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証人たち
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『証人たち』に投稿された感想・評価

菩薩
3.5
特に序盤がおそろしく早い映画でオレでなきゃ見逃しちゃうね案件だった。その速度が緩まるのがやはりエイズ発生以後であり、それを経て人と人との距離感や関係性、愛らしき物の性質も変化していく、その辺は現行のパンデミックにも共通する部分だと思うしヴァルダもそんな事言ってた様な。物語の中心にエイズが添えられていくのは事実だが、患者本人にのみフォーカスが絞られる訳でも無く、あくまでエイズ発生初期を生きた「証人たち」の生き様・死に様と言うのがアクロバティックに描かれていく。アメリカ映画であればいかにゲイコミュニティやらセックスワーカーにゴリゴリ差別が向けられたかみたいな話になりそうだが、そこが愛故に…やらセラヴィ…であるのがなんともフランスっぽいのか、知らんけど。脅威は同時に変革でもある。
スピード感に驚きました!
まず人の移動と話す速度が(おそらく)速い、速く動いて話していたのか約1.1倍速に編集されているのかわからないくらいには速かったです。そして次に一つのシーンの中間行動がカットが割られる際にかなり削られていて速かった!迫り来るというか出来事や行動でこちらを駆り立ててくるような詰まったリズム感があったように思いました。最後に、時間の展開が速かったです。夏→冬→夏をかけぬけていくスピード感がありました!

みちみちに詰まっていて速い時の流れと人流を観ながら、任意のコミュニティは弾性力を持っている印象を持ちました。コミュニティ内部からの視線だとおそらく自己修復力ということになるのかなぁ...?
そういった復元力は、時が流れることは誰の意思によっても不可侵であるし全ての事象にある程度は存在しているコントロールできない確らしさが勝手に生み出してくれる力なのかもしれないと思いました。そしてそれは集団を形成する個々の人にとっては再現不可能な喜ばしい瞬間をもたらす側面もあれば逆に深い絶望に吸い取っていくこともあって、そういうことが作中の群像劇によって鮮やかにモデル化されているように思いました。
モデル化と書いてしまったけど、個々の登場人物の属人的なチャームも活き活きとしていて躍動感がありました!

前述したように時間がかなり割って削がれているため人物の心情と共に時間を共有することは少ないですが、照らす光の感じや人物を置いている自然の質感、そして人物間の視線の向きや位置などの置き方によって個々の魅力と心理が丁寧に浮かび上がってくるように感じました!
めー
-
喪失とゆらぎの中、痛みは続く
かなりスタイリッシュでテンポが心地よい。人物それぞれマイノリティ的側面を持っているが、そこに断罪も正義もないグレーな映画でめっちゃ良いしめっちゃ面白い。
パンデミックの映画ということでAIDSをテーマとしつつ、群像劇で描かれていた

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