遠征先のランカ島沖の海上で、嵐に遭いデーヴァンとともに海に投げ出されたアルンモリ王子。その生存が絶望的であるとの知らせがチョーラ国にもたらされる。それに憤激した皇太子アーディタは、長らく帰還することを渋っていた首都タンジャイに向け軍勢を率いて出発する。同じころ一方では、チョーラ国に滅ぼされたパーンディヤ王国の残党が、チョーラ王家皆殺しの復讐を目論んで活動を活発化させていた。ナンディニは、かつてのむごい邂逅の記憶から、心に再び憎悪を燃えたたせてアーディタとの再会の場に臨み、運命の満月の晩がやってくる。主要なキャラクターの提示が済んだところでより重厚な人間ドラマにシフトしたこの第二部は、批評家たちから「シェイクスピア的」、「ギリシャ悲劇的」などと形容され、燦然と輝く大スターたちの競演を実現させただけでなく、彼らから最良の演技を引き出したマニラトナムの手腕に改めて賛辞が寄せられた。
遥か遠い昔、インドに栄えたマヒシュマティ王国。自らが伝説の英雄バーフバリの息子であることを知ったシヴドゥは、父の家臣カッタッパから、ある裏切りによって命を絶たれ、王座を奪われた父の悲劇を聞…
>>続きを読む18世紀、インド中西部のマラーター王国の宰相兼将軍バジラーオは、遠征先でブンデルカンド王国の使者から援軍を求められて応じる。鎧を着けた使者は、ブンデルカンド王とペルシャ系側室の娘マスターニ…
>>続きを読む暴君バラーラデーヴァが実権を握るマヒシュマティ王国。25年前に川下の村長の妻に拾われ、息子として育てられたシヴドゥは逞しく成長し、マヒシュマティ王国と闘う美しき女戦士アヴァンティカと恋に落…
>>続きを読む大勢の兵士たちに追われ、滝へ追い詰められた老女。胸に抱いた赤ん坊を救うため、老婆は自らの命を犠牲にするが、赤ん坊は村人に拾われ助かった。シヴドゥと名付けられ勇ましい青年へと成長した彼は、巨…
>>続きを読む13世紀末、シンガル王国の王女、パドマーワティは、西インドの小国、メーワール王国の王、ラタン・シンと恋に落ち、妃となった。同じころ、北インドでは、叔父を暗殺した若き武将、アラーウッディーン…
>>続きを読むヴァラナシで僧侶の娘に生まれたマニカルニカ(カンガナー・ラーナーウト)は、ビトゥールの宰相に育てられ、幼い時から武士階級の男子同様に剣や弓、乗馬を習って成長した。その勇敢な行動を見かけたジ…
>>続きを読むインドの国家諜報機関 RAW では、亡くなった最高責任者シェノイに代わり、女性局長のメナン(レーヴァティ)が指揮を執っていた。メナンはアフガニスタン潜入中のエージェント、ゴーピー(ランヴィ…
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