映画のエンドロールを映画監督の加賀美久美香が映画館で見ている。 その映画は自分で作った映画だ。客席はガラガラ。 数少ない観客がエンドロール中に帰って行く。 久美香はショックを受けつつも映画館の近くのタコス屋へ。 そこではサラリーマン·菅沼修二がタコスを美味しそうに食べている。 菅沼との出会いにより久美香の気持ちは次第に変化していく。
売れない映画監督の秀二は、いつも資金を提供してくれた兄が借金トラブルで死んだことを知る。兄が自分のためにヤクザの世界で働いていたことを知らなかった彼は罪悪感に苛まれ、多額の借金を返すために…
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