『春を告げる町』が描くのは、華やかでシンボリックなセレモニーの後景で、こつこつと日々の暮らしを築いていく人びとの営み。この土地で新たに生まれ、すくすくと育っていく子どもたちの物語。被災体験…
>>続きを読む2人の“俳優”が、役ではなく、そのままの“自分”としてスクリーンに登場。有村架純と志尊淳が、保育士や農家などといった職業に就く人々を訪ね、体験し、演技ではない、ありのままの言葉や表情で、職…
>>続きを読む「未来のことはわかんないからさ、とりあえず良いことが起こることにしとこう。」 舞台は2020年11月17日。婚約をしたものの、コロナの影響で結婚式をすることができなかった20代の亮介(前原…
>>続きを読むコロナ禍の2020年。 いつかが通う美術大学でも、その影響は例外なく、卒業制作展が中止となった。 悲しむ間もなく、作品を持ち帰ることになったいつか。 いろいろな感情が渦巻いて、何も手につか…
>>続きを読む近年、たしかな盛り上がりを見せる寄席演芸の世界。落語、講談だけではない。いま浪曲が、熱い。浪曲師の独特の唸り声、エモーショナルな節回し、キレのよい啖呵。曲師の三味線とのスリリングなインター…
>>続きを読むコロナ「禍」が徐々に現実のものとなり、まだ非常事態宣言が出されていなかったころ。 壮年の舞台俳優の大谷は、同じ劇団に所属する草野・良太を伴って川原へと稽古に来ていた。「密」を避けて練習がで…
>>続きを読む1995 年の震災で多くの家屋が焼失し、一面焼け野原となった神戸・長田。かつてそこに暮らしていた在日コリアン家族の下に生まれた灯(富田望生)。在日の自覚は薄く、被災の記憶もない灯は、父(甲…
>>続きを読む広東省に住むチアニーは、結婚を機に家を購入するかどうかで恋人・ジーユェンと意見が合わず、彼からのプロポーズの返事を先延ばしにしていた。ある電話をきっかけに、チアニーは生家の家族と連絡が取れ…
>>続きを読む©️「東京組曲2020」フィルム パートナーズ