うだるように暑い夏。街に奇妙な男がやってくる。手に持った虫籠には大量の蝉。「セミ男」と呼ばれるその男は主人公に付きまとう。そして彼女はセミ男の目的を知る。それは自分の体内に幼虫を産み付けること。とめどなく上昇する気温、体内で育つ幼虫、セミ男。全てに追い詰められた主人公は妄想と現実の狭間で、自分の体から幼虫を追い出そうと試みる。皮膚を裂き、肉を削ぎ、血がしたたる自傷行為の果てに彼女を待ち受ける景色は……。この夏に、終わりは来るのか。
自分の頭に受信機、指には送信機が埋め込まれていると信じているピーター。彼は施設を出所した後、里子に出された娘を探すため故郷に戻る。しかし図らずも幼児殺人容疑で刑事に追われ、その世界は混迷を…
>>続きを読むある朝、サラリーマンの男(田口トモロヲ)が目覚めると、頬に金属のトゲのようなにきびが出来ていた。次第に金属に侵蝕されていく男の肉体。かつて男がひき逃げした、“やつ”(塚本晋也)は男に復讐を…
>>続きを読むクリスマス・イブの真夜中。出産を翌日に控えた妊婦・サラの元に見知らぬ女が訪ねてくる。次第に強硬な態度を取り家に押し入ろうとする女に危険を感じたサラは、警察に通報。その後女は姿を消し、安心し…
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