たにたに

キングダム 運命の炎のたにたにのネタバレレビュー・内容・結末

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

【運命の炎】2023年67本目

キングダム三作目。
二作目の蛇甘平原編を終え、秦は王騎将軍を総大将にして、迫り来る趙軍との戦いに立ち向かう。
王騎の元で修行を積んだ信は、本作では百人将となり、人周り成長した姿を見せる。

本作は次作へと繋がりの物語であり、アクションシーンは今までと比べると控えめである。序盤では秦王である嬴政の過去を丁寧に描写し、紫夏役の杏さんの演技も伴い感動的な仕上がりとなっている。
中盤からいよいよ趙軍との戦いが始まり、王騎から"飛信隊"という名前をもらった信一行の士気は爆上がり、重要な使命を受け見事にその役目を成し遂げる。 
中華全土に名を轟かせることになる。
信はこうしてさらに高みを目指していくのだ。
終盤ではキャストが伏せられていた、李牧と龐煖が登場。とんでもないオーラを放つ2人の登場で、幕を閉じる。


ゆったり演出であるものの、間延び感は特になく、幼少期に趙で過ごした政の心の葛藤は、軽度なホラーチックな演出も伴いバランスよく描かれている。


次回作の期待は王騎と龐煖の戦いの見せ方。
匂わせまくってる尾到の末路。

誰か大切な人が必ず亡くなる戦争。
メインキャスト達のその演技にも注目したい。
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