ジャン=リュック・ゴダールがグルノーブルに移り、アンヌ=マリー・ミエヴィルと創立した共同制作会社ソニマージュ社の、第 2 作。ふたつのパートに分かれており、前半では、ゴダール自身が映画を作るために必要なファイナンスについて議論し、後半では、フランスの地方都市にある公営集合団地に住むとある一家の、労働や家事、夫婦の性生活が映し出される。当時はまだ新しいメディアであったビデオを用い、フィルムとビデオをミックスさせて、ふたつの画面を同時に映し出すなど、テーマを多面的に表現するために特殊な手法で作られた実験作である。
中華人民共和国で文化大革命が起きていた1967年夏のパリ。ソルボンヌ大学哲学科の女子大生ヴェロニクをはじめとする若者5人は、親がバカンスで不在の間に集まって合宿を開始。「毛沢東語録」を読ん…
>>続きを読む映画監督のジェルジーは、スイスの小さな村で『パッション』という題の映画を撮影中。その作品は、レンブラントやドラクロワの名画を、扮装したり裸になった俳優をカメラの前で静止させ映像で再現すると…
>>続きを読む人妻と独身の男。ふたりは愛し合い、喧嘩し、一匹の犬が町と田舎を彷徨う。言葉をめぐり季節は過ぎ去り、男と女は再び出逢う。前夫が全てを台無しにし、第二のフィルムが始まる───
何ひとつ 望み通りにならなくても、希望は生き続ける---。88歳を迎えてなお、世界の最先端でエネルギッシュに創作活動 に取り組むジャン=リュック・ゴダールが新たに撮り下ろした子どもたちや美…
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