俺の俺による俺のための俺カッコいいロシア産ミリタリー映画

戦闘シーンは派手で迫力あるのですが、脚本が適当でたまに不安になる(笑)

そもそもジャケに
1人 vs ISIL
ってあるけど、大抵2,3人でやってて、1人になることはほぼありませんw

さらに、とにかく俺！な映画なので、全てが上手いこといくし、周囲も優しいチートモードww

巻き込まれた米軍が不憫でした(´_ゝ`)



STORM(特殊任務班)の将校グレイがISILに拘束された。

シリアながらアメリカの管理地域のため、彼の元部下イワンが単独隠密に救出に向かうことに。

米軍を利用し、現地にいたISILを全滅させて、グレイとチェチェン人の人質も救出に成功したイワンだが、当然ながらISILに追われることとなり……



隠密作戦にしてもハチャメチャ侵入方法だし、人質救出したいのは分かるけど米軍巻き込んでの勝手なやり方はどうかと思うw

それでもなんだかんだほぼ無傷で上手くいくし、何故か孤児まで追加されて優しいパパアピールするし、ほんとご都合主義な作品でした(笑)

アクションはリアルで派手だし、ラストの籠城戦もなかなかの迫力。

が、まあエンタメ戦争映画をロシアが撮るっていうのは、複雑な気分ですね。

アレクセイ・チャドフ主演、脚本・監督作品。

ロシアのSTORM（特殊任務班）の将校グレイが率いる部隊が、シリアでの任務中に過激組織に急襲された。部隊は全滅し、組織はグレイを含む2名を人質にとり、身代金を要求してくる。さらに、現地は米軍の管理下となっているため、STORMが公式に救出に向かうことは不可能だった。かつてグレイの部下だったイワンは、秘密裏に特命を受け、従軍記者を装いシリアのマンビジュへと潜入する。身を潜めながら単独で行動し、武器を調達して救出の準備を整える。しかし、イワンの行動を怪しんだ組織から追われることになってしまうが―。

人質にされたロシア兵の奪還を描く、アクションもので、程よいスリルがずっと続き、面白く観れました。若干、ご都合主義が目立ちますが、エンタメアクションなので、スルーして楽しみました。

ロシアのSTORM(特殊任務班)のグレイ率いる部隊が、シリアでの任務中にISIL(イスラム国)に急襲され、部隊は全滅。ISILはグレイとザキールを人質に身代金を要求して来た。しかし、現地は米軍の管理下となっていて、STORMが公式に救出に向かう事は不可能だった。かつてグレイの部下だったイワンは、秘密裏に特命を受け、従軍記者を装いシリアのマンビジュへと潜入するのだった。



ネタバレ↓



シリアに向かうロシア兵のヘリに従軍記者として、乗り込み米軍機が警告に来た所で、川に飛び込みシリア潜入に成功したイワン。現地で武器やバイク、携帯を調達し、STORMが襲われた現場へ行くとISILに見つかり追われます。危機一髪の時に目の前に米軍が現れ、米軍側に拘束されますが、上手く米軍側を騙して、取り引き場所まで連れて行って貰います。
身代金の半分しか用意出来なかった為、ISISと揉め銃撃戦になり、当然米軍も巻き込まれますが、負傷者1人で済み、人質も2人共奪還します。しかし、グレイは重症を負いました。
事情を説明したイワンに米軍は、見逃してくれます。薬やガソリン、タイヤの調達の為、ベドウィンの村に立ち寄り、グレイの治療とその他のモノを調達し、脱出しようとしますが、車に発信器がついていた為、ISILが追って来ます。攻撃しようと武器を探すとベドウィンの村で苛められていた少女が乗り込んでいました。しかし、ISILの激しい攻撃に少女を載せたまま逃げ、建物の残骸が残る辺りで、車を止め、戦闘態勢に。
行きのヘリで仲良くなった陽気なロシア兵セルゲイに助けを求めます。
大勢のISILに対してたった3人で、死闘を繰り広げ、更に重症を負ったグレイは、途中で拾った地雷を持ちISILを引き付け、自爆します。必死で逃げるイワンとザキール。その時、ロシアの援軍がヘリで助けにやって来ました。2人は、ロシアの国旗を振って、少女と共に助けられました。

エンタメアクションなので、米軍がロシア兵を自分の判断のみで、見逃してくれたり、助けてくれたりします(笑)。彼等を助けたベドウィンもISILに襲われずに済む等、かなりご都合主義ではありますが、突飛な潜入の仕方や爆撃がド派手で面白く、若干緩めなISILが丁度良い感じで襲って来て、始終ハラハラしました。結局、グレイは助けられなかったけど、無事帰国出来て、スッキリ終わります。