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Dicks the Musical(原題)
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『Dicks the Musical(原題)』に投稿された感想・評価

A24が初めて手掛けたミュージカル映画は、衝撃の笑劇?それともドン引きか... それはあなたの目と耳で確かめてください😊かなりマイルドに編集してあるこちらでまずは肩慣らしを。
https://youtu.be/daXO5lXRgas
あまりにヤバすぎてテレビの番宣で流せるクリップがないと話題の作品(各局モザイクやピー音で対応中🤣)、オフ・ブロードウェイのミュージカルThe F*cking Identical Twinsの映画化で、Fワードの映画タイトルは不可だからDicks:The Musicalとなりました(?)。
個人的にはめちゃ面白くて楽しく鑑賞できたけど相当「観る人を選ぶ作品」なので、どういう人が合わないかというのを軸にレビューしていきたいと思います✨

NYの会社でお掃除ロボット・ルンバのパチモンの部品(!?)を扱うトップセールスマンのクレイグとトレバー。2人は、成功を鼻にかけ調子に乗った女たらしで超傲慢ないわゆる"イヤな奴(dicks)"です。でも実は二人とも片親で育ち、家庭の温かみと本当の愛を知らず孤独な思いをしていた。ところがある日、この2人は自分たちが一卵性双生児であることに気づき、ずっと夢に見ていた「普通の家庭」を手に入れるため仕事そっちのけで両親を再婚させる作戦を企てる...

親世代と比較すると、自由な生き方・家族や愛の形が社会的に許容されるようになった子世代。ところが親世代にも増して、伝統的な家族像やマッチョイムズにこだわる屈折した主人公の双子の姿を描くことで、本当の意味で多くの人々が自由に解放されるためには、単に社会制度の変革だけでなく、個人の精神の支柱である宗教の変革が必要だと訴える、なんだかふざけているようで意外に真面目な作品です。

以下、こんな人はこの映画NGです!
1.ミュージカルが苦手
映画自体は短尺も、舞台版から大幅に曲が書き足されたとのことで、全編にわたってがっつり歌うスタイルです。怒涛の名作ミュージカルネタ*やミュージカルあるあるも詰め込まれているので、やはりミュージカル好き向けの作品だと思います。歌についてはそれほど印象的なものはなく後に残らないのですが、アレンジがすごく上手くて(編曲は「CODA あいのうた」の人)観ている間はノリノリで楽しめる!一方、両親を演じるネイサン・レイン(プロデューサーズ)、メーガン・ムラーリー(ウィル&グレイス)と双子を演じ製作者でもあるアーロン、ジョシュの間にかなり歌唱力の差があるのは少し気になったかな。

2.LGBTQ+ネタが苦手
とんでもないぶっ飛んだネタを詰め込みタブーなしで宗教に踏み込み、最終的には新たな聖書をという展開は、ブロードウェイの超人気ミュージカル「ブック・オブ・モルモン」そのもので、本作内でも小ネタがあります。ただ、同作が広く"宗教とは本来何のためにあるのか?"を問う内容であるのに対して、本映画は冒頭のキャプションから"All love is love"と歌うラストの楽曲までがっつりLGBTQ+に焦点を絞っているので、そのつもりで。

3."クスッ"じゃなく"爆笑"を求める
本作はコメディ作品で、そのネタは前代未聞のぶっとび具合です。ところが、ぶっ飛んでいる割には、意外にも爆笑する場面はほとんどなく、終始ひたすらニコニコしながらクスッと笑うようなテイストです。コント的な爆笑を期待してしまい、思ったほど笑えないという意見が結構あります。笑いの方向性は、「双子ってお前ら全然似てねぇ」「ヤる前のアレ(d****ing)どうした!?」みたいな観客が映画鑑賞中に心の中で思わずツッコむ内容を、すぐネタとして回収して笑わせるスタイルが多い。個人的にはツボでした😊

4.神を信じる系の方
めちゃくちゃなお下劣ネタには寛容であるつもりだけど、「神は××野郎」と連呼し、それに満面の笑みで応える神というあのラストの楽曲は、さすがに越えてはいけない一線を越えていて引いてしまったという意見はアメリカで非常に多いです。特にキリスト教系の方は間違いなく不快になると思います。

5.下ネタが苦手
覚悟してください😅
A24なので今年オスカーを受賞した「エヴエヴ」もネタになっていますが、とてもじゃないですがその内容はここに書けないです...

エンド・クレジットではNG集ががっつり入ってこちらもお見逃しなく。本作で最も印象的な場面の一つに、ネイサン・レイン演じるパパの"エサやり"がありますが、この大御所ミュージカル俳優に「長い俳優人生で一番屈辱的(笑)」と言わしめておりました。やっぱり全体に彼はピカイチだったと思いますので、その雄姿をしっかり目に焼き付けてください!

クレジット終了後に舞台版映像流れますので最後まで席を立たないように。

予告編
https://youtu.be/SQDmT_Cih2Q

*歌詞・セリフのネタ例
No one understands/For forever (ディア・エヴァン・ハンセン)
Half of a locket (アニー)
I want more... (リトル・マーメイド)
Smell like piss!! (スウィーニー・トッド)
I am GOD. (ブック・オブ・モルモン)
【STORY】
 2人の自己中ビジネスマンが、一卵性双生児であると判明!2人は離婚した両親を再会させようと計画を始める。

【REVIEW】
 ダニエルズの作品のナンセンスネタはそこまで誰かを傷つけないけど、今作のナンセンスネタは誰かを傷つけそうだなぁ…。

 A24がミュージカルをやるとこうなるのね!というシュールなぶっ飛び加減はオリジナリティにあふれていて魅力的な部分も多いからこそ、気になるところが本当に気になってしまった。

 ミーガン・ザ・スタリオンのラップ&ダンスはさすが、出た甲斐がある。
sonozy

sonozyの感想・評価

3.5
Josh SharpとAaron Jacksonによるオフ・ブロードウェイのミュージカルをA24が映画化。この2人が主演を務めてます。

カレンダーには毎日SEXとしか書いてない自己中心的な2人のトップセールスマン、クレイグとトレバーは、オフィスの合併で一緒に働くことになる。
互いに似たものを感じる2人は、あるきっかけで一卵性双生児であることに気づくと、ウィグで変身し、それぞれ暮らしてきた親と会う。
母も父もそれぞれなかなかヤバいキャラと知るが、二人は両親を再婚させ、家族を取り戻そうと動き出す。

Gayなのにヘテロ役を頑張ったと冒頭に表示される(笑)、クレイグ(Josh Sharp)とトレバー(Aaron Jackson)の一卵性双生児なのに似てなさ。笑
Roomba(ルンバ)ならぬVroombaのパーツ販売会社という設定。
2人の新しい上司グロリア(メーガン・ザ・スタリオン)のファンキーパワー。
2人の母エブリン(メーガン・ムラーリー)がバッグから出すアレと、父ハリス(ネイサン・レイン)が飼ってるキモいやつも見どころ(笑)
冒頭から語り部として登場するGod(ボウウェン・ヤン)もいい味。

ラストは、クレイグとトレバーの関係や、God・聖書をここまでいじっちゃって大丈夫か...と、やり過ぎ?感もありつつの、笑えて、歌シーンもなかなかの、LGBTQ+ムービーでした。