なくてもいい番外編だった。クレイジーケンバンドやRIZEなど、スペシャルゲストへの接待っぽい部分に尺取ったりして冗長なのだが、これのせいで決定的に人間関係が変わったり、誰かキャラクターが死んだりするよりはよかった。相変わらずのマコっちゃんが見られただけでよしとしたい。最終回でバッチリ盛り上げてるので、「情けない本音を晒しつつ痛みを一人で引き受けるマコト」を繰り返されてもな……とは思ってしまった。事情があるといえど、完全に殺人の黒幕だったヒカルがベストセラー作家というのもどうなんだと思わなくはないし、カラーギャングが今はラーメン屋でライバル同士というのもちょっとギャグ漫画すぎた。
本人役で出てきて明らかな犯罪行為に加担しているRIZE、マコトに全部丸く収めてもらって情けなすぎる。よくこんなのOKしたな。カイヤはこういうネタ扱いが積もりに積もってブチ切れたのかもしれないね。
