岡田将生の出演映画にハズレなし。(個人の感想です。)

120分間飽きずに没入して観れて面白かった。同じ監督の「カメラを止めるな！」より私は好き。

韓国🇰🇷ドラマのリメイク。

脱税王vs 7人の詐欺師集団+真面目な公務員(税務署員)による騙し合いの人間ドラマ。

日本版🇯🇵オーシャンズ・イレブン

(良かった点)
・内野聖陽、岡田将生、小澤征悦の演技合戦
・脇役のキャスティング
・B級感のない演出
・テンポ良く展開するストーリー
・原作未読、前日譚未見でも、ストーリーについていける分かりやすい親切設計。

(微妙な点)
特に劇場案件と言うわけではない、配信でもいいかなぁ、と思わないでもないところ。

以上

モラルを守って、騙しましょう。

上田慎一郎監督、内野聖陽主演によるドラマで、韓国のテレビドラマ『元カレは天才詐欺師 〜38師機動隊〜』のリメイク。
真面目な税務署員が、天才詐欺師とタッグを組んで税の徴収にあたる姿を描く。
オリジナルの韓国ドラマは未鑑賞。
主人公となる公務員・熊沢二郎を内野、天才詐欺師・氷室マコトを岡田将生、熊沢の部下・望月さくらを川栄李奈、脱税王である橘大和を小澤征悦、マコトが集めた詐欺師メンバーを 森川葵、後藤剛範、 上川周作、鈴木聖奈、真矢ミキが演じているほか、吹越満、皆川猿時、矢柴俊博、河村花等が登場。
物語は、マコトが出所するシーンでスタートするが、この時点で岡田得意のしてやったりの顔がキマっており、この後の展開に期待できるオープニングとなっている。
次には、軽自動車を買おうとしてマコトに騙された熊沢が、脱税王の橘を追い詰めるためにマコトとタッグを組むという荒唐無稽ながら面白い設定となっており、テンポも小気味良く進行、韓国作品がベースらしくコメディ要素も随所に取り入れられているため、終始飽きることはない。
何より、橘を騙そうとする手口が、大根仁監督のNetflixドラマ『地面師たち』同様、物件の売主にすり替わることによるものだったことから、中々タイムリーなテーマであったものの、そこまでリアリティを追求した重厚なものではなく、あくまでもエンタメ側に振っており、騙し騙されの目眩く展開に目が離せなくなった次第。
そんな中でも、しっかり各キャラクターの背景が描かれていたのは、脚本の妙であり、それをキャストがしっかり体現していたのは流石の一言。
クルマ好きの視点からすると、前述のクルマの売買における対象車が、明らかにスズキ・スペーシアでありながら「スペーシャー」となっていたのはズッコケたことに加え、マコトの愛車が赤いアルファロメオ・ジュリア、橘が乗るのがロールスロイスのSUV・カリナンと、キャラクターにピッタリであったのは見逃せないポイント。
『地面師たち』をライトなコンゲームにしたような作風に、公務員と詐欺師という現実ではあり得ないタッグをスパイスとして加えたエンタメ作品として楽しめる仕上がりで、見事に最後までやられてしまったとともに、後から調べたところ、オリジナル韓国版では内野演じる公務員が、まさかのマブリーことマ・ドンソクだったことが一番の驚きだった良作。

カモのことは調べる、詐欺の基本だよ。

超ザックリ言うと、
地面師詐偽をして
主人公２人が
個々の２つの過去
知り合い・家族の無念を代わって復讐するストーリー。

展開が早い、爽快感、面白い映画。

ストーリー、
主人公は 真面目な腰の低い税務署職員。
嫁のお願いで
中古車を買う事になり
偶然…手にしたチラシで
中古車購入したいと電話。
結局、
電話だけの匠な業で お金を取られて、
車は買えず...詐偽に。
この事は嫁にも言えず…。
主人公は警察に居る友人に相談。
だました男を見つけ
詐欺師の自宅前で張っていた。
が、
主人公のもとに 直接交渉に詐欺師が会いに来た。
（詐欺師 もう一人の主人公）

『見逃がしてくれたら
貴方の憎い権力者から 詐偽で
脱税１０億円を徴収してあげる』
と提案される。

はじめは 無視でしたが
過去に主人公の友人が
憎い権力者の脱税を暴こうとして
逆に圧力が掛かり…
会社を辞め 友人は自殺へ…
そんな出来事もあり
詐偽グループの手伝いをする・・・・・がザックリ前半ストーリーです。

この映画も伏線が１つ ２つと有り
爽快感でスッキリ終わります。
あるあるの流れで
展開が早く
難しく考え込まずに見やすい映画です。

内野聖陽さんが
イラつくぐらい真面目な役柄で
ほんとカメレオン俳優。
前半と後半の主人公・内野聖陽さんの表情の変化は見所です。

笑ったのは、
お札のすかし絵が笑います。
ここは映画で目撃を。

ビリヤードまた 遣りたくなりました(笑)。