ドイツ少女を輪姦した米兵が悪いのに、ドイツの町に問題があるかのようなタイトル……。そんな製作姿勢ですから、米兵側弁護士にいくら苦悩させても、裁判・法廷ものとして『十二人の怒れる男』に遠く及びません。…
>>続きを読むスタンリー・クレイマーあたりが撮りそうな裁判映画。或る殺人から台詞のヘイズ・コードは事実上撤廃されたので(米兵による)少女強姦について踏み込んだやり取りがあるし、彼ほど啓蒙的ではないので退屈はせず。…
>>続きを読む アメリカ映画に珍しく、冷やかな感触と“からい”後味をもった黒白映画である。人生の恥しさを知りそめた十六才のドイツ少女が、米兵たちに犯される。
先ず肝心なのは、このない被害者のショックを鎮め、心と…
加害者でなく被害者へと向かう悪意と嘲笑。駐留軍基地の町を舞台に提示される人間心理の醜さ。不本意な仕事といえど、決して手を抜かないK・ダグラス。やりすぎだって!
全篇を通じて流れる哀愁感漂うテーマ曲…
60's前半に作られた米国の"リベラル"映画ってなんか引っかかるところが多いんだよな
これも米兵の集団強姦事件がいつの間にか西独の閉鎖的な街に問題があるという風に話が移ってくし(どう考えても米兵が1…