きまぐれ熊

ルパン三世 VS キャッツ・アイのきまぐれ熊のレビュー・感想・評価

3.5
VSというよりルパン3世withキャッツアイ。フォーマットはめっちゃいつものルパンスペシャル。キャッツアイがゲストガールって感じ。

まあそもそもVSするとは全く思ってないけど、完全にルパン新作だったな。焦点を三女・愛に絞ってたから想像以上に綺麗にまとまってる。


ただルパンと2人で絡む分、愛のCVの熟女感が強調されてて...w
ルパンが世代交代を完了しているので、よりキャッツ陣営の年季を感じるのがなんとも言えない感じ。泪と瞳はそこまで没入感を削ぐ様な感じじゃないんだけどなぁ。この2人が凄いだけか。

全編フルCGだけど、コマ数とかモーションは最近のCGアニメを見ちゃうとぎこちなさは拭えない。楽園追放くらいまで時代が戻っちゃってる感じある。今期はトライガンスタンピードというバケモン作画があるのでどうしても比べてしまう。予算あんまり無かったのかな。アマプラさんもうちょっと頑張ってください。

キャラデザは最新リブートシリーズの劇画ルパンが好きだからあれでやってほしかったけど、キャッツアイとの擦り合わせを考えるとまあこんな感じだよな。キャラデザだけでなく、全体的なデザインはキャッツアイ基準で作られてる感じだし。


個人的に面白かったのは、中盤の列車バトルも終盤のカタコンペでの謎解きも、バチバチにアンチャーテッドっぽかったのに悪役デニスのCVがネイサン役の東地宏樹な事。超シュール。


あとはBGMがめっちゃ良かったです。どっちも怪盗ジャンルな事もあってか親和性が思ったよりも強かった。世界観が浮く事なくジャジーな雰囲気に統一されてて良アレンジ。やっぱブロックバスターが2曲あると強い。音響面がいつものルパンよりリッチに感じる。
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