未亡人マリッサは、 スペインの片田舎で、愛犬ティコと一人と一匹暮らし。ある日、マリッサとティコを、日本人男性、博(ひろし)が尋ねる。この思いもよらぬ来客は、マリッサの息子の友達だと言う。お互いの言葉が分からないにも関わらず、マリッサと博は意思疎通を試みる。
虚言癖でおしゃべりな自称・伯爵夫人ベアトリーチェ(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)と、自分の殻に閉じこもる全身タトゥーの女ドナテッラ(ミカエラ・ラマッツォッティ)。トスカーナの診療施設から…
>>続きを読む綿子と夫・文則の関係は冷め切っていた。綿子は友人の紹介で知り合った木村とも頻繁に会うようになっていたが、あるとき木村は綿子の目の前で事故に遭い、帰らぬ人となってしまう。心の支えとなっていた…
>>続きを読む4年目の結婚記念日。早苗はささやかなディナーに夫、啓祐との共通の友人の麻紀を招待する。学生時代を共に過ごした3人だったが、結婚式以来麻紀とは音信不通になっていた。久々の再会を喜ぶ3人の会話…
>>続きを読む小さな港町で漁師をしている万造は、38歳にして独身一人暮らしのわびしい日々。嫁が欲しくてたまらなかった。気合いを入れて臨んだ役場主催のお見合いパーティも、すべてが裏目となってみごとに撃沈。…
>>続きを読む築50年のハイツムコリッタで暮らし始めた孤独な青年・山田。底抜けに明るい住人たちに出会い、ささやかな幸せに包まれていく。山田(松山ケンイチ)は、北陸の小さな街で、小さな塩辛工場で働き口を見…
>>続きを読むローマ市の福祉課に勤め、妻と二人の子供と穏やかな生活を送っていたジュリオ(40歳)。だが、同僚の女性との浮気が妻に知られ、自ら家を出ることに…。 思春期の娘カミラは、不器用な父親が心配…
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