
『ただの夏の日の話』まだ昨晩のアルコールが抜け切らない重い身体をゆっくりと起こしたとき、彼女の記憶はどこにも結びつかなかった。ただわかったこと、それは窓の外に見える景色がたぶん東京ではないこと。部屋の中に見知らぬ男性が寝ていること。さらに言うと、” おじさん” な気がするということ。酒に呑まれ記憶を無くし、陽月はなぜか「桐生」に来てしまっていた。どこのだれかも知らない” おじさん” と。そんな、見知らぬ場所で見知らぬ人と過ごした、“ただの” 夏の日の話。 『春』認知症のジィちゃんと美大生の孫、2 人で暮らす 1 年間を描いた短編作品。大人になるアミとは反対に、認知症が進み子供返りしていくジィちゃん。イライラを募らせるアミは、描きたいものが描けず、制作や進路にも自信を失っていくが、ある日、初めて聞くジィちゃんの話に気持ちが動かされ......。主演は「コントがはじまる」「街の上で」「偶然と想像」などドラマ、映画で活躍中の古川琴音。 『冬子の夏』高校最後の夏。進路を決められないまま、ダラダラと過ごす主人公・冬子。そして唯一の理解者である親友・ノエル。進学するのか、しないのか。この街を出るのか、出ないのか。騒がしい周囲に反するように、あえてのらりくらりと日々を送る二人だったが、行く末を定めつつあるノエルの様子に、苛立ちや焦りを募らせる冬子。行き着いた満開のひまわり畑で、二人は大きな岐路を迎えるー。
『さくら、』 主人公は、友人Aの恋人と秘密の逢瀬を重ねていた。だが友人Aが突然亡くなる。 3人の友情は、友人Aの死を引き金に次第に歪んでいく。 『Petto』 高校生の春乃は親の希望通り国…
>>続きを読む「サマーゴーストって知ってる?」 ネットを通じて知り合った高校生、友也・あおい・涼。都市伝説として囁かれる“通称:サマーゴースト”は、若い女性の幽霊で、花火をすると姿を現すという。自身が望…
>>続きを読む高校2年生の春乃は親の希望通り国立大学進学を目指しているが、本当はトリマーになりたい。しかし、ずるずると本音を打ち明けられずにいた。そんな春乃のもう一つの悩みは、幼馴染がパパ活しているとい…
>>続きを読む物語の中の女性への想い 執筆中の脚本にぴったりな"グラウンドでトンボをかける女性"と出会ってしまった⻘年・木嶋。淡い思いは台本を抜け出して現実と呼応を始める。見事なキャスティングと演出で獲…
>>続きを読む大学3年生のわたほは、東京の映像制作会社に就職することを夢見ていた。ある日、東京に先に出ていた姉・結衣が実家の織物会社を継ぐと言い、帰ってくることに。わたほは東京で一緒に住む約束をしていた…
>>続きを読む文学少女の所結衣(藤吉夏鈴)は憧れの作家“緑町このは”が在籍するとされる名門・私立櫻葉学園高等学校に入学。しかし、コンクールを連覇するなどエリートの集まる文芸部への入部は叶わなかった。落ち…
>>続きを読む事故で視力を失った西村芳則(木村知貴)は、小さな港町で、ときに伯母(内田春菊)に面倒を見てもらいながら生活している。かつて同じ通りの家から一緒に通学していた同級生の大畑(高見こころ)は、東…
>>続きを読む©2023わたしと、私と、ワタシと