骨を配信している動画配信サービス

『骨』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

骨
動画配信は2025年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

骨が配信されているサービス一覧

『骨』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
代わりに似ている作品として2件の配信作品が見つかりました。

骨が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM

『骨』に投稿された感想・評価

菩薩
4.1
『ラルジャン』で撮る『ある子供』みたいなお話、とりあえず意味の分かる(と言っても『溶岩の家』に比べればの話だが…)映画で良かったし、めちゃくちゃ百合映画だった。男性は殊更奪う・脅かす存在として描かれる一方で、女性達はそれに対抗する様に与え・護りながらそれぞれの生命と子供の存在を繋ぎ止めていこうとする。母親は二度のガス自殺に挑むがそのどちらも死ぬ事を禁じられる一方で、母親にもなれず父親になる気すら無い青年は一度目の殺意、復讐によって容易く命を落としていく。それを成し遂げるクロティルデはどちらかと言えば男性めいた顔立ちをしているし、そもそも皆がどこかしら中性的な顔立ちをしているのは狙っているのだろうか。彼女が次作『ヴァンダの部屋』では滅びゆく世界の象徴として微動だにせぬカメラにより切り取られ続けるのは、改めて尖り尖った試みであると思うし、彼女の張り裂けそうなあの咳はこの時からまるで変わっていない。母親達は皆似た顔立ちをしている、との事になっているが、正直そこまで似てはいない…。青年が黒いゴミ袋ぶら下げで街を急ぎ足で歩いていくシーン、あれ中身赤ん坊で、って事は最初捨てる気満々だったけど、途中から物乞いに使えるってことでしっかり抱き直したって事だろうか…。とりあえずイネスは出番少なめだけど最強に可愛い。
benno
4.3
ペドロ・コスタ監督作品…初期3部作の3作目、ラストです…。

舞台はポルトガルのリスボン郊外のフォンタイーニャス地区、ゲットーです…。

ここに住むティナが赤ちゃんを産みスラム街に戻ってきますが、夫は特に嬉しい様子も見せません…。

普段、生気のない夫がゴミ袋をぶら下げ街を急ぎ足で闊歩する長回し…途中ゴミ袋を抱きかかえる仕草でドキッとします…中身は赤ちゃん…??

しかし考え直したのか…その後は赤ちゃんを抱き、街中で物乞い…大勢の人が行き交う中、まるで彼らが存在しないかのように誰も気付きません…そこでの映像も素晴らしく見事に奥行きの無い平面的な画…大勢の中に埋もれていく父子…赤ちゃんの泣き声だけが響き渡ります…つい叫びたくなっちゃいます…「誰か気づいて〰︎!! 」…。

貧しき者は助け合って生きていくのではなく、皆、他者には無関心…自分の身は自分でしか守れず、誰も構ってくれないし、自分に興味すら抱かない…冷たい孤独が強調されます…。

そして更に無機質さを強調するのが撮影監督エマニュエル・マシュエルのブレッソン的アプローチ…表情のない人物のアップ、扉や窓のショット…化粧をするティナと家政婦クロチルド(ヴァンダ)のミラーショット…ただしかし、ブレッソンが絶対に撮らないであろう設定とロケーションです…。

会話はごく僅かですが、音は効果的に使われ生活風景がリアルに伝わります…また、説明はほとんどされませんが、漠然とした人間関係が歪曲であることも伝わります…。

脚本そのものはとてもシンプル…赤ちゃんを主軸にどこにも行き場の無いスラム街での若者たちの閉塞感を描いた作品…。

ただ今作で一番分かりにくいのは…性別!! …ロン毛の男性(?!)それとも 男前の女性(?!) 喋り出しても…よく分からない(。◔‸◔。)?

とても緊張感を強いる密室性のある作品ですが…貧困に喘ぐ彼らの日常に寄り添う作品です…後半、笑顔のやり取りのシーンが辛うじて希望を抱かせ象徴的…ようやくホッとする瞬間です…。

その後の赤ちゃんの運命も気になるところ…。

ペドロ・コスタ監督の初期3作品を観ましたが…どんどん削ぎ落とされ、今作では長回しを多用した限りなくドキュメンタリーに近い作品…後の作品を順を追って観ていくのも愉しみです…ෆ*
4.2
あらゆる人間の行き着く先であり、運動を形成する素粒子としての「骨」。コスタの個を見つめる眼差しが極北まで達したようなミニマルさで、世界は路地/狭路へ漸減していく。
構図が平面的になる代わりにオフの意識を強く感じた。映像と分断されたサウンド処理も、叫び声やヴァンダの咳など生活音が入ってくる。

平坦な画面を媒介する男の横移動(マクガフィン的な赤子は個を繋いでいく)が印象的で、原始と文明が地続きになっているような画面繋ぎは何となくフドイナザーロフぽい。
あとフィックスと顔の強度も前二作にも増して凄まじく、窃視はやや作為性が垣間見えるものの、撮影監督エマニュエル・マシュエルはブレッソンの助手経験がある人らしくて納得。

『骨』に似ている作品

イサドラの子どもたち

上映日:

2020年09月26日

製作国:

上映時間:

84分

ジャンル:

3.9

あらすじ

モダンダンスの始祖として知られるイサドラ・ダンカン(1878〜1927)。20世紀初頭、舞踊の世界に革命を起こした彼女は、1913年4月、二人の子供を事故で亡くし、その痛みに苦しみながら、…

>>続きを読む

ラ・ポワント・クールト

上映日:

2019年12月21日

製作国:

上映時間:

80分

ジャンル:

3.7

あらすじ

ゴダールの『勝手にしやがれ』よりも 5 年、トリュフォーの『大人は判ってくれない』よりも 4 年も早く製作 された、「ヌーヴェルヴァーグはここから始まった」と言っても過言ではない伝説的作品…

>>続きを読む