つむ

あの日、あと一歩だったのだ・・・ 寅子のせいではないけど、この人は自分を責めるよね。 優未を抱き寄せたあの場面を見ると苦しくなる。
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BLUE

BLUE

美佐江の人生を想像すると辛くなった。 人よりも生き方が下手なんだと思うな 何かできることがあったんじゃないかと思うのもわかる。 ちゃんと愛情を持って接してくれる大人がいたら、少しは違ったんじゃないのかな。。
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Kらりー

Kらりー

このコメントはネタバレを含みます

うぐぅ…。 全部私だって。すごいぞとらちゃん。 そして航一さんみたいなひとっていますか? 星家はそれぞれのホームとなっていて、それはそれぞれが家族をしてる、してきたからなんだよなぁ。と…いい画面だった。 人の抱えてるものはどこでどう軽くなるか分からないよね。 大法廷って15人なのか。大がつくわけだ… みさえさんの母だったのか…… みさえの最後の言葉。 みさえがいってしまった。 最終週…最終週か……
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anop

anop

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航一vs 桂場さん。鼻血。膝の上。お肉で全てを乗り越える。 美佐江の母。美雪のお婆さん。手帳。
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age58

age58

昔のごまかしが今の後悔になる。赤いミサンガ。どーする。伊藤ちゃん?
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Yuichi

Yuichi

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今週のとらつば ともかずの、この肉で全部忘れるって言葉に泣いた。ずっと熱意を注ぎ続けてきた仕事を辞めたことをそんな肉で忘れられるわけがないことは自分が一番知っている。そして、忘れなきゃいけないことも。 だから、あえて周りに宣言してここで終わりにしようとしている。その笑顔にグッときてしまう。 かつらばの時期尚早とは、今やらない言い訳なんだろう。ついつい自分も言いがち、言い訳を使いがちだから気をつけないと。だったらいつなんだ。どうせいつだってベストのタイミングではないんどから。今やるのがベストだって。
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mumu

mumu

星兄妹がのびのびしてるの見て今更感動してしまった。ほんとによかった。
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あらなみ

あらなみ

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あ、よかった。 航一さん、桂場さんに朋一のことを凸るんじゃなくて、尊属殺人について凸ったのか。 流石にそこまでしないよね。 安心したわーーーーーーーーーーーー。 思ってた以上に航一さんが大人で助かったーーーーー。 取り下げられた尊属殺人の報告に対して、 「時期尚早とはどういうことでしょうか」 って航一さん、かつての桂場さんと同じこと言ってて泣く。 いつになったら「時期尚早じゃなくなる?」なら、いつ声を上げたらいい? って。 法について万全な時を考える。 今は、何が司法の独立だって吠える航一さん、朋一のこともあって八つ当たりじゃん……。 鼻血を出す航一さんを気遣う桂場さん優しいし、 膝枕してあげる桂場さん優しいし、 慌てて起きる航一さんに声かける桂場さん優しいし、 足しびれても膝枕を続けてあげてた桂場さん優しいし。 結論、やっぱり桂場さんは優しい。 1週目から今まで徹頭徹尾優しい。 こんな状態で桂場さん、人も呼べないだろうから、用事があって入ってきた部下に、他言せずにとりあえず寅ちゃん呼んでって伝えたってことでしょう。 優しいがすぎない??????????? 若い判事たちが、「許さず恨む権利がある」ってそれ違くない? 司法の独立を守るために、政府に弱みを見せてない桂場さんの手法間違ってなくて、ただのコミュニケーション不足なだけだと思うの。 多分、今、こういう時期で、政府が介入したくてうずうずしてるから、申し訳ないけれどこうするよって言ってたら、こんなことにはなってないし、桂場さんが恨まれることなんてないと思う。 この先の日本は、桂場さんみたいな気骨のある人がいなくなっちゃったから、政治家が司法を私物化してる世の中だよ。 今は、桂場さんみたいな長官がいなくて地獄だよ。 わ……。 朋一、まきさん達には肉買わないのに、星家には肉買うんだ……。 離婚を提示されたの、絶対そういうところだって……。 裁判官15人ってすごいな!!!!!!!!!!! 美位子さんの事件、上告されてよかった。 森口美佐江の、母……? みさえ、亡くなってたーーーーーーーーーーーー。 ねえ、残酷。 最期の言葉が、「美雪、愛してあげられなくてごめんね」は残酷。 ミサンガが挟まれたページの言葉は全部全部呪いじゃん。 美雪は、こんな言葉を、こんな呪いを受け続けてるの。 自分のために美雪を生んで、自分が「特別になれないから」って自殺したの。 随分身勝手じゃん。 こんな美佐江に寅ちゃんが思い悩む必要なくない?????????? え? なんでこんな身勝手な人に、真っ直ぐ生きてる人たちがふりまわされなきゃいけないの?????????? 美佐江、境界性パーソナリティー障害だと思うんだけれど。 虎に翼、好きになりたいのに、どんどん自分の感覚とずれちゃうの辛い。
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灑絵子

灑絵子

美佐江がラスボスなのかな。 美佐江のような人は現実ではのうのうと図太く生きているイメージ。東京に出たくらいで絶望する繊細さがあったのね。意外だわ。しかも車に轢かれてと言いつつ、自殺の可能性もあるの?自分から車へ飛び込んだなら運転手側のことなんも考えてないよね。最期まで自分勝手。寅子もあの時救えたのでは…なんて思う繊細さがあるのね。そんな感覚で裁判官の仕事をやっていくの大変そ。現実は美佐江みたいな奴ばかりで法に関わる仕事してる人たちが消耗してるんじゃないの?美佐江みたいなのは元々人への思いやりは欠けてるし親もアホだしどうしようもないよね。関わりたくない。でも寅子のように仕事で関わらないといけない人たちもいるから大変よね。できることをやって割り切るしかないよね。でも、ま、寅子が(救えたかもしれない…)と思っちゃうのはあの時美佐江が罪を償うことができてたら、さらなる被害者も生まなくて済んだってところよね。美佐江は絶対あの後もやらかしてるもんね。車の運転手だって被害者だし。美雪のことはどうすんのかね。
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蒼空

蒼空

美佐江さんは、事故死(だろうか)していた。 彼女もまた生きにくい人だった。村の名士の娘、高い知能、美貌、もっと欲しい特別なチヤホヤ、でも、東京ではよくいるただの美人だった。彼女にとって特別とはなんだったのか。どう救って欲しかったのか。一瞬、寅子に何を期待したのか。 寅子と美佐江は全く馬が合わないので、話あっても寅子の思いだけでは美佐江の中に気づきはなかったと思う。美雪の変な泣き真似のような謝罪が後をひくが、「何者かになりたい特別な私」は、世界中どこにも、自分にもいる。 「時期尚早」桂馬さんは面倒な時言いがち。 結果が出なくてもトライしなくてはいけない時期ってのがあるのよ。 記録は残る。のこれば事例、前例になる。
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うりぼう

うりぼう

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20240920 NHK総合 朝ドラ 航一、尊属殺人事件の調査書を桂場に提出。桂場、現状に鑑みて今、違憲裁判をするのは不適。航一、なるほどと書類を抱え、退出しかける。扉に手を掛けるが、納得できないと引き返す。 目の前の人権蹂躙を見逃して何が司法の独立か!例え違憲は認められなくても判決は残ると激昂。桂場、驚き立ち上がる。航一、鼻血を出し、貧血で倒れる。寅子が呼ばれ、入室すると、桂場が航一を膝枕。寅子のはて?に桂場は反応。 航一、気が付き、桂場を見上げて慌てる。桂場、足が痺れて立てない。寅子、桂場に司法の独立を守る為には皆の力がいると。また、青い事を言うと桂場。書類を引こうとする航一にそのままでと制する。二人が去り、一人の桂場の目に多岐川の姿か。 寅子達が帰宅すると子供達で夕食、朋一が最高の肉を買い、これで再出発、航一も取っておきのワインを提供。二人になった航一、気がついて少し気が楽になった。戦争の重荷が減ったかも。寅子、その重荷が無くなるまで一歩ずつと。 出勤する寅子、例の少女の祖母が来訪、美佐江の母だと言う。美佐江は美雪が3歳の時に事故死。彼女の手帳を寅子に見せ詫びる。中には新潟での振る舞いと東京で失敗、親になれば変われるかという期待。特別が無くなる前に消えると。寅子と関われば、自分は変われたのか?寅子、あと一歩だったのかと、後悔に苛まれる。 桂場、尊属殺人事件の上告を認め、大法廷15人の裁判官で違憲審査を開始する。最後の宿題の決着が最終週に。
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noda

noda

股間の蹴り上げさえ品よく聞こえる涼子様。人生の中盤で一度諦めた道に挑戦するヒャンちゃん涼子様みたいな生き方も示してくれるのよかった。
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できる

できる

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美佐江に対して怒りすら覚えた。 けれど、地元では何をしても許された特别だったのに、都会に出て掌で転がすはずの自分が、いつの間にか転がされていて、子供を産んだら変わるはずと思っていたのに、あの時の特別を凌ぐほどの感情は起こらなかったというのは深く心に刺さった。誰にだって自分は何者でもないということに気付く時はくるし、そこから人生が始まるとすら思っている。 気付いても尚、特別に縋るのであれば特别を忘れない内に自死も当然の結果だと思うし寅子に出来たことはあれ以上無かったと思うから全く気負う必要は無いと思う。 朝ドラでも遺憾なく発揮される岡田将生の姫属性。
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ジュうお

ジュうお

美佐江は地元にいたらずっと歪さはあるが生きていたのかもしれない…後悔をしている寅ちゃんもあるけどでもあのときの最大限はできていたと思う。ひとまず朋一がごはんをおいしそうに食べていてよかった
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ぁぃぁぃ

ぁぃぁぃ

航一さんが激昂! こんな姿はじめて。 みゆきとおばあさまやはり。 私的にはみさえさ悪いことしたから 事故にあって亡くなったと考えるけど 寅子は自らをせめるんだな。
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ささみ

ささみ

寅ちゃんのせいじゃない。 たぶん誰もが言うだろう。 でも自分なら、自分しか、彼女の核心に触れられなかったのではないかというような自負があればこそ、寅ちゃんの心にはずっと引っかかるんだろうなと思う。 前半の和やかな気分が吹っ飛んでしまった。
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楽太郎

楽太郎

ミサンガみさえの退場の仕方が斬新。こういう閉じかたなんだー。田舎での万能感が都会で通用せず挫折。ありがちだけど納得。こうなると娘のエピソードは続くのかな。続くとしたらどんなまとめかたをするんだろう。来週も見逃せない
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やちえもん

やちえもん

美佐江のあの後の人生が思ったものとはほど遠かった。 虎ちゃんが悪いとは思わない、でも後悔する気持ちはわかる。
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ちょび

ちょび

このコメントはネタバレを含みます

鼻血ブーで膝枕 痺れてるんかい! 闇深さ遺伝しとるやんけ…
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はな

はな

今後どうなったとしても朋一やその他の傷つけられた若者たちのことを思ったら桂場さんのことは許せない気がする。別に美佐江を救わなきゃいけない義務はないから寅ちゃんのせいではないけど、救えるのなら救いたかったよね。
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sinimary

sinimary

2024/9/20録画
こっこ

こっこ

星航一は、あの大法廷での記録を持参して桂場に「美位子の事件の件についてもこれではなくしたい」という並々ならぬ熱意で、 桂場と対峙。 普段、声を荒げるようなタイプではないんじゃないかしら、星さん。 声を荒げて、反論、と思ったら急に血圧が上がった?ためか鼻血→長官室で倒れる。 「時期尚早」と言う言葉は、星さんが、戦前勤めた研究所でたくさん言われたのでは、と思った。 どんな予想をしても日本の敗戦は見えているのに、 その内閣はそのようなことはない!時期尚早と退けて、星たちを傷つけてきた歴史があったからこそ、 もう、そんな言葉は、たくさんだったのでは? 寅子と、航一と桂場のあの場所のあの空気は、もしかしたら、桂場に、かつての自分を思い出させたのかもしれない。 大法廷を、ふたたび。 そして、美雪の祖母が訪ねてきて驚愕。 やはり、あの彼女の娘だったのか! 新潟から上京してしばらくは、わたしは特別よ、 神通力があるのよみたいなことだったのが、東京では通用しなかった。それこそ井の中の蛙大海を知らず、だったと聡い彼女は気づいただろうし、 絶望はしたと思う。 ああ、いよいよ最終週がやってくる。。。 こんな素敵なドラマに出会えてよかった。。。!
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青

寅ちゃんはみさえをも救えたはずだと回想するのね。凄すぎる…(私なら関わることすら辞めてしまうのに)。 若さと美貌で思いのままを生きる女の人がいたとき、その女の人の生き方を影で支えているのは、実は女性蔑視の思想と男性優位な社会構造である。みさえの人生からは、このことがよく分かる。注目したいのは、このような人生を歩んだみさえは東大生だったことだ。女性蔑視やホモソーシャルを支える生き方と学歴は関係がない。 学があっても誤りを犯すまで気がつけない社会構造に対して、どうやって立ち向かったらよいのか。 桂場さんがなぜご婦人が法に関わることに今でも反対なのか、めちゃくちゃ気になる。彼なりの論理があると思われるので、来週に期待。
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