さっこ

ゴジラ-1.0のさっこのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.1
映画館で鑑賞、遅レビュー。


🦖①
期待してなかったが、最後までおもしろかった。
でもドラマに深みを感じられず、絶賛て感じでもない。

ゴジラの登場シーンは全て素晴らしかった。
ハリウッド映画に遜色ないCG。そして恐怖。
ついにゴジラが上陸して、モスラ対ゴジラのBGMが流れたときの高揚感!めちゃくちゃカッコいい!
もっと暴れてほしかった。陸上で。

ゴジラ登場シーン以外に良かったところは、神木隆之介が夜中にゴジラを幻視してしまうシーン。
これは、自分の好きないましろたかしの怪獣漫画「デメキング」(※下記)を思い出した。


🦖②
問題のドラマ部分はいろいろダメなんだけど一つだけ書く。(ツッコミながら見れるので退屈はしない)
よく見かける意見なんだが、神木隆之介と浜辺美波がひとつ屋根の下に暮らしてるのに、肉体関係がないのはおかしい…という件について。


これは考えてみるに、たぶん神木隆之介はあのとき、EDということなんだろうね。
自分はダメだ…という不能感を抱えてるキャラクターだから、実際に性的にも不能、ということだろう。多分。

でもそれを表現できないというか。単になぜかプラトニックな関係に見られているのは、この監督らしい悪い意味で子供向けな感じに思った。
あと役者がみんな実力派なのにみんな下手くそに見える。これも多分監督の責任だと思う。



🦖③
ドラマパートはダメなのに面白かった理由は、ゴジラ登場シーンのクオリティによるところが大きいが、もう一つあって。
それは本作のストーリーや展開が、あらすじとして、おもしろい…ということ。

「特攻隊の生き残りの男(実はズルして生き延びた)が、死場所を求めてゴジラに特攻しようとする物語」
こんなに妖しくも魅力的な一行あらすじがあるだろうか!

また、主人公のやらなければいけないことから逃げてしまった男という設定は誰しも共感できると思うし、ゴジラの倒し方についても納得がいくようになっているのもいい。


🦖④
今回のゴジラとはなんなのか?
ニュースキャスターの説明があったようだが、自分は神木隆之介のイドの怪物だと思って見ていた。

だから神木隆之介が命を差し出さないと、ゴジラは死なない、再生してしまうんだなーと。


話は変わるが、以前、研修旅行で鹿児島に行ったとき、知覧特攻平和会館に寄りました。自分含めて大人がみんな泣きそうになっていた🥲
鹿児島に行く際はぜひ寄ってみてください。






感想オワリ




🦖🦖🦖🦖🦖🦖🦖🦖🦖🦖🦖🦖🦖

※漫画「デメキング」あらすじ
80年代、瀬戸内の漁村に住む高校生が、ある怪獣の登場を幻視する。
それは数十年後、平成という時代にデメキングという怪獣が東京を壊滅するシーンだった。
それで主人公は漁村の人々(主に子供)に啓蒙活動をするが、そのうち自意識が膨れ上がって自分を天才だと思い込んでしまう。そして自分は天才なのに人に認められない鬱屈した青春時代を過ごす。
そんな漫画。
結局デメキングは幻なのか本物なのか?登場する前に連載打ち切りになってしまった。
(見てないけど映画化もされてます)




オマケ
Pharoahe Monch「Simon Says」
ファラオモンチ

ゴジラ上陸のときに流れた「モスラ対ゴジラ」をサンプリングしたヒップホップ曲。
東宝に訴えられてしまいます。名曲。
洋楽ヒップホップで最初に好きになった曲です。めちゃくちゃカッコいい!
いまYoutubeコメント欄で外国人の皆さんがゴジラ−1の曲だ!ってなってるの面白い。
↓ ↓
https://youtu.be/T7Fy5w2klbg?si=-BhDqbPttE4VFW1L






















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さてここから映画とは何の関係もない怖い話👻
先日とりたての話です。










【廃墟でモロに見たもの】


👧🏻
N美さんは30代の独身女性である。
SNS上でやり取りしていた方で会うのはその日が初めてであった。
待ち合わせのお店にて、会ってとりあえず「カワイイですね」と言ってみるさっこ。
すると、「いや全然そんなことないです。わたし若く見られてしまって…」という。
「わたし、細いから若い頃と体型全く変わってなくて、すごく幼く見られてしまうんです。
先日なんて高校生に見られてしまって…」
たしかにN美さんはスレンダーな体型である。高校生に見られるかと言ったらさすがに30代なのでそうは見えないが、遠目に見たら高校生みたいな細っこい体型である。
「それがコンプレックスなんです」
「いや、他の女性が聞いたらそれ自慢に聞こえませんかね(笑)」
「そうかなー」

というやりとりをした後、👻の話となった。(特に上のやりとりは怪談に関係ありません💦)



🔦📱🏃‍♂️三
中学生の頃だという。夏休みだかに、男女数名で、近所にある廃墟に行ったのだそうだ。
中学生だから自転車で移動したらしい。あと原付に乗った人もいたらしい。(無免許だよな…)

その廃墟は3階建だとかそんな感じだったらしい。
で1階を皆んなで見て、階段を登って2階にも行ってみたらしい。
懐中電灯を使ったかは覚えてないらしい。
時間はすでに夜で暗かったという。
たしかガラケーのあかりで前を照らして進んだのだという。

怖がりつつもワイワイ言いながら進むと…。
2階の廊下の先で、N美さんは見た!
それは女の幽霊だった、という。

もろに幽霊を見たという人は珍しい…。というか直接、モロ幽霊を見た人というのは初めてかもしれない。
どんなふうだったか聞いてみると…。
それが…ワンピース着てたの。白い。
いわゆるベタな幽霊なんだけど。

確かにリングの貞子だとかみたいである。
もう20年ほど前の体験だから記憶がフィクションとごっちゃになっているのかもしれない、とも聞いてて思った。

髪の毛は長かった?と聞くと、いや髪の毛は短かった、と言う。
どんな顔だったか、まではわからなかったそうだ。

で、モロ幽霊を見てしまったN美さんは、とても驚き、その場から逃げ出した。するとみんなもなんだなんだ!?😨となり、走ってその場から逃げ出す。で、みんな廃墟から外に出たんだそうな。
どうやら、複数の男女の中で幽霊を見てしまったのはN美さんだけだったらしい。



🪞🎁💈
さて、それから数週間後。新学期が始まる前だか、始まった後だったか、N美さんは美容院に行ったそうな。
髪が長かったのが邪魔だったのか、特に理由があったか覚えはないが、バッサリと髪を切りショートにした。
さらに数日後、なぜだか母親が安くなってたからと、N美さんに服を買ってきてくれたらしい。
突然のプレゼントにN美さんは喜んだ。
中を開けてみると、それはワンピースだった。白いワンピース。
(正確に言うとプレゼントされた白いワンピースは細かい花柄だったらしい)

ありがとう、と言って早速着てみる。そして鏡の前で自分を見てみる。

ふと不思議な感情になったという。
もうすっかり忘れていたけど、夏休み、廃墟で見た幽霊ってこんな感じだったな…。
白いワンピース着てて、髪が短くて…。

あの日見た幽霊は何だったのか?







💰💴🤑

不思議な話ですね…。一体何だったんだろう。
ちょっとドッペルゲンガー的な感じもあるし…。


よくわかんないけど、なんか気持ち悪い。


その後、N美さんは自分がいま正社員として勤めている工場の話をしてくれた。
検品みたいなことを主にしているらしい。
N美さんは眠気に弱いらしく、仕事中眠くなってしまうため、お酒は絶対飲まないらしい。
真面目に働いているようだが、給料は安く手取りで14万円ほどだと言っていた。
さすがにそれは酷いな…と思った。
日本の賃金が上がらないのほんとどうにかしてほしいもんですね。
自民党に投票しませんよ。
(最後また関係ない話でした💦)

終。
さっこ

さっこ