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Beating Hearts(英題)
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『Beating Hearts(英題)』に投稿された感想・評価

[フランス、不良青年と優等生少女の恋(n回目)] 30点

2024年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。俳優ジル・ルルーシュ長編三作目。ネヴィル・トンプソン『Jackie Loves Johnser OK?』の映画化作品であり、脚本にはオードレイ・ディヴァンが参加している(この人も大概ポンコツだからなぁ)。あまりコンペっぽくない作品だなと思ったら、スタジオ・カナルがフランス映画としては最大規模の予算で作ったらしく、明らかに製作費回収の箔付けのために捩じ込まれた感のある作品である。当初の予想通り数合わせ説が濃厚で、案の定、批評家からはボロカス言われていたが、観客からの評価はそこそこ高く、興収もそこそこ高めで、セザール賞には13部門もノミネートされていた。物語は1980年代から90年代にかけて、フランスの地方都市で出会った二人の10代少年少女が、互いへの愛で身を焦がしながら成長し、男は犯罪に手を出し、女はそんな男を思い続けるというもの。もうこの時点で類似するどころかほぼプロットが一緒の作品を何個も思い付くだろう。私が一番最初に思い出したのは同年のヴェネツィアコンペに選出されたブケルマ兄弟『And Their Children After Them』であり、この作品には本作品の監督ジル・ルルーシュが暴力的な父親役で登場している。同作は初恋拗らせ青年の年代記であり、初恋相手が画面に登場すると主人公の様子がおかしくなるなど興味深い箇所も散見されたが、本作品はとにかく既視感に溢れた映像の継ぎ接ぎで構成されている上に演出も古臭く、かつアホみたいに長く鈍重で冗長という、まさに地獄である。確かに、こんな志の低い劣化コピー映画なら、コンペ入りの箔がないとすぐに優秀な過去作や数多の類似作品の中に埋もれてしまうだろう。この手の作品で変わるのは結末をグッドエンドにするかバッドエンドにするかくらいだが、本作品はグッドエンドにするために主人公の忠実な友人である黒人のリオネルが射殺され、それでも愛を選ぶという選択のために忘れ去られるのが度し難い。せめてキャラに愛着くらい持っててくれ。たった一つだけ面白かったのは、主人公が刑務所の中で恋人を思い出させる単語を457語リスト化したというエピソードである。なんかもう失笑しか出なかったけど、LBにはこの映画のクソな要素を457語で表している猛者もいたので浄化された。カンヌはショーン・ペンやヴィゴ・モーテンセン、マイウェン、過去にはゲイリー・シニーズやジョニー・デップなど俳優の監督作品を優遇する傾向にあるが、中身をよく観てから入れないと品位を損なうのでは?ちなみに、全然関係ないけど、俳優が監督した恐ろしく志の低い映画史剽窃映画『サイコハウス 血を誘う家』も併せて思い出していた。
L’amour ouf

フランスで結構興行収入を上げている1本
ラフなハンドカメラ長回しとか映像の雰囲気とテンポがすごくよかった

2人のアドレソンスが恋に落ちるけど、ある出来事が彼らを引き裂いて10年後、、、みたいなお話。字幕なくてどうしても理解できないところは友人にコソコソ教えてもらいながら観て、観終わった後これ多分日本制作だったらこんなラストにならないと思うんだよねみたいな話をつらつらした帰り道でした
思い出の1本になった!
ヨーテボリ映画祭にて。

クライムスリラー&メロドラマ臭強めラブロマンス。2時間半越えで観る前はひるんだが面白かった。ベタといえばベタだけど。
俳優でもあるジル・ルルーシュの単独監督2作目、豪華キャスト。
ネヴィル・トンプソンの小説「Jackie Loves Johnser OK?」を原作としているようだ。

ものすごくセドリック・ヒメネス(マルセイユコネクション、バックノール)臭がするので影響されたのかと思ったら、共同脚本がヒメネス監督作常連のオードレイ・ディヴァン。どおりで。

ギャングの世界に足を踏み入れてしまった青年と、母を亡くし父との関係があまり良くない女性が大恋愛。想像していた犯罪絡みの若気の至り系の話とはほんの少し違うが、やはり過ちが人生を狂わす系。
終わり方は意外にも(?)ポジティブ。

愛する人のためにまともな生活を送りたかっただろうが、クロテールにはそれまでの環境や過去がつきまとう。うまく立ち回れば何とかなったのかもしれない。
だけど若さゆえか、悪い方に転んでいく。 

立場的にはヴァンサン・ラコストが演じるジェフリー悲惨だなと一瞬思うが、彼は最初から印象よくないしわりとサイコパスの一歩手前だし。

どうしようもなく負の連鎖が続くが、あんなことになってもどん底でも本気になれば負や悪を断ち切ることもできると言わんばかりの映画だった。
(終盤ちょっと駆け足ぎみな気もするが尺長いからこれ以上じっくりは描けないのかもね。もしくは前半もう少し省略してもよかったのか)

クライムスリラーの皮を被りながらも、愛は何よりも強いという普遍的なメロドラマでもあるのかも。

原作はどうなってるのかわからないが、バッドエンドのほうがもっと良かった気がする。