
「全盲の美術鑑賞者」の20年を振り返り、その友人たち、美術館で働く人々、新たに白鳥さんと出会った人々を追い、紡ぎ出される豊かな会話を追ったドキュメンタリーである。 答えのない問いを胸に抱えながら、分断の時代を生きるわたしたち。 アートの力とはなにか。障害とは何か。 見えないからこそ見えてくるものはあるのか。 異なる背景の人々が一緒に作品を見て、語りあう、その意味とは――。 「見える」「見えない」、障害と健常、アーティストと鑑賞者といった「線」を超えようとする人々。 他の誰にもなれない孤独な存在が織りなす、静かな波を映し出す。




