まず前提として、タイムトラベルが可能な未来からレイノルズは登場するし、ドローンもVRも(似非)ライトセーバー等々ハイテク機器使いまくりバトルだし、宇宙船で戦うし、基本は王道SF&ぼちぼち一大事だったりするんだけれど…
2人のアダム&アダムは何処か良い意味で肩の力抜け切り、レイノルズのテンションは絶妙で、クスッと笑えて観やすい作品。
音楽の使い方もお洒落で、皆大好きレイノルズ主演だし…鑑賞者を選ばず丁度良く安心して楽しめる。
超ドキドキ怒涛の展開!ではなく収まる所に収まっていくが、3人の掛け合いもやっぱりどこかゆるくて微笑ましくて好きだった。
SFなのにどこか日常映画的テンポかも。
その中でも所々には、ファンタジー並みの幻想的な美しい描写が盛り込まれたりするから、飽きることもなく。そのバランスが良かった。
そして流石と言うべきか、宇宙船の中や宇宙空間や雲の上での戦闘シーンなど映像の作りがとても滑らかで綺麗。
庭でのライティングや、光の反射の仕方が絵画の様に美しいガレージでの一コマも。
エンディングのアートとレイノルズの目をガン開きにしたまま眠る芸がめちゃくちゃ気に入った。とても好き。
仕事こなしつつ育児家事と翻弄するママンが、デートの時は美しくドレスアップするメリハリの良さにキュン。
子供アダム役のウォーカー・スコーベル君は余りにも可愛すぎたので、要チェック!
素敵な俳優さんへ成長すること間違いなし…