にゃん

アシガールのにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

アシガール(2017年製作のドラマ)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

若君がただただかっこいい、胸キュンな少女漫画的なストーリー。



弟が作ったタイムマシーンで戦国時代にタイムスリップした唯(黒島結菜)は若君である忠清(健太郎)に恋をする。「若君をお側でお守りしたい」唯は自慢の足の速さで足軽として戦国を生き、弟が作ってくれた秘密兵器を使い戦の手助けをする。

若君の寝屋の供としてフキが呼ばれたと聞きつけた唯は居てもたってもいられず城へ忍び込みフキを気絶させ、咄嗟にフクと名乗り若君と楽しい夜を過ごす。これをきっかけに若君はフクを気に入り、色々あって唯がフクだと気づきより親密に。

若君が胸を矢で刺され、タイムマシンで平成に送り届け治療をするという一幕もあり、唯が本当は平成の女子高生だという全てを知る若君。
若君がタイムマシンを再び使い戦国へ戻った時、タイムマシンの燃料はあと1回分。
もし…と唯に問うと平成へは戻らずこのまま戦国で生きると即答する姿に、忠清は「タイムマシンはあと2回使える、戻って親に顔を見せ、再び戻ってこい」と嘘を言う。唯が平成へ戻るとき、女子の姿をもう一度見たいとフクの姿にさせ馬に跨りデート。帰るのを見送ってくれた。

が、平成へ戻り唯はショックを受ける。
弟にもう一度タイムマシンの燃料を作るようにと頼む。
急かされた弟は頑張るも空回り、装置を爆発させてしまう。もう2度と燃料を作ることは出来ないが、この時点で作れた燃料は2回分。戦国へ行きまた戻ってくる分はある。阿湖姫との結納についての手紙が新しく発掘されたこと、戦場跡から"平成から若君がこっそり持っていった唯の写真"が発掘されたこと、唯は若君の気持ちに気づき、また結納をぶち壊す為に再び戦国へ。
若君と出会えた唯はタイムマシンを川に投げてしまう。もう戻る気はない、と。

阿湖姫と入れ替わり拉致され、それを助けに来てくれる若君。その夜2人は思いを伝え合う。
若君は唯を正室に迎えたのであった。


という、なんともハッピーエンドなお話。
にゃん

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