刑事コロンボの14の情報・感想・評価

エピソード14
偶像のレクイエム
拍手:6回
コメント19件
まみこwith餅さま

まみこwith餅さま

このコメントはネタバレを含みます

ハリウッドを舞台にした見応えある回! 実際にも大女優である犯人役に、淡々と職務を遂行しながらも、敬意ある態度で気遣うコロンボが渋い。 「イヴの総て」で大女優マーゴ・チャニングを踏み台にする新進女優役が評価されたアン・バクスターに、今度は失墜する大女優ノーラ・チャンドラー役を用意する脚本も凝っている。バクスターもノリノリで名演を披露するし、親友のオスカー常連デザイナー、イーディス・ヘッドまで出演するという大サービス! 敵役はヘップバーンの元夫、女たらしメル・ファーラーで、申し分ない憎まれ役。 ラスト、罪を認めて涙した後、決然と立ち上がるノーラの決め台詞に痺れた! 「それでは、コートをとってきて、同行いたしましょう」 いよッ!大女優ッ!と声をかけたい見事な幕引きでした。
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トシオ88

トシオ88

大スター、アン・バクスターを主役に置いたハリウッドを舞台にした殺人事件。しかし今回の物語はそれだけではなかった…😨。1時間半にも満たない放送時間の中に、これだけ見事なストーリーを凝縮させた脚本と演出は流石。そして特別ゲストとして伝説のデザイナー、イーデス・ヘッドご本人が出演しているのも本作の見所かもしれない。沢山のオスカー像が並んでいるけど、ご本人のものだとすると凄い! コロンボの中でも名作の一つだと思う次第😸。
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umimi

umimi

このコメントはネタバレを含みます

子供の頃父親がコロンボ好きで、よくいっしょに観ていた。 何作かは大人になってから再鑑賞しているけれど、今作はたぶん初鑑賞。 毎度お馴染みの、初っ端からコロンボのペース。 相手が大女優でも変わらない。 結局捜査していた今回の殺人だけじゃなく、過去の殺人まで解き明かしてしまう結末。 女優の犯行 男装の麗人 など、 古畑でオマージュされていたシーンやネタがいくつかありました(たぶん他にもあったはず) 途中でコロンボさんに締めてあげてたネクタイが全然おしゃれじゃなくて笑った🤭
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刑事コロンボのエピソードって大抵2回以上みてるはずなんですが、本エピソードの記憶はごっそり落ちていて新鮮な気分でみられました。 旧車いいなぁ…旧車に最新の装備をいれたら86なんてバカ売れだと思います。 話がどう転ぶのか全然予想出来なくて面白かったです。恐ろしい話だ…確か似た話が古畑任三郎にもあったので本エピソードが元ネタかもしれない。
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だいず

だいず

ノーマ役の人が大女優らしい
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半月板損傷

半月板損傷

このコメントはネタバレを含みます

ストーリーテリングの基本構造からして異例の回。 いつも冒頭で視聴者に犯人の犯行動機や手口を開示するのがシリーズの基本フォーマットだけど、今回は違う。 想定外に付き人を殺ってしまった話だと思わせておいて、実は確信犯だった、そして過去の殺しも最後に明かされる。 いつも下からお世辞のコロンボだけど今回はガチで憧れの女優だった模様。 でも犯人と踏むや一切躊躇ないのは流石。
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ちえぞう

ちえぞう

犯人がわかっているのに驚ける傑作だと思った。 噴水の大道具は探偵ゲームっぽさもあって「さすがコロンボーー👏」ってなった。 死体の描写がないのにサスペンス色が強いのも凄い。 2025.1.28 ★★★★★
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MC

MC

すっごい面白い。今まで見たサスペンスの中でも上位にくる
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映画好きなリコ

映画好きなリコ

ちょうど前後に、イギリスの風景が華やかな「ロンドンの傘」と、バチバチの対決で息をつかせぬ展開の「溶ける糸」に挟まれて、映像としては大変地味な印象の作品です。 アンバクスターという名女優を使っておきながら、同じく女優が犯人の「忘れられたスター」とは、演出面で大きく差がついてしまっている感が否めませんが、ストーリーとしては大変良く出来ていると思いました。男性と対決しているような手堅い撮り方のせいか、音楽が「悪の温室」の使いまわしなせいか(使いまわしでも面白い作品があることを踏まえても)わかりませんが、なんだか勿体ない作品だなと、個人的には思っています。 ヘップバーンの元旦那や、イーディスヘッドが出ていたりと、キャストに興味を持って見たら、また楽しいのかもしれません。 どうでもいいことかもしれませんが、古畑任三郎のVS石坂浩二の元ネタは、この「偶像のレクイエム」に、「構想の死角」と「策謀の結末」を混ぜたものだと思います。
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Arisa

Arisa

これは、あの「イヴの総て」で有名になったアンバクスターを見るためのお話。 そうとは見せずに、でもしたたかに生きようとする姿が「イヴの総て」を彷彿とさせます。 勘の良い人はノーマの真の目的が途中でわかると思いますが、最後に隠れていた真相が明白になるところは見応えあります。
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ワン

ワン

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★★★★ コロンボ(ピーター・フォーク) VS 女優 ノーラ・チャンドラー(アン・バクスター) 倒叙ものでありながら人違い殺人と思わせるプロットが逸材。往年の名女優を前に舞い上がるコロンボが可愛らしい。
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PeggyMYG

PeggyMYG

観る側も最後まで真相がわからないと言う新趣向。コロンボが犯人にシンパシーを感じつつ、いつも以上に攻めに攻める姿勢なのも見応えがある。 アン・バクスターは『十戒』しか知らない…いい加減『イヴの総て』を観なきゃ! 衣装デザイナーの大御所イーディス・ヘッドも本人役で登場。ハリウッド裏話ものとしても豪華で楽しく、久々に観て魅力再発見でした。
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okey

okey

現実でも大スターのゲスト。本当は誰が標的だったのか、を巡る推理が二転三転するのが面白かった。
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misa

misa

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俳優 噴水
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honmosuki

honmosuki

元大女優VSコロンボ。女優の美しさと貫禄はさすが。間違えて別人を殺してしまったのか、変則的な面白さ。
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みーちゃん

みーちゃん

大人になったら、こんなに新しい発見があるのかと嬉しくなる"偶像のレクイエム"。 犯人役が実際に大女優だろうという事は子供心にも分かっていたが、イヴの総てのアン・バクスターとは知らなかった。当時50歳とは思えない彼女の身のこなしの軽やかさと、それとは相反する貫禄に感嘆。 でも、ミステリーとしては、犯行の目的が不明瞭で、終盤までモヤモヤする。その演出のせいで、アン・バクスターは綺麗なんだけど、それさえも靄がかかって見える。 それが、コロンボが逮捕してくれたことで、彼女は重荷から解放され、やっと本当の自分になれる。ラストの3分間で急に美しさが増すのだ。逮捕後の僅かなシーンにこんなに驚きがあるのは初めてかもしれない。彼女の表情も、言葉遣いも、声までも別人に見える。このエピソードは、コロンボは脇役に徹していて、アン・バクスターが演じるノーラ・チャンドラーという、落ちていく元大女優のドラマなのだと分かった。 そして何と言っても感動するのは、実際に自分役で登場する衣裳デザイナーのイーディス・ヘッド。こんなにお洒落な演出ってあるの!? (彼女が衣裳を担当したのは、イブの総ては勿論、ローマの休日のアン王女や裏窓のグレース・ケリーなどなど、挙げたらキリがない。素晴らしい!) なんて愛とリスペクトに満ちたエピソードなんだろう。
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SYU

SYU

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コロンボVS往年の大女優 人違いに見せかけて、秘書を殺害し警察の捜査をミスリードしようとする。 細かい違和感をコロンボに看過され、殺害の本当の目的、過去の夫殺しの隠蔽が明かされるラストが見事。 噴水に秘められた秘密、コロンボの追い詰め方、シリーズ屈指し傑作の一つ
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なす

なす

伏線の回収が見事、なぜこの人が殺されなければならなかったのかはその伏線が回収されてようやくわかるを
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kadocks

kadocks

なんとアン・バクスター!イヴの総てだぞ。ビックリした。そしてお相手はメル・ファーラー。 往年のスターが2人も。 ミステリーとしても最高。伏線のオチがまさかの! 大傑作。
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