にゃん

いとしのニーナのにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

いとしのニーナ(2020年製作のドラマ)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

女子高生拉致から始まる高校生らしい不器用な片想い物語。
結局みんなニーナのことが好きで、それをうまく表現出来なくてカラ回って逆に警戒心を植えつけてしまったりして、ニーナはニーナでトラウマが拭えなくて厚志に頼ってみるけど逆に厚志を見るとトラウマを思い出してしまって好きなのに苦しくて。

2年後の再会。2人が出会ったのは運命であって、ここから再スタート出来れば素敵だなと思った。



ストーリー↓
ニーナ(堀田真由)を拉致ったマサ(望月歩)だったがその背後には学校一の不良・牛島清貴(笠松将)がいた。拉致は牛島の命令だったのだ。状況を知った外山厚志(岡田健史)は牛島が帰ってくる前にとニーナを連れて逃走。
ニーナを逃したことも牛島にバレて厚志もニーナもマサも怯える毎日。そんな時牛島が別の婦女暴行で逮捕されるが、父親の積んだ金で釈放される。

一方ニーナの事を拉致前の通学中から見ていたマサと厚志はニーナに好意を持っていた。ニーナは自分を牛島の元から連れ出してくれた厚志を"ボディーガード"として側に置くがそれにマサは強く嫉妬する。そんな時ニーナの友人・麻美(長見玲亜)に優しく声をかけられて心変わりをはじめる。
そのころ厚志とニーナはニーナの"恋人になってみる?"の提案で付き合うことになる。
2人仲良く歩く姿を牛島に目撃されピンチ。

そんな中マサとニーナは前に進もうとしていた。マサは麻美に本気になる為に牛島の件と縁を切ると厚志に話す。しかしニーナを守る為に牛島の情報を聞きたかった麻美はマサの決断を聞いて今の関係を終わらせると言い去っていってしまう。
ニーナは厚志のことは好きだが、厚志といると牛島の事も思い出してしまうと苦しみ、厚志との別れを決断する。

麻美との友人関係が終わり牛島の存在を鬱陶しく感じていたマサは、牛島がなぜニーナを襲ったのか事件の真相を掴む。

牛島は以前ニーナがバス痴漢された時の加害者を暴行しちょっとした事件となっていた。
牛島もニーナに憧れた1人であり、拉致したのは痛めつける為ではなく、"話がしたかった"という単純な理由であった。
ニーナを呼び出しマサと厚志を後ろに立たせた上で謝罪する牛島。ニーナは牛島を憎しみのままに叩くが厚志の制止の声に我に返り"自分を襲った時の牛島と同じことをしている"と気づき冷静になる。
そして今度こそ本当のお別れ。ニーナは去っていったのであった。

2年後、厚志が人数合わせで呼ばれた合コン。遅刻してきたのがニーナであった。
厚志が早めに切り上げた帰り道、ニーナから突然「バーカ!」とメッセージが。「連絡先消してなかったんだ」「そっちこそ」「夜道危ないからボディーガードはいりませんか?」厚志はニーナの元に走るのであった。
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