なんとなく可愛い原題のチャンドラムキというのは悪霊の名前。
終盤これを祓うゴーストバスターのシーンはそれなりの迫力があるが、そこに辿り着く前にホラーコメディ(この作品が嚆矢？)に飽きた。
ジャケ写はこの作品ではなくDVDボックスのもの。このオッサンいや“スーパー★スター”ラジニカーントのノリが好きな人けっこういるんだろうね。俺はダメだけど。

そんななか、たっぷりあるダンスに救われた。
インドならではの大人数はいいね。脚線美はイギリスのミュージカル『42ndストリート』のようで素晴らしい。

キターー！！愛されスーパースターラジニカーント様！！ってのが嫌って程わかる映画。
タイトルコールや名前の背景に『SUPER STAR』と表示。これラジニ出演作品には全部出てるらしい！スゴイ！どこまでインドのスターなんだ！

ストーリーは、読心術などの能力を持つラジニが呪いの館を購入し、禁断の部屋に潜む悪霊“チャンドラムキ”に立ち向かう話。
それをいつもの如く歌って踊って、ミステリー要素ホラー要素コメディ要素もふんだんに詰め込んだ詰め込み娯楽作品！


とりあえずラジニカーント愛されすぎ！！劇中歌で内容関係ナシのスーパースターが現れる曲がwwどうしてここまで愛される？と疑問に思い調べてみたら、他のスターとは違い気取ったりしない庶民派らしい。
だからと言って個人的にはタミル語のインド映画が結構苦手かも・・・。
2005年製作なのに映像、効果音、リアクション、全体的に古すぎる。例えるならば「ガラスの仮面」最新刊でスマホを使う速水さんに慣れた後に１巻を読んだ時…マヤが舌を出して頭コツンとナチュラルに星を飛ばしてるのが恥ずかしくなるじゃない？？最新刊=ボリウッド、１巻=タミル、みたいな…(分かりづらい上に長い)


やっぱりアメリカナイズされたムンバイ映画(所謂ボリウッド)の方が随分観やすいから「ムトゥ 踊るマハラジャ」同様きつかった。コッテコテのインド映画って本来こういうのを言うんだよね。
よって、「ムトゥ〜」が面白い！！と思えた方は100%楽しめる作品になってると思う！！(現に私以外は高評価)

あ、内容について触れてない。笑
終盤の憑依シーンが超絶怖かったです。

• #愛しのインド映画

こ、これはゴーストバスターなのでしょうか？

ラジニ様主演のコメディホラーサスペンス。
育ての親の息子センディルが結婚することになり、アメリカから戻ってきたサラヴァナン。
センディルと妻のガンガが購入した屋敷は、古の踊り子チャンドラムキの亡霊が出るという噂の幽霊屋敷だった。

いつものやりすぎアクションはオープニングくらいで、あとはハウスものホラー＋サスペンス。

幽霊の正体は意外だったけど、少し盛り上がりに欠ける印象。

無駄に登場人物が多くて最初が大変！
それでいて、メインストーリーにはほぼ関係ないキャラも多いし。

しかしヴィジャイさん作品にもよく顔を出してるヴァディヴェールさんとラジニ様の絡みがコッテコテのギャグで飽きない。

インド映画が不得意なジャンルはホラーだと勝手に思ってるんですが、これもホラー描写は案の定全く怖くない。

唯一、女優さんの演技(顔芸)がなかなか良くて、｢ストーミーナイト｣を彷彿とさせる。

インド映画のホラーで傑作があれば観たいけど、なかなか日本には入ってこなさそうです😅

• #てるるインド映画