ダムネーション 天罰の作品情報・感想・評価・動画配信

『ダムネーション 天罰』に投稿された感想・評価

いや、まぁ、どいつもこいつもなキャストをタルベーラの時間と余白でねっとりな関係をしっとり観る感じ。主人公の節々に垣間見えるサイコパス具合がこの映画のタイトル所以でしょう。
O
4.6
120分のモノクロ映像体験。愛をテーマにした映画の中でも、群を抜いている完璧な構図。冒頭の長回しは記憶に焼き付き、離れない。

タル・ベーラの作品に宿る官能とは、認識論や存在論といった哲学的なテーマが、言語的な抽象性によってではなく、映像的な具象性によって立ち上げられながらも、その具象性によって喚起される手触りのようなものが…

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U
4.8

じっとりとした質感が良かった、感度が高い感じ。長回しパンとか変態じみてるけどそれがいい。黒とグレーと白の世界が美しかった、水墨画のよう。全てのショットにおいて計算を怠らず完璧なロケーションを探し求め…

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どの場面も不穏で異様。ダンスシーンも何もかも。
始まりからただものではない作品と感じる。

タイタニック・バーでの揺蕩うカメラがやがて主人公の横顔にフォーカスし、さらに浮気相手の歌までを映す流れは感涙するほど美しい。カメラは現実と同じくらいゆったりと流れるけれどどこを切り取っても詩情に溢れ…

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面白い。あいもかわらずタルベーラの作品らしく長回しにずっと不穏な音楽が響いている。ただやはり制作年が他の作品と比べて早いというのもあり、タルベーラらしい事物が事物としてしか映らない長回しよりもメロド…

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babu55
5.0

冒頭から大好物な映像。
東欧のムラ社会。
酒とセックス以外に何も楽しみがない。
刻苦の表情、生きることに意味を見いだせない。
内容は頭に入らなかったけど好きな世界。
エスプレッソ飲んでから鑑賞して正…

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77点
今年のノーベル文学賞受賞作家の原作と聞き、初めてタル・ベーラ監督作品を初鑑賞。まさにハンガリーの巨匠監督の真髄を見た思い。凡庸な私には理解が及ばぬ部分も多々あったものの、その圧倒的な芸術性に…

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タル・ベーラ作品2作目の鑑賞

よくわからないが映画を観ていたのは確か
無学でも映像に価値があることはわかる

『ヴェルクマイスター・ハーモニー』の方がわかりやすかったように思うが、それも思い違いか…

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