「MIU」を楽しんだならとオススメしてもらった本作、確かに面白かった！
まず、自分が普段見ることのない職種のお仕事を描いてるってだけでもう興味津々です。
しかも不自然死を調べる司法解剖の話ときたら、昔「法医学教室の事件ファイル」を見て名取裕子に憧れたわたしとしては、ワクワクしかないんですよ。
法医学とは何か、どう社会に役立っているのか、法医解剖医の着眼点や豊富な知識などを知れて面白すぎるし、このドラマは不自然死を調査するUDIラボで働く人達をとても魅力的に描いているので、最後までとても楽しく見れました。
いじめの問題、長時間労働による過労、女性差別などの社会問題を取り上げたエピソードは特に印象に残ったし、1話目はMARSコロナウイルスの日本での感染の始まりを描いていて、これはまさしく今、新型コロナウイルスのパンデミックで起きていることそのもので、新型コロナの流行前にこういう話が既に作られてたこともとても興味深かったです。
主人公の法医解剖医のミコトが、過去を抱え、時に思い悩み葛藤しながらも、折り合いをつけ、自分自身や過去を受け入れていこうとするところや、忖度せずに公正であろうとするところ、ミソジニーやパワハラなどにハッキリとNOを言うところ、理不尽なことに対して、見過ごさずにちゃんと怒るところ、弱い人、声なき者の小さな声に耳を傾け寄り添う姿勢などがとにかくカッコ良くて素敵でした。
未解決連続殺人の謎を追う展開も目が離せないし、とにかく特殊な専門職のすごさ、かっこ良さに魅了されました。
めちゃくちゃ面白かったです！
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