最後の戦いの作品情報・感想・評価・動画配信

「最後の戦い」に投稿された感想・評価

ベッソン版世紀末伝説
小道具がいいね
音楽はちょっとあってない
字幕ありに設定したけど 白黒無声映画は効果音のみ、だけに 唸り声や息遣いが生々しい。いったい何があったんだろう…囚われの女性の運命を慮る。ジャン・レノ若い❗
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

4.5
【忘れてない?リュック・ベッソンのこの傑作を】
『死ぬまでに観たい映画1001本』は10年以上読みこんでいても毎回新しい発見がある。最近まで『ギャング・オブ・ニューヨーク』が掲載されているものだと思っていたら、それはアベル・フェラーラの『キング・オブ・ニューヨーク』だった。同様のケースとして、てっきり『レオン』は掲載されているものだと思っていたら、リュック・ベッソン作品はデビュー作の『最後の戦い』だけだった。さて、皆さんはご存知だろうか?このリュック・ベッソンが弱冠24歳で制作したデビュー作を。

通常リュック・ベッソンといえば『レオン』論争や、昨今の胸焼けするような大作酷評の肴として召還される監督である。無論、彼は映画監督というよりかは『TAXi』、『トランスポーター』、『96時間』といったフランチャイズ映画を育てていく経営者としてのイメージが強い。現にヨーロッパ・コープの社長だしね。

ただ、そんな彼の原石を見ると、彼の荒ぶった才能をまた観てみたいと思った。


デビュー作にして、白黒サイレント世紀末映画をやろうとは中々ぶっ飛んでいっます。

文明が破壊され、荒野の中で『マッドマックス』ばりの生活を強いられている人類。男は本能あるがままにビニールの人形と合体して欲をみたしていた。そんな世界では、常に弱肉強食の世界であり、追う/追われるの抗争が日常茶飯事となっている。リュック・ベッソンはサイレント時代の冒険活劇のように目まぐるしいカット割りで、言葉なくとも惹きこまれてしまうシュールなドラマを創りあげた。

チンピラに追われる男。男はガラスを破壊する。白黒なので、男がガラスを割る瞬間だけ、物質としての《ガラス》が浮き上がる異様なカッコ良さが画面を支配する中、壊されていく扉と、逃れようと慌てふためく男のカットがスタイリッシュに交差していく。この時点で、大衆娯楽映画の肝を鷲掴みにしている。

映画は、男と男の肉体的戦いを姿形変えて描写していく。防護服をきた男が、謎の棒を持って無機質に男に襲いかかる。それを生々しく交わしていき、マンホールへと逃げる場面やバールのようなものを持った男とエクスカリバーのようなものを持った男がトランスミュージックの中で追いかけっこする場面の荒唐無稽さ。

内容自体は正直よくわからないし、空から魚を降らせてみたりとセンスオブワンダーに頼りきりなところこそあれども、確かにこれは『死ぬまでに観たい映画1001本』に掲載されるべくしてその座を譲らない唯一無二の傑作でありました。
犬

犬の感想・評価

3.3
武器

文明が破壊された近未来の地球
大気汚染のため声帯を破壊され、声を出すことができなくなった男たちは、1人の女をめぐり戦うことになる……

リュック・ベッソンの長編デビュー作

モノクロ作品

冒頭からスゴい
男のバトルです

セリフはなし
BGMは少しあります

なんか引き込まれました
hiirofish

hiirofishの感想・評価

4.0
1983年の作品には見えない

最近の作品かと思ってみていましたが、こんなに古いとは。
ジャンレノに似ている人が登場してるなと思ってたら本人だったとは。。。
リュックベッソンの初作品、モノクロ、セリフなしの奇抜な映画です。
退屈な映画だとは思いますが、セリフなしでストーリが成立しているのが素晴らしかった。
まぁ、セリフゼロにする必要はあったのかと思いましたが。
なんとびっくり無声映画。
荒廃した世界をサバイブする21世紀以降にリリースされたゲームにありそうな世界観に近い。
ぽくて

ぽくての感想・評価

4.0
荒廃した世界
言葉を発せない人類
見れば分かる
セリフはない
今まで見た映画のリストを作っています。レビューは後で記述します。
真夜中

真夜中の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

台詞も状況説明も一切なし。全編シュールでジャンク。感覚的には塚本晋也や石井聰亙にも通じるものも感じる。なぜに空から魚が??なぜに卓球??なぜに女が??いくらでも深読みできそう。でも難解というわけではないんだな。どうやら核戦争後の世界らしいがその設定もなんか後付けっぽいなあ。とにかく廃墟でサイレントでアクションをというアイデアだけで撮り始めたんじゃないだろうか。でも面白い。
無声映画ではないが、セリフなし。全編モノクロ。セリフがあれば状況や考え、主人公が考えていることが言葉で理解できたり、状況が補足されたりする。そういう情報がないと、すべて観ているものが感じて、想像して、ストーリーを組み立てて作品に向き合う必要がでてくる。何も考えずに観れます!的な良い映画もあるが、たまにはこういう作品も良いなと思った。自然と集中して、登場人物の表情や物事を捉えようという気持ちになった気がする。当時どういうコンセプトでこの作品が生まれたかはわからないが、時代的にはこういうものがマッチしてたのだろうか。どこからどこまでが本気かよくわからないが、いまでも理解できる?ツボは各所にある。古い映画と思ったが、たかだか36年前だし。