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イグジステンズのいののレビュー・感想・評価

イグジステンズ(1999年製作の映画)
4.0
新作ゲームの発表企画から事件が起きる。没入するのにゴーグルは不要。脊髄に穴を開け、生体ケーブルを挿しこむ。ゲームポッドと人体を直接つないで仮想空間へGO! にゅるにゅる、ぬめぬめ、べとべと、うぇー。骨みたいなのを組み立てて作った銃とか、人の歯が弾丸とか、しゅごい。脊髄に開けた穴は肛門みたいだし、そこにケーブルをにゅるっと入れたり、そこにキスしたり。ツィゴイネルワイゼンでの眼球舐めと似たものも感じた次第。中華料理店での食事場面をみていたら、今夜(観た日の夜)はとても食事できないと思ったのに、鑑賞直後にがっつり食事できました。だんだん耐性がついてきたのかしらね。ゲームの中のゲーム(の中のゲーム?)とか、「インセプション」での夢の階層よりもわたしは理解できたような気がするから、なんだかとてもうれしかったりする。今作は監督が誰とか知らずにみても、わたしはきっとこの作品の監督がクローネンバーグであることは正解できると思う(イェア!)。「裸のランチ」味も感じたのですが、どうなのでしょうか。クローネンバーグ先生が考案したVR型ゲームはやっぱりこうなるよなと、納得度300%
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