映画撮影も労働者の仕事であるということ、そしてやりがい搾取の問題も改めて思い知らされた一本。
プロデューサーからの援助や政府からの助成金なんかの資金繰り。好きで映画作りたいのに脚本通りにいかない、…
【Points of View】
・個人の表現で、チームの表現である映画
・思うようにいかないことの苛立ちと滑稽さ
・作風の割に冗長で、中弛みするシーンも
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映画製作の舞台裏に切り込んだこ…
撮影初日から資金援助を断たれ、それに追い討ちをかける様に役者間のトラブル、監督自身の家族関係などなど問題が噴出
果たして映画は無事に完成するのだろうか、、、
月並みだけど映画ってほんとに人生みたい…
劇中映画の展開が現実にリンクしていくのは面白いが、もう一押しという感じ。映画の中で映画が撮られ、その過程がメイキングという形で更に記録されていくというメタ構造について作者はあまり興味がなさそうなのが…
>>続きを読む悲劇を撮りたい監督がハッピーエンドにしたい出資者と揉めて予算を打ち切られた映画の現場裏を撮るエキストラの青年。
「資本主義が労働者を破壊している」劇中劇のように演者や撮影スタッフが葛藤し、破綻して…
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