夢だとか、才能だとか。

石黒正数による同名漫画を、阪元裕吾監督、久保史緒里、平祐奈主演により映像化したドラマ。
大学の女子寮の同部屋に住む大学生二人の日常が変化していく姿を描く。
原作は未読。
主人公となる大学生の入巣柚実を久保、彼女の先輩で同居人の鯨井ルカを平、柚実の大学の同級生・田口を綱啓永、田口の友人の伊藤を樋口幸平が演じているほか、 兎、伊能昌幸、吉沢悠等が登場。
物語は、Nintendo Switchでスイカゲームに勤しむ柚実と、隣でまったりしているルカという、何とも緩い時間が流れるオープニングを見せており、ここだけで本作品の世界観が示されることに。
以降、古本屋でアルバイトをしながら何となく毎日を過ごす柚実と、「ピートモス」なるバンドのギターとボーカルをし、ミュージシャンを目指すルカの日常が綴られていくのだが、その何とも言えないオフビート感は、阪元監督のオリジナル作品である『ベイビーわるきゅーれ』シリーズのそれ。
コミックである原作を知らないので、その雰囲気が原作のままなのかどうかはわからないが、久保を髙石あかり、平を伊澤彩織に置き換えても成立するのではと思わせるもの。
同シリーズでは途中随所にキレキレのアクションが入っていたため、その緩急の振れ幅が凄まじかったものの、本作品ではそう言った要素が廃されており、ひたすらメリハリのない会話劇が繰り広げられるため、飽きてしまったのが正直なところ。
また、終盤にかけてのライブシーンでは、それなりの盛り上がりを見せてくれたのだが、それはそれで映画としては想定の範囲内であり、本作品ならではという特徴までではなかったかなと感じた次第。
クルマ好きの視点からすると、田口の愛車がトヨタ・ライズなる今やモブキャラとも言えるようなSUVだったところを、謎のナビアプリの装着により中和させていたのに加え、ナンバーが「1224」と、そんな意味なのかどうかはわからないが、クリスマスを彷彿とさせるものであったのは見逃せないポイント。
前述のように、原作からの再現度はいざ知らず、『ベビわる』シリーズのキャラとテーマをすげ替えただけのノリとなってしまった感は否めない中、そのノリだけで観るには二番煎じ感が強く、少々キツかったかなと感じたとともに、エンドロールを見ていて、劇中ここぞのタイミングで表示された「ネムルバカ」の力強い題字が平が書いたものであったのが衝撃だった一作。

この重みが、映画の重み。

『ベイビーわるきゅーれ』ファンとしては阪元裕吾監督の作品は外せませ～ん！的な感情が沸々と沸き上がってしまい劇場へ～

この作品、監督の脚本ではなく元はコミックなんですね！

でも。。。

なんか。。。

『ベビわる』っぽいんです。殺しのシーンやアクションがない以外は同じようなオフビートのゆる～い会話劇があって。だからストーリーは似てないのに既視感があるんです。先輩・鯨井ルカ（平祐奈）と後輩・入巣柚実（久保史緒里）の2人も "まひろ" と "ちさと" に見えてきます😳

大したストーリーではないけど、ずっと観ていたい作品！

これってベタな青春映画なんですよね。だけど鑑賞者が身近に感じるよう上手に仕上げてると思います。個人的には感情移入しないで客観的に作品を観るタイプなんですが社会に出る前、若いときのゆる～い感じを思い出しました～

原作は全1巻らしく映画も続編はないのかなぁ🤔

失踪したルカが気になります。。。

PS.
映画『恋は光』で気になっていた平祐奈さん。不思議キャラが意外とハマる彼女はこれからハネるかも…？

原作未読
コメディシーンの割合が多いのに自分はこれにあんまりハマれなくてちょっとつらかった

逆にコメディ以外のシーンはすごい好きでルカの言動がめっちゃよかったです

ラストライブは痺れました。このシーンを見るためにこの映画を見たんだなと思うくらい