廃墟のような建物に住む一人の女(和田光沙)。 言葉のない世界で原始的な自給自足の生活。 狩猟で蓄えた食料を行商人(寺田農)と物々交換したり、女の体と食料を目当てに来た山賊(仁科貴)に襲われたりするが、そんな不測の事態にもめげることなくたくましく生きている。 ある日女の仕掛けた罠に一人の若い男(飛葉大樹)が掛かっていた。 女は彼を家に連れて行くと、何故か女になつく若い男。 女も情が移ったのか、二人は共同で生活し始める。 そんな日常が続く中だんだんと人間の欲望の姿が明らかになっていく。 暴力・セックス・食欲等々......そして世界は崩壊に向かって動き始める...。
文明が破壊され荒廃した近未来。最終戦争と異常気象によって空気は汚染され、わずかに生き残った人々も声帯が傷ついて言葉を失っていた。そんななか、限られた水と食糧、そして1人の女をめぐって、4人…
>>続きを読む祖母の家だった空き家を訪れるコト(23)。だが様子がおかしい。庭には見知らぬダンボールハウスが建ち、妙な老人が住み着いていた。街の音を録っては土に埋める〝音の墓〟を作っているという老人。そ…
>>続きを読む独身サラリーマン・学生、倦怠期の亭主どもなど、鼻下長族のオアシス、トルコ風呂。その中で働く牝猫たち、彼女らの生きがいはなにか、男に貢ぎ裸にされる女、お金に振りまわされ体を売る女、男の愛をつ…
>>続きを読む250年にわたり平和が続いてきた国内が、開国するか否かで大きく揺れ動いていた江戸時代末期。貧窮して藩を離れ、農村で手伝いをしている浪人の杢之進(池松壮亮)は、隣人のゆう(蒼井優)やその弟・…
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