一緒に行くはずだったワークショップを夫にキャンセルされた詩織(菊地敦子)は、同僚から紹介された代行業者の淳之介(松岡眞吾)に夫役を依頼。淳之介に満足した詩織は夫に内緒でアパートを借り、彼と疑似夫婦生活を始める。夫とレンタル夫との間を行き来する二重生活を送る中で、詩織は封印したかつての夢や、心の奥底に眠る新たな感情に次第に気づいてゆく……
車椅子とカメラ、人と人の関わりが拡張する、表現の可能性 車椅子に乗った監督が、しょうがい者の表現活動の可能性を探ったドキュメンタリー。映画製作を通じて様々な人と関わりあう中で、多様な「違い…
>>続きを読む亡き夫のあとを継いでタイ料理店を一人切り盛りしている淳子。ある日、通信販売で購入したテーブルについていたおまけ の人形の首が取れていたことを、ほんの少しの気遣いのつもりで家具店にメールで伝…
>>続きを読む放課後、図書室で見かけた男子生徒に心惹かれた主人公の女子生徒は、衝動的に彼を追いかける。彼女は彼を救おうと、雪が舞う世界を歩み、彷徨うのだが…。彼女の一挙一動とほとばしる情動をカメラが掴む…
>>続きを読む宮本守は、本の編集者。小さな出版社「黙示書房」をやっているが、経営は苦しく、事務所をたたむことになる。宮本の友人村岡正夫は作家。代表作『秋の理由』以降、小説を発表していない。精神的な不調か…
>>続きを読む第一話『4人のあいだで』は、20年ぶりに連絡を取り合った大学時代の同級生 40代男女三人の一晩の物語。 第二話『ワタシを見ている誰か』は、 孤独を抱える在宅勤務のOLとやむなくフードデリバ…
>>続きを読む物語はある男の死から始まる。空のアパート、回り続けるカメラ。棺の中の年老いた男。それを撮影する息子…。探偵のアロイスは毎日盗撮した大量のテープを見返している。孤独だが完璧な毎日だった。ある…
>>続きを読む事故で視力を失った西村芳則(木村知貴)は、小さな港町で、ときに伯母(内田春菊)に面倒を見てもらいながら生活している。かつて同じ通りの家から一緒に通学していた同級生の大畑(高見こころ)は、東…
>>続きを読む月島春は、パートナーの連れ子・蘭がカナダに留学し、言い知れぬ寂しさを抱えていた。そんな時、公園で記憶を失くした青年と出会う。過去に流産も経験している春は、その青年を神からの贈り物と信じ、今…
>>続きを読む(C)2022 ENEN FILMS